セブン-イレブン・ジャパンは10月20日、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とコラボしたAndroidスマートフォン「エヴァンゲリオン スマートフォン SH-M02-EVA20」(シャープ製)を発表した。
限定3万台のSIMロックフリーモデルで、端末価格は8万4200円(税込、以下同)。11月2日10時1分から12月31日まで、全国のセブン-イレブン店頭で申し込みを受け付ける。12月下旬に先着5000台を出荷、残る2万5000台は2016年4月下旬に配送する。
エヴァスマホの特徴
セブン-イレブン店頭で予約申し込みを受け付けます。シャープの「AQUOS SH-M02」がベースとなっており、SH-M02-EVA20という型番での発売です。
デザイン
背面に20th Anniversaryと表示され限定感があります。
エヴァンゲリオン初号機がホログラムで浮かび上がる美しいデザインになっておりグラデーションの背景とともに描かれています。
エヴァのコンテンツ
365種のオリジナル壁紙が入っています。新たに書き下ろした限定デザイン12種類も含みます。
インストールされているアプリ「365EVAWALL」に格納されます。これが面白いのは、購入時は壁紙が9枚しかプリセットされていませんが、0時になると1枚ずつ追加されて、365EVAWALLを壁紙に設定すれば、1年間毎日自動で壁紙が更新されます。
55種の音声と効果音の音源データを搭載しています。新劇場版の21種類の効果音と、「アスカ」「レイ」「ミサト」「ペンペン」4キャラクターのボイスを34種収録しています。こちらも最初から全部がインストールされているわけではなく、プリインストールは35種で、残りの20種はクイズ形式のミッションをクリアすると入手できるのは面白いですよね。
ベースとなる「AQUOS SH-M02」
シャープのSIMフリースマホ「AQUOS SH-M02」がベースとなっていますが、これをベースにしたgooのスマホ「g04」の価格は4万1904円(税込み)なので、エヴァスマホは4万円程高くなっています。
同じスペックなのでデザインや独自コンテンツに4万円の価値を見つけられるかというところでしょう。倍の値段ですからね・・
シャープは10月20日、Android 5.0搭載のSIMフリースマートフォン「AQUOS SH-M02」を発表した。
額縁部分を狭めた「EDGEST」デザインを採用することで、5型ディスプレー(720×1280ドット)を搭載しながら持ちやすいコンパクトサイズを実現したという。本体サイズはおよそ幅71mm×厚さ9.9mm×高さ134mmで、重量はおよそ145gだ。
機能面ではおサイフケータイ、赤外線通信、緊急地震速報など国内向けの機能に広く対応。VoLTEや伝言メモ(簡易留守録)機能も利用できる。防水仕様で、ストラップホールも備えている。約1310万画素のリアカメラ/約210万画素のインカメラも特徴のひとつだ。
SIMフリースマホ「AQUOS SH-M02」のスペック
今年の3月にVSIOと日本通信が共同で開発した「VAIO Phone」が発売されましたが、スペックが低すぎてネットではものすごく叩かれていました。
今回のシャープのスマホはここまでひどくないので、一度スペックを見てみることにしましょう。機能を見る限りガラパゴスなスマートフォンです。
CPUやメモリ、カメラは標準的な仕様です。
5インチディスプレイの解像度1280×720ピクセルで。4.7インチのiPhone6も1334×750ピクセルなので、これは良しとしましょう。
良い点は、SIMフリーのところ。LTEはBand 1・3・19・21に対応、W-CDMA(3G)はBand 1・6・19へ対応します。docomo、ソフトバンク、docomo系MVNOは使えますが、auでは使えませんのでご注意くださいね。
ガラパゴスな点は、おサイフケータイ、赤外線通信、緊急地震速報、簡易留守録機能といったところでしょうか?防水仕様にもなっています。グローバルスタンダードモデルのiPhoneやNexusにはこういった機能はついていません。
で、ダメな点をあげます。ストレージが16GBって少なすぎ・・外部メモリもMicroSDは32GBまでってどうなの?動画や画像を入れたらすぐいっぱいになってしまいますからね。最低でも64GBは必要でしょう。
gooのスマホ「g04」
エヴァスマホと同じく「AQUOS SH-M02」をベースにした機種です。
価格は4万1904円(税込み)なので、エヴァスマホの半額です。
スペックを考えたら4万円って高くないですか?2万円以下なら爆発的に売れると思いますが・・
Xiaomiのコスパの高い商品
今までに何度かXiaomiのスマートフォンを紹介しました。中国のメーカーで現在世界第3位のスマートフォンメーカーです。
Xiaomiでの2万円〜3万円クラスのラインナップが、iPhone6とほぼ同スペックです。Android OSも独自にカスタマイズしていてUIも使いやすいと評判ですからね。
Xiaomiは中国、シンガポール、インドなどでしか購入できないので、今のところ日本に入ってきてないのですが、これらの黒船が日本に入ってきたら、シャープやVAIOといった国内向けのスマホを作っているメーカーはまずいですよね・・・
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