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MacとiCloudの連絡先が同期しない・・・iCloudからデータが降りてこない時の対処方法

AppleMac

MacとiCloudの連絡先が同期しなくなりました。

ガラケーの連絡先を、Macで読み込んだらiCloudと同期しなくなったのです・・

5月31日にソフトバンクのガラケーからLINEモバイルにMNPしたので、ガラケーの連絡先をvCardで書き出して、Macの連絡先で読み込みました。

元々iCloudの連絡先には200件近くあり、ガラケーの連絡先は300件近くあったので、ガラケーの連絡先を読み込んだ時点で、Macの連絡先は500件近くに増えました。この段階では、iCloudの連絡先と同期していたので、iCloudの連絡先も約500件ありました。

でもね、重複している連絡先をまとめたりしてたら、ある時点からMacとiCloudの連絡先が同期しなくなりました。

今回のケースでは、すべての連絡先はiCloudに上がっており、iPhoneとiCloudの連絡先は同期していましたが、MacとiCloudの連絡先は同期せずといった症状でした。

Appleサポートに相談したところ、スペシャリストでも原因がわからないということで、iCloudから連絡先のデータが降りてこない時の対処方法について、Appleのエンジニアからも情報提供がありましたので、情報を共有しますね。

連絡先のバックアップを取る

まずは連絡先のバックアップを取ります。

念のため、iCloudとMacの連絡先を両方ともバックアップを取ることをオススメします。

  • iCloudの連絡先をバックアップ
  • Macの連絡先をバックアップ

iCloudの連絡先をバックアップ

連絡先を全て選択した状態で作業してくださいね。

  • 左下にある歯車のアイコンをクリック → vCardを書き出す

vCardを書き出す

注意点は、連絡先を全て選択した状態でバックアップを取ってください。連絡先を1件しか選択していないと、1件分のvCardしかバックアップできません。

Macの連絡先をバックアップ

連絡先を全て選択した状態で作業してください。

  • ファイル → 書き出す → vCardを書き出す

vCardを書き出す

Macの連絡先がiCloudと同期しないときの対処方法

Macの連絡先がiCloudと同期しないときの対処方法です。
改善する方法は、2つの方法があります。

  1. iCloudからサインアウトして、再度サインイン
  2. 連絡先が入っているライブラリを削除

1. iCloudからサインアウトして、再度サインイン

Appleサポートに連絡すると一番先に言われるのは、iCloudからサインアウトして、再度サインインするというもの。

  • システム環境設定 → iCloud → サインアウト → サインイン

これで改善することもあるのですが、今回のケースではダメでした。

2. 連絡先が入っているライブラリを削除

iCloudからサインアウトしても問題が解決しない場合、Mac上の連絡先のシステムファイル(Address Book)に不具合が出ている可能性が非常に高いです。

この場合、連絡先が入っているシステムファイルを削除することで、再びiCloudの連絡先と同期するようになります。

この方法は、Appleサポートのスペシャリストが、Appleのエンジニアから提供を受けた情報ですのでご安心ください。

以下、手順を紹介します。

iCloudからサインアウト

MacでiCloudからサインアウトしておきます。

ライブラリへアクセス

ライブラリへアクセスします。

macOS Sierraでは、通常ライブラリへアクセスができないシステムになっています。
ライブラリへアクセスするには、「option」キーを押しながらFinderの「移動」クリックすると「ライブラリ」が表示されます。

Address Book を削除

  • ライブラリが表示されたら、次のフォルダーを探して、削除します。ライブラリ → Application Support → Address Book を選択 → ゴミ箱に入れて削除

ライブラリの中にあるフォルダを削除して大丈夫と思うかもしれませんが、Macを再起動すると、Address Book は再構築されて新しいフォルダができるので、ご安心ください。

Macを再起動

Macを再起動すると、Address Book は再構築されます。

再構築後は、Address Bookの不具合が解消されていますので、iCloudの連絡先と同期できるようになります。

5 iCloudをサインイン

システム環境設定よりiCloudをサインインします。
で、連絡先のチェックを入れれば、iCloudの連絡先が、Macの連絡先に降りてきて同期します。

まとめ

以上が、iCloudの連絡先とMacの連絡先が同期しない場合の対処方法です。

Address Bookというシステムフォルダを削除するので、若干敷居が高いのですが、連絡先のバックアップさえ取っていれば、連絡先が消えるということはありませんのでご安心ください。

iCloudは結構不具合が多いので、連絡先が同期しない場合の参考にしてください。

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