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iPhone7は売れるのか?マイナーアップデートだってよ・・

AppleiPhone

iPhone7 はマイナーアップデートになる模様です。

本来であれば、2016年は2年毎のメジャーアップデートの年なので、デザインは大幅に変わる予定でした。が、2017年にiPhoneは誕生10周年を迎えるとのことで、Appleはそこにメジャーアップデートを当てるようです。

となるとただでさえ落ち込んでいるiPhoneの販売台数は、さらに落ち込むことは間違いないですね。

Appleの直近の売上はかなり落ち込んでいるのです。

アップルが抱える最大の問題はiPhoneの売上不振だ――。4月26日、アップルは第二四半期決算を発表。同社にとって13年ぶりの減収となったことを明かした。

今年1月から3月までのiPhone出荷台数は5120万台。前年同期の6120万台から大幅に落ち込んだ。金額にして80億ドル(約8900億円)にのぼるiPhoneの売上の減少は特に中国(26%減)と米国(10%減)で顕著だ。

アップルの今期の総売上は506億ドル(約5.6兆円)で、前年比13%のマイナス。部門別ではiPadが19%減、Macが9%減。サービス部門は20%の伸びを記録し、60億ドルに達した。国別の売上では日本が唯一売上を伸ばし、24%の増加だった。

アップル、日本を除く全世界で売上減少 iPhoneは中国でも不振

なぜ日本でiPhoneの販売台数が増えたのか?

2016年第3四半期のiPhoneの販売台数を見ると、世界中でiPhoneが売れない中、日本だけが唯一、販売台数が増えました。

なぜ日本だけがiPhoneの販売台数が増えたのでしょうか?

理由は、携帯キャリアがユーザーを煽ったためです。

2016年1月に携帯キャリア各社が、「1月以降、実質0円なくなりますよ」とユーザーを煽ったことによって、iPhone6sへの買い替えが進みました。このことが、日本でのiPhoneの売上が良かった理由です。

実際、2016年の3月は、政府や総務省の介入によって、一括0円や実質0円でiPhoneがほとんど見かけませんでしたからね。

為替レートと異なるiPhoneの値段

今見てきたように、日本はAppleにとっての大のお得意様です。

にも関わらず、Appleは完全に日本市場を舐めてます。

どういうことかというと、2016年3月21日にiPhone SEが登場しましたが、アメリカでの価格は16GBで399ドル、64GBで499ドルでした。

当時の為替レートは約111円。計算すると、16GBで44289円になります。45000円で発売してもいいと思うんだけど、日本での価格は16GBが日本円で52800円です・・・

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ちなみにiPad Pro 9.7インチも同時発売しました。
アメリカではWi-Fi 32GB版が599ドル。日本では66800円なので、こちらの為替レートは111円でした。タブレットは日本で売れないことがあらかじめ分かっていたのでこういう価格設定になったのでしょう。

Appleひどいよね・・・

iPhone7 は売れるのか?

今後、iPhone7 は売れるのでしょうか?

世界的にiPhoneは売れてないし、日本でも2016年1〜3月期にiPhoneの需要を先食いしちゃってますから、iPhone7が登場したとしても、日本での売上が上がることはないですね。

みんな買い換えちゃいましたからね。

となるとAppleは、iPhone7の値段を下げてくることが予想されます。

iPhone7の値段はどうなる?

iPhone7は低価格帯になると予想しているニュースもあります。

ニュースサイト威锋网がサプライチェーンからの情報として伝えたところによると、iPhone7の価格は、iPhone6sの649ドル(約64,900円:日本では78,800円)よりも100ドル(約10,000円)安い、549ドル(約54,900円)からになることが分かりました。

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マイナーアップデートでコストダウンを図るiPhone7

Appleは、販売台数を増やすために、徹底的なコストダウンを図って、iPhone本体の値段を下げてくるでしょう。

iOS10に驚くような新機能があるならば話は別ですが、WWDC2016でiOS10の発表を見る限り、全然ときめかないもの。

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となると、iPhone SEのように金型使いまわしてコストダウンを図るんだろうね・・

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もっと薄型になって、デザインも大幅に変更になれば面白いのですが、マイナーアップデートだからコストダウンを優先させることでしょう。これから紹介する画像の様に薄型になれば面白いのですが、今回は難しいだろうね。

iPhone7

iPhone7 の新しい機能

文句ばかり言ってもしょうがないので、新しい機能を見ていきましょう。

iPhone7のデザインはiPhone6sと同様!?

ブルームバーグによると、iPhone7のデザインは従来の2年ごとのアップデートサイクルには従わず、iPhone6sの外観を踏襲する、とのことです。

なお、大幅なデザイン変更は、初代iPhone発売10周年のメモリアル・イヤーにあたる来年実施されるとのことで、これまでの情報と一致します。

感圧式ホームボタンを採用、iPhone7 Plusにはデュアルカメラ搭載

ブルームバーグによると、先日報じられたようにホームボタンは感圧式となり、クリック感を振動で表現する、MacBookなどと同じTapTicフィードバックが採用されるとのことです。

また、デュアルカメラは5.5インチモデルのiPhone7 Plusにのみ搭載される、とのことで、これも以前から噂されている内容と一致します。

iPhone7 Plusのプロトタイプを触った、ブルームバーグへの情報提供者は、デュアルカメラにより、明るく精細な写真の撮影が可能で、暗い所でもシャープな画像が撮影できる、とそのメリットを語っています。

iPhone7、感圧式ホームボタンやデュアルカメラを装備!ブルームバーグが報じる

イヤホンは?

3.5mmのイヤホンジャックがなくなり、純正イヤホン「EarPods」はLightning接続になるようです。

イギリスにある携帯電話アクセサリを作っているMobileFunが、Lightning接続のイヤホンの動画を公開しています。本物かどうかは微妙だけど、技術的にはLightning接続で音を出せるってことですね。

Squareのクレジットカードリーダーは使えなくなりますね。お使いの方は、Bluetooth接続のApple Pay対応の非接触のSquareリーダーへ乗り換えましょう。

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メモリは?

メモリはiPhone7は2GB、iPhone7 Plusは3GBになると言われています。iOSは少ないメモリでも快適に動くから、メモリは2GBあれば十分ですね。

Android端末の最新モデルは4〜6GBのメモリを搭載しています。iOSは、そこまでメモリがなくてもインタラクションがとても高いので、入力に対する反応が非常に高いです。だってiPhone 6sでは、2GBのメモリでサクサク動きますからね。

iPhone7の発売日は?

9月6日(火)のAppleのイベントにて発表。9日(金)に予約受付を開始、16日(金)に発売というスケジュールのようです。

あと1ヶ月ですね。

もうフォックスコンでは量産体制に入っているはずなので、様々な情報が断片的ではありますがリークされそうですね。