「iPhoneのカレンダー」から「Googleカレンダー」へ移行する方法

僕はiPhoneとMacをメインで使っていますが、カレンダーは「Googleカレンダー」を使っています。理由は次のとおりです。

• iOS・Android・Windows・Macで使えるので、OSを問わず利用できる
• AndroidとiOSの2台持ちの場合、どちらの端末でもスケジュールが確認できる
• iOSのGoogleカレンダーアプリは月表示が見やすく、使い勝手が良い（iPhoneのカレンダーだと月表示は見にくい）
• Googleカレンダーの方が、iPhoneのカレンダーよりも多機能
• 他のユーザーとの共有設定が楽

僕にとって「Googleカレンダー」の方が圧倒的に利便性が高いです。

iPhoneしか使わないユーザーならば「iPhoneのカレンダー」で不自由はないのですが、iPhoneとAndroidの両方の端末を持っている方は「Googleカレンダー」を使えば、iOS・Androidどちらのデバイスでもスケジュールが確認できます。

また、iPhoneからAndroidへ機種変更をする予定ならば、Androidへ移行したら「Googleカレンダー」を使うことになるので、「Googleカレンダー」へ移行して慣れておくと良いかもしれません。

この記事では、「iPhoneのカレンダー」から「Googleカレンダー」へ移行する方法についてお伝えします。

同期するのではなく、移行する方法です。

「iPhoneのカレンダー」から「Googleカレンダー」へ移行する手順

「iPhoneのカレンダー」から「Googleカレンダー」へ移行する手順です。

MacユーザーとWindowsユーザーで手順が異なります。

Macユーザー

macOSのカレンダーアプリからカレンダーファイル (ICSファイル) をエクスポートして、Googleカレンダーでインポートすれば、「iPhoneのカレンダー」のデータが「Googleカレンダー」へ移行されます。

1. Macのカレンダーアプリを立ち上げて、移行したいカレンダーを選択する
2. ファイル→書き出す→書き出すをクリック
3. ファイルの保存先を指定して書き出すをクリック
4. ブラウザでGoogleカレンダーへアクセス
5. マイカレンダーに同じ名前のカレンダーを作成
6. 右上の歯車をクリックして「設定」へ
7. インポート/エクスポートをクリック
8. 「パソコンからファイルを選択」をクリックして、エクスポートしたカレンダーのファイル (ICSファイル) を選択
9. インポートするカレンダーを選択し、「インポート」をクリック

1. Macのカレンダーアプリを立ち上げて、移行したいカレンダーを選択する

Macのカレンダーアプリ側での操作となります。

Macのカレンダーアプリを立ち上げて、移行したいカレンダーを選択します。

2. ファイル→書き出す→書き出すをクリック

「ファイル」→「書き出す」→「書き出す」をクリックします。

3. ファイルの保存先を指定して書き出すをクリック

ファイルの保存先を指定して「書き出す」をクリックします。カレンダーのファイル (ICSファイル) がエクスポートされます。

4. ブラウザでGoogleカレンダーへアクセス

ここからはGoogleカレンダー側の操作となります。

ブラウザからGoogleカレンダーへアクセスします。

5. マイカレンダーに同じ名前のカレンダーを作成

マイカレンダーに、先程エクスポートしたカレンダーと同じ名前のカレンダーを作成します。

6. 右上の歯車をクリックして「設定」へ

右上の歯車をクリックして「設定」に入ります。

7. インポート/エクスポートをクリック

インポート/エクスポートをクリックします。

8. 「パソコンからファイルを選択」をクリックして、エクスポートしたカレンダーのファイル (ICSファイル) を選択

「パソコンからファイルを選択」をクリックして、iPhoneのカレンダーからエクスポートしたカレンダーのファイル (ICSファイル) を選択します。

9. インポートするカレンダーを選択し、「インポート」をクリック

インポートするカレンダーを選択し、「インポート」をクリックすれば、無事インポートされます。

iPhoneのカレンダーに、複数のカレンダーを登録している場合、カレンダーごとに1〜9を繰り返してください。

Windowsユーザー

Windowsユーザーの場合は、ブラウザでiCloudへアクセスし、カレンダーファイル (ICSファイル) をエクスポートして、Googleカレンダーでインポートします。

1. icloud.comへアクセスして、カレンダーをクリック
2. 移行したいカレンダーの右の共有ボタンをクリックし、「パブリックカレンダー」にチェックを入れて、カレンダーを共有する
3. 「リンクをコピー」をクリックして、ブラウザに貼り付ける
4. 先頭部分の「webcal」を「http」へ書き換えてreturnキーを押すと、カレンダーのファイル (ICSファイル) がダウンロードされる
5. 「パブリックカレンダー」のチェックを外して、カレンダーの共有をやめる
6. ブラウザでGoogleカレンダーへアクセス
7. マイカレンダーに同じ名前のカレンダーを作成
8. 右上の歯車をクリックして「設定」へ
9. インポート/エクスポートをクリック
10. 「パソコンからファイルを選択」をクリックして、エクスポートしたカレンダーのファイル (ICSファイル) を選択
11. インポートするカレンダーを選択し、「インポート」をクリック

1. icloud.comへアクセスして、カレンダーをクリック

icloud.comへアクセスして、カレンダーをクリックします。

2. 移行したいカレンダーの右の共有ボタンをクリックし、「パブリックカレンダー」にチェックを入れて、カレンダーを共有する

移行したいカレンダーの右の共有ボタンをクリックする。

「パブリックカレンダー」にチェックを入れて、カレンダーを共有します。

3. 「リンクをコピー」をクリックして、ブラウザに貼り付ける

カレンダーを共有するURLが表示されるので、「リンクをコピー」をクリックして、ブラウザに貼り付けます。

4. 先頭部分の「webcal」を「http」へ書き換えてreturnキーを押すと、カレンダーのファイル (ICSファイル) がダウンロードされる

URLの先頭部分の「webcal」を「http」へ書き換えてreturnキーを押すと、カレンダーのファイル (ICSファイル) がダウンロードされます。

5. 「パブリックカレンダー」のチェックを外して、カレンダーの共有をやめる

「パブリックカレンダー」のチェックを外して、カレンダーの共有をやめてください。

6. ブラウザでGoogleカレンダーへアクセス

ここからはGoogleカレンダー側の操作となります。

ブラウザからGoogleカレンダーへアクセスします。

7. マイカレンダーに同じ名前のカレンダーを作成

マイカレンダーに、先程エクスポートしたカレンダーと同じ名前のカレンダーを作成します。

8. 右上の歯車をクリックして「設定」へ

右上の歯車をクリックして「設定」に入ります。

9. インポート/エクスポートをクリック

インポート/エクスポートをクリックします。

10. 「パソコンからファイルを選択」をクリックして、エクスポートしたカレンダーのファイル (ICSファイル) を選択

「パソコンからファイルを選択」をクリックして、iPhoneのカレンダーからエクスポートしたカレンダーのファイル (ICSファイル) を選択します。

11. インポートするカレンダーを選択し、「インポート」をクリック

インポートするカレンダーを選択し、「インポート」をクリックすれば、無事インポートされます。

iPhoneのカレンダーに、複数のカレンダーを登録している場合、カレンダーごとに1〜11を繰り返してください。

さいごに

「Appleカレンダー」から「Googleカレンダー」へ移行する方法についてお伝えしました。

Apple製品に加えてAndroidやWindowsも使っていて、スケジュールをすべての端末で確認したい方は、「Googleカレンダー」に移行すると利便性が上がります。