先日、久しぶりにホームページ制作とSEOの電話営業がかかってきました。
こんな営業トークが炸裂で思わず笑ってしまった。
「ホームページのリニューアルはどうですか」
「当社SEOが得意なんです」
どんなSEOやるのか聞いたところ、リンクペイドの話でした。今時ありえんだろうって感じでしたが、まだこういう業者いるんだね。
SEOに強いなら、ネットで集客すればいいのにって思いますよね。
いかにも馬鹿丸出しの営業トークだったので、丁寧にお断りして電話を切りました。こんな電話営業やるってことは、今だに引っかかる人がいるんだね。
ホームページリース詐欺
数年前にホームページリース詐欺というのが流行りました。
こういうのに引っかかるのは、サービス業などのリテラシーの高くない業種がほとんど。意外なのは弁護士事務所。かなり引っかかったようです。弁護士って知能指数がめちゃ高いのに、ネットに弱い人多いです。今だにFAXでのやりとりが多いもん。なんで?
以前、電話営業のホームページリース詐欺にあった会社から、サイトリニューアルを請けたことがあります。
ドメインとサイトのデータをホームページリース会社が握っているということで、その交渉から始まりました。ありがちなゴリゴリ系のアウトバウンドの会社。で、当然技術力も低い・・
サイトはリニューアルするからデータは不要なんだけど、問題はドメイン。ドメイン移管ができないと、URL変わっちゃいますから。
クライアントはできれば今までのドメインを使いたいという意向だったので、ドメイン移管のやり取りをホームページリース会社の社長と行いました。無事ドメインは返してもらいましたけどね。
こういうところにひっかかっちゃうと本当に後が大変です。せめてドメインだけは自社管理をオススメします。
電話営業のホームページ制作会社
そもそも電話営業してくるホームページ制作会社は、イケてないと感じるのは僕だけでしょうか?
ネットで集客すればいいのに、わざわざ電話をかけてくるってことは、ネットに疎いクライアントがターゲットということなんですよね?
電話営業にかかる経費が上乗せされてるんだから、ちょっと考えれば、お高いホームページになるというのは分かるはずなんだけどね。
技術力の低いウェブ制作会社
電話営業のホームページ制作会社は、技術力は低いと思って間違いない。
最悪なのは社長がゴリゴリ系の会社。当然ブラックなので、ノルマも半端無く、営業マンも必死で電話営業してきます。
技術力は低く、一つのテンプレートに文字や画像を流しこむだけというパターンです。まあ一応デザインだけは、基準をクリアしていれば御の字。今時なら、レスポンシブでスマホ対応なんて簡単だけど、それすらあまり期待できないですね。
社内にはプログラマーは存在せず、デザイナーがすべての仕事を掛け持ちでやってるというケースが多いらしい。自社で作らずに手数料乗せて外注ってところもあるだろうし。
多くを期待するのはやめておいたほうがいいです。
こういうところにホームページ制作を依頼して、ネットで集客まで期待するのは無理があります。
飲食に例えるなら、吉野家で380円払って、一流のシェフの調理で、国産松阪牛の霜降りの牛丼を期待するようなもんだからね。
アウトバウンド営業
ネット以前の社会では、ゴリゴリのアウトバウンドの営業というのは結構一般的でした。
わたくしが新卒で入社したキーエンスという会社も、ゴリゴリのアウトバウンド営業の会社だったので・・
利益を追求する姿勢はものすごく、営業のノルマも売上じゃなくて、成果という名称で「利益」で数字出してましたから。当時の上司に聞いた話だと、「成果 = 貸借対照表の経常利益」ということでした。
これを徹底して東証一部上場企業になったんだから、ある意味すごいけどね。
ネットで集客したい!
ネットで集客しようと考えてるのなら、電話営業のホームページ制作会社だけは止めましょう。
本気で集客したい。でもどこに頼んだらいいのかわからないという方は、ネットで良さそうな制作会社を3社探して、プレゼンをしてもらうといいです。
上がってきた企画書を見れば、ウェブ制作に関してどのような能力があるのかだいたい分かるはず。
企画書の提案を見てからじっくり決めればいいのです。
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