LINEが登場して、通話する機会ってめちゃ減りましたが、通話料金も限りなく無料に近づいています。
LINEは、通話を割安に利用できる「LINE Out」(旧LINE電話)に、動画広告を見て無料で通話できる「LINE Out Free」の提供を開始した。
にも関わらず、大手キャリアのdocomやソフトバンクは、かけ放題プランがデフォルトとか、マジでイミフ。自社の利益を追求するとこうなるってことですね。
最近ではMVNOでもかけ放題プランが登場していますが、普段あまり通話しないなら、LINE Outの無料プランを使うことをオススメします。広告を見ることで、通話無料になります。
LINE Out Free を使えば通話無料
国内への通話を見てみると、固定電話へは3分間、携帯電話へは1分間無料になります。一応、無料になる条件があって、15秒間の広告を見ればOK。
無料通話の対象国と通話料金
33カ国への通話が無料通話の対象になります。
国によって、無料通話が固定電話だけだったり、携帯電話へも無料だったりとまちまちですね。
- アメリカ、カナダ・・・固定電話3分無料、携帯電話も3分無料
- 中国、韓国・・・固定電話3分無料、携帯電話は2分無料
- 日本、メキシコ・・・固定電話3分無料、携帯電話は1分無料
- プエルトリコ、スウェーデン、イタリア、ペルー、スペイン、フランス、キプロス、台湾、ポルトガル、ドイツ、ハンガリー・・・固定電話3分無料、携帯電話への無料通話なし
- イギリス、香港、インド・・・固定電話2分無料、携帯電話は1分無料
- カザフスタン、デンマーク、ノルウェー、ルーマニア、アルゼンチン、イスラエル、ニュージーランド・・・固定電話2分無料、携帯電話への無料通話なし
- アイスランド、オランダ、スイス、オーストラリア、ポーランド、ドミニカ共和国・・・固定電話1分無料、携帯電話への無料通話なし
有料通話
「無料の時間を過ぎて通話した場合」「対象国以外へ電話する場合」は、有料通話の料金が適用されます。
有料になると言っても、キャリアの通話料と比べると激安です。
LINE Out Free の特徴
- LINEアプリと連動しているので、別途アプリをインストールする必要がない
- 日本国内への通話は、固定電話が3分間、携帯電話が1分間までが無料
- 無料通話の回数は、1日に5回まで
- 相手側に非通知と表示される場合がある
LINE Out Free の使い方
LINE Out Freeの使い方は、LINEアプリから通話すればいいだけなので、特に難しいことはありません。
↓LINEの「ニュースタブ」を、LINE Outの通話タブに変更すると、使い勝手は上がります。
↓また、ホーム画面にショートカットを作成することも可能です。ショートカットの作成方法を紹介します。
1.設定→LINE Out
2.ショートカットを作成
3.ホーム画面に追加
4.ホーム画面に追加される
Viber Out の通話料無料のキャンペーン
2016年8月8日から、Viber Out の通話無料キャンペーンが行われています。 → 通話無料キャンペーンは、12月20日(火)15:00で終了しました。
Viber Outは、ユーザーを増やすフェーズなので、通話料金を無料にしてでもユーザーを増やしたいというところなのでしょう。
楽天が2014年に1000億円でViberを買収したけど、このうち993億円はのれん代です。ユーザーがどのくらい増えているのか分かりませんが、楽天の海外事業は微妙だと思いませんか?
Viber Outの通話無料キャンペーンの特徴
- いつ無料キャンペーンが終わるか分からない
- Viberアプリからの通話が無料
- 通話回数の制限がないので、1日に何回でも無料通話が可能
- 無料最大通話は10分間。10分経過すると自動的に切れます
- 相手側に非通知と表示される場合がある
Viber Outの使い方
Viber Outの通話無料キャンペーンは、いつ終了するか分かりませんので、今のうちに使っておいた方がいいと思います。
楽天のサービスってことで、個人的にはあまり使いたくないですけどね。
Viber Outは、以下の2通りの方法で通話ができます。
- 連絡先に登録済みの電話番号へ通話
- ダイヤルパッドで直接電話をかける
↓詳しい方法は、Viberのサイトに詳しく載っています。
すべての国内通話が0円!携帯も固定電話にも!トライアル実施中!
まとめ
世の中にはアンチ電話の人って多いです。電話が嫌いな人って、自分の時間を邪魔されるってところなのかな?
電話がなぜ失礼になりえるか?電話とは個人間における時間の為替レートが等価だということを前提にしたコミュニケーション手段だからだ。年収400万の人と年収3000万円の人の1秒は、等価ではない!メールやLINEなら、相手が1時間かけた投稿に3秒で答えても、内容が適切ならばそれでOK。
— 田端 信太郎 (@tabbata) 2016年11月5日
上記のツイートは、あくまでビジネスで話だろうね。恋人からの電話とかだったら、為替レートとかそんなややこしいこと気にしないと思うので。
わたくし自身も、以前と比べると通話する機会はホント減りました。LINEやMessengerで済むならそっちの方が楽ですもん。
LINE Out とViber Outで通話が無料になりつつあるということは、みんなが電話を使わなくなってるってことで、電話の需要は確実に減っているということなのでしょう。
今後、広告を見なくても通話が無料になる日は近いと思いますよ。
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