Magic Leap の体験型 MR(複合現実)の世界!

Magic Leapが絶好調です。

2月の資金調達は、具体的なプロダクトがないにも関わらず、IT史上最も大きな7億9,350万ドルを調達しました。時価総額は5000億円。

Magic Leap、IT史上最大規模の資金調達で中国市場もターゲットに

米フロリダ州に本社を置く「シネマティック・リアリティ・デヴァイス」を開発中の謎の多いスタートアップ、Magic Leapが7億9,350万ドルを調達した。

シリーズ「C」ラウンドとしては、インターネットの歴史上、過去最大額かもしれない。「今回の資金調達で、自信をもって広い視野でローンチを考え、長期的な決断をすることが可能になります」とMagic Leap CEOのロニー・アボヴィッツは語った。

今回の投資ラウンドを主導したのは、中国の大手Eコマース企業アリババだ。アリババの蔡崇信(ジョゼフ・ツァイ)副会長はMagic Leapの役員に加わる予定だ。既存投資家のグーグルとクアルコムは揃って今回の最新ラウンドにも参加している(グーグルのCEO、サンダー・ピチャイはすでに役員として参加している)。ワーナー・ブラザースや多くの金融機関(フィデリティやJPモルガンなど)が新しく投資に参加している。今回の投資後のMagic Leapの評価額は45億ドルとなる。

出資企業は、Google Ventures、Qualcom、アリババ、映画会社のLegendary Entertainment、シリコンバレーのベンチャーキャピタルのHorowitz and Andreessenなどが名を連ねます。

MR(複合現実)とは

Magic Leapの開発しているMR(複合現実)とはどんなものでしょうか?

簡単に説明します。

MRとは、Mixed Realityの略で、複合現実と訳されます。CGなどの仮想世界と現実世界を組み合わせて、複合現実の世界を作る技術のこと。

例を挙げると、MRのヘッドマウントのカメラで現実世界を読み取り、その映像をリアルタイムにVR(仮想現実)の世界に反映させるゲームなどがあります。

その他では、CGで作った映画の世界に入り込むことができます。映画のCGのキャラクターのような現実に存在しないものと、お互いにやり取りをすることができるのです。

AR(拡張現実)との違い

ARは、現実世界にCGなどの情報を付け足す世界をイメージすると分かりやすいかもしれません。Google Glassなどのウェアラブルデバイスを使うので、日常生活の中で使えますからね。

体育館にクジラが登場する動画は有名です。

それに対してMR(複合現実)は、仮想世界からアプローチして、仮想世界と現実世界が融合する世界。なので、映画の世界に入り込むことが可能な技術です。

MR(複合現実)で映画の中に入り込む

MR(複合現実)を手掛けているMagic Leapが、Lucasfilm、ILMxLAB と提携し、サンフランシスコに所在するLucasfilmの敷地内に、Collab Labという名の共同研究所を立ち上げました。

フロリダにあるMagic Leap本社には、映画関係者が「Magic Leap詣」を行っているようなので、Lucasfilmの動きは流石です。

Magic Leap、Lucasfilm、ILMxLABの3社が、Collab Labで作った動画を公開しました。まさに映画の体験型のMR(複合現実)です。

この動画すごいですよね?自宅のリビングにC-3POとR2-D2が登場して、「スター・ウォーズ」の世界に入り込むことができます。

まだまだ映画のクオリティーには及びませんが、Magic Leapの豊富な資金と、AIのテクノロジーを使えば、映画並みのクオリティーになるのに、そんなに時間はかからないはず。

MRを体験する

MRを体験するには、ヘッドマウントディスプレイを装着します。Magic Leapが開発しているヘッドマウントディスプレイを装着することで、現実世界に様々なCGが投影されます。

VRとARの違い

VRは仮想現実、ARは拡張現実を指します。

ハードウェアで見るとOculus RiftにようなヘッドセットはVRに使います。ゲームや映画という閉じた空間には、VRが向いています。

以前のエントリーに詳しく書いたので良かったら見て下さい。

「VR」(仮想現実)と「AR」(拡張現実)って何が違うの?
最近何かとVR(仮想現実)とAR(拡張現実)が話題になっています。 Oculus Rift の出荷は2016年3月からなので、一気に広...

普及はVRから

VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)はどのように普及していくのでしょうか?

まずはVR(仮想現実)から普及します。

VRのハードウェアを見てみると、ヘッドセットは先日発売されたOculus Rift の599ドルから、Gear VR 14860円、Google Cardboard 1620円まで様々あります。

その他にも魅力的なデバイスが次々登場しています。

10月13日に発売予定のPlayStation VRの予約が先日始まりました。こちらは44980円。

瞬殺……PlayStation VRの予約がスタートするもあっという間に完売

PlayStation VRのような高性能モデルでなければ、ヘッドセットの価格破壊もすでに始まっています。半年待てばかなり安く購入できるはず。で、2016〜2017年にかけてVRのコンテンツも充実して行くでしょう。

ARやMRが現実世界に入ってくるのは、2020年頃と言われています。

今のテクノロジーの進化の速度を考えると、もっと早く登場するかもしれませんね。

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