キャリアで契約している場合、端末の分割払いが終わった後、キャリアと契約し続けるのは、はっきり言って損です。
例えば、docomoならば端末の分割金は、月々サポートによって相殺されます。ところが、端末の分割払いが終われば、月々サポートの割引もなくなってしまいます。
キャリアの通信費が高いと感じているならば、格安スマホに乗り換えることを検討してみてください。
今日のエントリーは、格安スマホに乗り換える方法を紹介します。
格安スマホに乗り換えると、できなくなること
格安スマホのメリットは、なんと行っても通信料金が分かりやすく安いことです。明朗会計って感じがしますよね?
そのかわり、キャリアならば問題なくできていたことが、格安スマホだとできくなることがあります。
格安スマホに乗り換える場合、「格安スマホに乗り換えると、できなくなること」を必ず頭に入れておいてください。
解決方法も記載しておりますので、参考にしていただければと思います。
- キャリアのメールアドレスが使えなくなる
- キャリアの店舗でのサポート
- LINEの年齢認証
キャリアのメールアドレスが使えなくなる
格安スマホに乗り換えると、キャリアのメールアドレスが使えなくなリます。
今時キャリアのメールなんて、迷惑メールやスパムメールばかりで使っている人はいるのか疑問ですが、高齢者は使っているケースが多いです。
格安スマホに乗り換える場合、キャリアのメールアドレスが使えなくなりますが、次の方法で代替することが可能です。
- キャリアのメールアドレス同士でのやり取りならば、SMSを使う
- PCのメールアドレスとのやり取りならば、Gmailを使う
キャリアの店舗でのサポート
docomo、au、ソフトバンクで契約していると、店舗で対面のサポートを受けることが可能です。
ですが、格安スマホに移行すると、店舗での対面のサポートはないと思ってください。
どうしても対面でのサポートが必要な方は、ワイモバイルなどの店舗を持っている格安スマホと契約した方がいいですね。
LINEの年齢認証
すでにキャリアの回線でLINEの年齢認証を行っていれば、格安スマホに移行しても、そのまま引き継げますのでご安心ください。
LINEの年齢認証を行わずに、格安スマホに移行してしまうと、LINEの年齢認証は正攻法では、できなくなってしまいます。
その場合、LINEモバイルと契約すれば、LINEの年齢認証は通ります。
格安スマホに乗り換える手順
格安スマホに乗り換えるには次の手順となります。
端末はそのまま使うという前提でお話します。
- キャリアのメールアドレスが使えなくなるので、代替案を用意しておく
- キャリア解約時に違約金がかかるか確認
- 端末購入サポートの期間中だと、解除料がかかる
- MNP番号を予約して、MVNOへ移行
1. キャリアのメールアドレスが使えなくなるので、代替案を用意しておく
MVNOへ移行すると、キャリアのメールアドレスが使えなくなるので、代替案を用意します。
相手がキャリアのメールアドレス
相手がキャリアのメールアドレスを使っている友人には、今後、SMSでやり取りしましょう。
SMSでメッセージを送っておけば、以後、SMSでやり取りできると思います。
理由は、SMSも携帯メールも同じ受信BOXにメッセージが届くためです。多くの方は、前回のメッセージに返信しますからね。
相手がPCのメールアドレス
Gmailのアカウントを作成しておきます。
相手がPCのメールアドレスならば、Gmailからメールを送りましょう。
スマホには、Gmailアプリを入れておくと便利です。
2. キャリア解約時に違約金がかかるか確認
キャリア解約時の違約金がかかるか確認します。
違約金は24ヶ月ごとに訪れる更新月以外は、9500円かかる場合が多いですね。
MVNOに移行すると毎月4000円近く安くなるので、違約金がかかったとしても、3ヶ月くらいで違約金の元は取れる思います。
3. 端末購入サポートの期間中だと、解除料がかかる
例えばdocomoで契約している場合、端末購入サポートの期間中だと、解除料がかかります。解除料は結構高く、iPhone Xの場合、52,164円もかかってしまうのでご注意ください。
端末購入サポートを利用している方は、気をつけてください。解除料が発生するのは、購入してから1年間です。
他の通信キャリアでも、端末購入サポートと同じような仕組みがありますので、必ず解除料の確認をしてください。
4. MNP番号を予約して、格安スマホへ移行
MNP番号を予約して、格安スマホへ移行します。
格安スマホはお好きなところを選んでください。
不具合が起きた際、店舗でのサポートが必要な方
不具合が起きた際、店舗でのサポートが必要な方は、ワイモバイルやUQ mobileと契約してください。
実態は、ワイモバイルはソフトバンクの資本が入っていますし、UQ mobileはau (KDDI) の資本が入っています。他の格安スマホと比較すると、料金体系は分かりにくいかもしれませんが、店舗でのサポートが必要なら、この2択です。
不具合が起きた際、電話のサポートがあれば自分で解決できる方
不具合が起きた際、電話のサポートがあれば自分で解決できる方は、どこの格安スマホでも問題ありません。
個人的にはDMM mobileがオススメです。MVNEはIIJなので、高速な通信環境が整っています。
さいごに
以上、格安スマホに乗り換える方法を紹介しました。
キャリアで契約していて、端末の分割払いが終了している方は、ぜひ格安スマホへ乗り換えることも選択肢に入れてください。毎月の通信料金が4000円近く安くなりますよ。
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