日本のAmazonで「Prime Reading」が使えるようになりました。
「Prime Reading」はプライム会員ならば無料というのが素晴らしい。Kindle Unlimitedで課金してまで電子書籍を読みたくない層には、最適なサービスです。
今までプライム会員向けのサービスで、Kindleオーナー ライブラリーがありました。無料で、対象となる電子書籍が毎月1冊読めるサービスなのですが、Kindleオーナー ライブラリーで電子書籍を読むには、Fireタブレットが必須だったんだよね。なので、外出先でスマホしか持ってないと読めませんでした。
それに対して、「Prime Reading」は、iOS・AndroidのKindleアプリで読むことが可能です。今後、「Prime Reading」が普及すれば、電車の中のスキマ時間で電子書籍を読む人が増えることは間違いなさそうです。
でもね、iOSとAndroidでは、Kindleストアから電子書籍を探して、端末に配信する方法が異なることをご存知ですか?
ということで、今日のエントリーは「Prime Reading」の使い方を紹介します。
「Prime Reading」で電子書籍を読む手順
「Prime Reading」は次のような手順で使うことになります。
- 「Prime Reading」で読みたい電子書籍を探す
- 1で探した電子書籍をスマホやタブレットでダウンロード、もしくは配信する
ややこしいのが、「Prime Reading」の使い方は、iOSとAndroidで異なることです。
「Prime Reading」でKindleストアから読みたい電子書籍を探す場合、PC・Android・Fireタブレット(Kindle端末でも可)じゃないと探せません。iOS端末で探すことはできませんので、ご注意ください。
Android・Fireタブレットを使う場合
Android・Fireタブレットならば、Kindleアプリを使って、Kindleストアから電子書籍を探して、端末に配信することが可能です。なので、外出先でも、Kindleストアから「Prime Reading」の電子書籍をダウンロードできます。
iOSを使う場合
iOSはKindleアプリを使って、Kindleストアから電子書籍を探すことはできません。
iOSで「Prime Reading」の電子書籍を読む場合、PCから直接配信するか、AndroidやFireタブレットで該当の電子書籍をダウンロードして、Kindleのライブラリに入れておく必要があります。
Kindleのライブラリにある電子書籍ならば、iOS端末でも、端末にダウンロードすることはできます。
なんで、こんなに面倒くさいのかというと、App Storeの規約によります。詳しくは以前のエントリーに書きましたので、よかったら見てください。
「Prime Reading」では、一度に何冊まで利用できるのか?
10冊までとなります。
上限10冊というのは、一度に端末にダウンロードできる数です。なので、毎日10冊読んで10冊返却する場合、月に300冊読むことが可能です。
「Prime Reading」の使い方
お待たせしました。PC・Android・Fireタブレット・iOSでの「Prime Reading」の使い方について説明します。
この中で一番簡単で、たくさんの書籍を表示できるのは、PCを使う方法です。
PCでの使い方
PCを使えば、Kindleストアで探した電子書籍を、Android・Fireタブレット・iOSの全ての端末に配信することが可能です。以下の手順となります。
- Prime Readingのページへ行く
- 読みたい書籍を選ぶ
- 配信先を選んで、「読み放題で読む」をクリック
- クラウド上のKindleライブラリにデータが残る
1. Prime Readingのページへ行く
Prime Readingのページへ進んでください。
2. 読みたい書籍を選ぶ
読みたい書籍を選んでください。
3. 配信先を選んで、「読み放題で読む」をクリック
配信先は、お持ちの端末の中で、お好きな端末を選んでください。Android・Fireタブレット・iOSどれでも大丈夫です。
4. クラウド上のKindleライブラリに電子書籍が残る
一度配信してしまえば、クラウド上のKindleライブラリに電子書籍が残ります。なので、他の端末からダウンロードすることも可能です。
Androidでの使い方
Androidでは、Kindleアプリを使って、Kindleストアから電子書籍を探して、端末に配信できます。
- Kindleアプリを立ち上げて、左上の三本線をタップ
- 「ストア」をタップ
- 「Prime Reading」をタップ
- 読みたい書籍を選ぶ
- 「読み放題で読む」をタップ
- クラウド上のKindleライブラリにデータが残る
1. Kindleアプリを立ち上げて、 左上の三本線をタップ
2. 「ストア」をタップ
3. 「Prime Reading」をタップ
4. 読みたい書籍を選ぶ
読みたい書籍を選んでください。
5. 「読み放題で読む」をタップ
「読み放題で読む」をタップします。
6. クラウド上のKindleライブラリにデータが残る
クラウド上のKindleライブラリにデータが残ります。
Fireタブレットでの使い方
FireタブレットもAndroidと同様に、Kindleストアから「Prime Reading」の電子書籍をダウンロードすることができます。
Androidと操作は一緒です。
- Kindleアプリを立ち上げる
- 左上の三本線より、「Prime Reading」をタップ
- 読みたい書籍を選ぶ
- 読み放題で読むをクリック
- クラウド上のKindleライブラリにもデータが残る
iOSでの使い方
iOSのKindleアプリでは、「Prime Reading」の書籍をストアから探すことはできません。
PC・Android・Fireタブレットのどれかを使って、ストアから読みたい書籍を選びます。
PCを使って配信
- Prime Readingのページへ行く
- 読みたい書籍を選ぶ
- 配信先にiOS端末を選んで、読み放題で読むをクリック
- iOS端末に配信されます
Android・Fireタブレットに配信された電子書籍をiOS端末へ配信
Android・Fireタブレットに配信された電子書籍をiOS端末へ配信することも可能です。
クラウド上のKindleライブラリにもデータが残っていると、iOSのKindleアプリからもダウンロードすることが可能です。
まとめ
以上、「Prime Reading」の使い方でした。
Android・Fireタブレットならば、Kindleアプリで電子書籍を探して、端末に送ることが可能ですが、iOSのKindleアプリでは新しい書籍を端末に配信することはできませんのでご注意ください。
iOSでダウンロードできるのは、Android・Fireタブレットですでに配信済みの電子書籍のみ。クラウド上のKindleのライブラリにある書籍ならば、端末でダウンロードできます。
公式サイト > Prime Reading
ナレッジ