書籍「いちばんやさしいGoogleビジネスプロフィールの教本」

macOS MojaveにGIMPをインストールする方法

Mac

macOS MojaveにGIMPをインストールしました。

メインで使っているiMac 27インチをmacOS Mojaveへアップデートしてから、Photoshop CS5の調子がいまいちで、いきなりフリーズすることが増えてきたからです。

macOS Mojaveでは、App Storeや確認済みの開発元からのアプリケーションは簡単にインストールできるのですが、GIMPはどちらにも該当しないため、macOSのセキュリティ設定を変更する必要があります。

今日のエントリーは、macOS MojaveにGIMPをインストールする方法を紹介します。

GIMPとは

GIMPをご存知ない方のために簡単に説明します。

GIMPとは、無料で使える画像編集アプリケーションです。1996年から提供されています。
フリーソフトにも関わらず、有料のアプリケーションと比較しても機能面で負けていないのが特徴です。非常に優れたアプリケーションです。
PhotoshopとはUIが多少異なりますが、Photoshopで可能なことは、ほとんどできます。
画像サイズの変更、明るさ調整、トリミングなどの用途ならば、わざわざお金を払ってPhothopを購入しなくても、GIMPで問題なく編集することができるのです。

macOS MojaveにGIMPをインストールする手順

早速、macOS MojaveにGIMPをインストールする手順を紹介します。
macOS MojaveにGIMPをインストールするには、以下の手順で行ってください。

  1. GIMPをダウンロード
  2. GIMPをアプリケーションフォルダに入れる
  3. GIMPを起動
  4. macOS Mojaveのセキュリティの設定を変更する
  5. GIMPが立ち上がる

1. GIMPをダウンロード

GIMPのサイトよりGIMPをダウンロードしてください。

「Download GIMP directly」からダウンロードします。

GIMPをダウンロード

2. GIMPをアプリケーションフォルダに入れる

ダウンロードしたGIMPを、アプリケーションフォルダに入れれば、GIMPを使うことができます。

GIMPをアプリケーションフォルダに入れる

3. GIMPを起動

GIMPを起動します。
GIMPを検証中と表示されるので、しばらく待ってください。

GIMPを検証中と表示される

4. macOS Mojaveのセキュリティの設定を変更する

GIMPを起動しても、macOS Mojaveのセキュリティの設定を変更しなければ、GIMPを使うことはできません。
1つ前のmacOS High Sierraよりも、macOS Mojaveのセキュリティ設定はかなり厳しくなっているので、セキュリティ設定を変更します。

①「GIMP-2.10の開発元を確認できないため、開けません。」と表示される

「“GIMP-2.10”の開発元を確認できないため、開けません」と表示されるのでOKをクリックします。

「GIMP-2.10の開発元を確認できないため、開けません。」と表示される

②設定より「セキュリティとプライバシー」をクリック

設定より「セキュリティとプライバシー」をクリックします。

設定より「セキュリティとプライバシー」をクリッ

③「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」の下にある「このまま開く」をクリック

「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」の下にある「このまま開く」をクリックします。

「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」の下にある「このまま開く」をクリック

④「GIMP-2.10の開発元を確認できないため、開けません。」と表示されるので「開く」をクリック

「GIMP-2.10の開発元を確認できないため、開けません。」と表示されるので「開く」をクリックします。

「GIMP-2.10の開発元を確認できないため、開けません。」と表示されるので「開く」をクリック

一度「開く」をクリックすると、次回以降、GIMPの実行は自動的に許可され、この作業は省略されます。

5. GIMPが立ち上がる

GIMPが立ち上がります。お疲れさまでした。

GIMPが立ち上がる

Photoshopで作成したファイルは開けるのか?

Photoshopで作成したファイル (PSDファイル) は、開けるファイルと開けないファイルがあります。

RGBで作成したPSDファイル

GIMPで問題なく開けます。

CMYKで作成したPSDファイル

GIMPは、CMYKで作成したPSDファイルは開けません。

以下のように表示されます。

GIMPは、CMYKで作成したPSDファイルは開けない

GIMPを使う際の注意点

GIMPを使う際の注意点も紹介します。

PSDで保存するには?

GIMPはデフォルトの状態で保存すると、xcfというファイルで保存されます。

Photoshop形式のPSD形式で保存も可能ですのでやり方を紹介します。

①「名前をつけてエクスポート」で保存する

「ファイル」→「名前をつけてエクスポート」で保存すれば、PSD形式で保存が可能です。「Photoshop画像」を選択して保存します。

GIMPは「名前をつけてエクスポート」で保存すれば、PSD形式で保存が可能

画像のCMYK変換

GIMPは、デフォルトの状態で、画像をCMYK変換することはできません。

PhotoshopはCMYKへの変換は一発でできますので、この点は使い勝手が異なります。

さいごに

以上、macOS MojaveにGIMPをインストールする方法と、GIMPを使う際の注意点を紹介しました。

GIMPは非常に優れた画像編集アプリケーションですので、ぜひ使ってみてください。

PhotoshopからGIMPへ移行したので、操作方法の違いを説明します!
PhotoshopからGIMPへ移行しました。 最初に使った感想は、GIMPは使いにくい… 10年以上Photoshopを使っていたこともあり、Photoshopに慣れているだけかもしれませんが、PhotoshopとGIMPの操作方法は異な...
Photoshopの代用に無料で使える「GIMP」
この記事では、Photoshopの代用に無料で使える「GIMP」を紹介します。 Photoshopを使えばフォトレタッチや画像合成など写真の加工は何でも可能ですが、プロ用の画像編集アプリケーションなので値段も高価です。フォトプランが月額98...