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Instagramで2段階認証を設定する

SNSセキュリティー

ようやくInstagramで、全ユーザーが2段階認証を設定できる仕様になりました。

今までは、一部のユーザーだけしか2段階認証できなかったのです・・・

Instagramでは、アカウントの乗っ取りが多発していますので、2段階認証を設定することをオススメします。

IT業界にいる人にとって2段階認証はデフォルトです。でもね、Instagramを使っている10代〜20代の女子にとっては、「2段階認証」といってもピンとこないはず。

アカウントが乗っ取られてからでは遅いので、一刻も早く2段階認証を設定しましょう。

2段階認証とは

2段階認証とは、ログインする際に「ID」と「パスワード」に加えて、スマホで生成される「認証コード」や、SMSで送信されてくる「認証コード」が必要になる認証方式です。

2段階認証を設定せずに「ID」と「パスワード」だけでログインできる場合、万が一「パスワード」が漏れてしまうと、悪意を持った第三者による「不正ログイン」や「アカウント乗っ取り」の可能性が高くなります。

パスワードが漏れた場合、パスワードを他のウェブサービスで使い回していたら最悪です。他のウェブサービスも乗っ取られてしまいます。

2段階認証を設定していれば、「ID」と「パスワード」が流出したとしても、2段階認証の「セキュリティコード」を発行するスマホを手に入れない限り、第三者による不正ログインを防ぐことができるのです。

Instagramの2段階認証の認証方法は?

Instagramの2段階認証の認証方法は、「SMS」による「認証コード」を利用します。

Facebookだと、SMSによる「認証コード」以外にも、スマホにインストールしたGoogle「認証アプリ」で生成される「認証コード」を入れることで、2段階認証が可能です。

そのうち、Instagramでも、Google「認証アプリ」を使った2段階認証もできるようになるはず。

Instagramに2段階認証を設定する手順

Instagramに2段階認証を設定する手順です。

  1. プロフィールを開いて右上の設定をタップ
  2. オプションから2段階認証をタップ
  3. 「セキュリティコードをオンにする」をオンに
  4. 携帯電話にSMSで「認証コード」が送られてくる
  5. 「認証コード」を入力
  6. バックアップコードのスクリーンショットを撮る
  7. Instagramに2段階認証の設定が完了

1 プロフィールを開いて右上の設定をタップ

Instagramを立ち上げたら、プロフィールを開いて、右上の設定をタップします。

Instagram 2段階認証

2 オプションから2段階認証をタップ

オプション画面が出てくるので、2段階認証をタップします。

Instagram 2段階認証

3 「セキュリティコードをオンにする」をオンに

「オンにしますか?」と表示されるので、「オンにする」をタップします。

Instagram 2段階認証

4 携帯電話にSMSで「認証コード」が送られてくる

携帯電話にSMSで「認証コード」が送られてきます。

5 「認証コード」を入力

6桁の「認証コード」を入力します。

Instagram 2段階認証

6 バックアップコードのスクリーンショットを撮る

バックアップコードのスクリーンショットを撮ります。

Instagram 2段階認証

バックアップコードがあれば、携帯電話を紛失してSMSによる「認証コード」が受け取らない場合でも、ログインが可能です。

バックアップコードの保存先

スクリーンショットをスマホの中に入れておくのではなく、Googleフォトなどのクラウドのストレージに保存しておいてくださいね。

7 Instagramに2段階認証の設定が完了

お疲れ様でした。これでInstagramの2段階認証の設定は完了です。

Instagram 2段階認証

海外で2段階認証を求められたら

Instagramの2段階認証は、SMSで送信される「認証コード」を利用します。

なので、海外にいる時に、海外のプリペイドSIMを刺してたら、2段階認証の「認証コード」は送信されません。不便だよね・・

Google「認証アプリ」で2段階認証できればいいのにね。

Instagramで乗っ取られたときの対処方法

2段階認証を設定していない場合、Instagramを乗っ取られる可能性が高くなります。

Instagramで乗っ取られたときの対処方法は、ログインできる場合と、ログインできない場合で異なります。

ログインできる場合

ログインできたら、すぐにパスワードを変更してください。その後、2段階認証を設定します。

ログインできない場合

アカウントを乗っ取ったハッカーが、パスワードを変更していたら、Instagramへログインできません。当たり前ですが・・・

ログインできない場合は、Instagramのヘルプページに報告します。

不正アクセスされたアカウントの報告

仮に、アカウントが乗っ取られたとしても、アカウントを本人に戻してくれればいいのですが、いきなりアカウント凍結ってことになったら、もう2度とログインできなくなってしまいます。
実際、Instagramの運営が、どこまで対応してくれるのか分からないですからね。

アカウントが乗っ取られたくなければ、2段階認証は必須です。

さいごに

以上がInstagramで2段階認証を設定する方法です。

Instagramが乗っ取られると、本人だけでなく、繋がっている友人にも迷惑がかかってしまいます。

2段階認証を設定することで、アカウントが乗っ取られるリスクを減らすことができます。必ず設定してくださいね。

2段階認証でアカウントの乗っ取りを防ぐ!
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