日本のAmazonがキャリア決済を導入します。
現段階の発表では、docomoとauでの導入が決まっています。
ソフトバンクも追従することは間違いないね。
Amazon.co.jpでの支払い方法として、新たにNTTドコモのキャリア決済が利用できるようになる。24日、NTTドコモの吉澤和弘社長が夏モデル発表会で明らかにした。
吉澤社長によれば5月中の実現を目指しているとのこと。ドコモユーザーであれば、毎月の携帯電話利用料とともに、Amazonでの支払いをまとめられるようになる。
Amazonギフト券は2015年からキャリア決済で購入できた
WebMoney PINCOM というショッピングサイトでは、2015年からAmazonギフト券が、キャリア決済で購入できました。
でも有名なサイトじゃないから、知らない人がほとんどだと思いますが・・
今回、Amazonがキャリア決済を導入するので、わざわざAmazonギフト券をキャリア決済してから、Amazonでショッピングする必要はなくなりました。
Amazonで購入できる利用限度額は?
キャリア決済を利用する場合、キャリアによって利用限度額が異なります。
docomoとauの利用限度額を見てみましょう。
docomoの利用限度額
docomoのキャリア決済は、「ドコモのケータイ払い」と呼ばれています。
初期設定では月額1万円になっています。
で、ユーザーの契約期間に応じて利用限度額が変わってきます。
利用限度額は、Amazon以外のキャリア決済も含んだ金額になります。
- 契約期間1〜3ヶ月:1万円/月
- 契約期間4〜24ヶ月:3万円/月
- 契約期間25ヶ月以降:5万円/月
auの利用限度額
auのキャリア決済は、「auかんたん決済」と呼ばれています。
docomoは契約期間によって利用限度額が異なりましたが、auは年齢によって利用限度額が異なります。
- 12歳まで:1,500円
- 13〜19歳:10,000円
- 20歳以上:10,000〜100,000円
20歳以上の初期設定は?
auの場合、20歳以上の利用限度額は、契約期間に応じて初期設定の金額は異なります。
- 契約期間1〜3ヶ月:1万円/月
- 契約期間4〜47ヶ月:2万円/月
- 契約期間48ヶ月以降:3万円/月
初期設定から限度額を上げる場合、ユーザーの支払い方法や、滞納状況などによって、利用限度額は異なる模様。
子供が勝手に購入するケースもでてくる
Amazonがキャリア決済に対応したことで、子供が勝手に商品を購入して、コンビニで受け取るというケースも想定できます。
Amazonでは、返品は比較的自由にできるので、万が一、子供が高額商品を購入してしまった場合、未使用だったら返品はできると思うけどね。
購入単価は低いけど、マンガを購入しまくるとかはあるかもね。
親はどのように対応すればいいのか?
利用限度額を変更したり、キャリア決済の機能を無効にしたりという対策が必要です。
ソフトバンクは?
今のところAmazonの買い物に、ソフトバンクのキャリア決済が対応するというニュースはありません。
が、近いうちに絶対に対応することは間違いないだろうね。
大手キャリアのdocomo・au・ソフトバンクは、料金体系から何から何まで横並びですから。
キャリア決済で手数料が入るのだから、ソフトバンクだって導入することは間違いないね。
プラットフォームは全てキャリア決済に対応
昨日のエントリーで、docomoが、iTunesやApp Storeでのキャリア決済に対応する記事を書きました。
Amazonがキャリア決済に対応することで、大手プラットフォームの大部分は、キャリア決済を導入したことになります。
- Apple、Google、Amazon、楽天、メルカリなど
今後、上記以外のプラットフォームでも、キャリア決済できるようになっていくんだろうね。
ナレッジ