「Spotify」を日本で使うには!

2015年はサブスクリプション元年と言っていいほど、様々なサブスクリプションがスタートしました。音楽だけでなく動画やオーディオブックも登場しています。

音楽では、9月3日から「Google Play Music」も始まり、無料のお試し期間中の方も多いと思います。わたしも「AWA」「LINE MUSIC」を無料期間中に使って色々と試しております。

サービスが開始されない「Spotify」

2011年にアメリカでサービスが提供されたにもかかわらず、未だに日本でサービスの提供がされていません。

YouTubeのように、広告付きの無料モデルがあるので、日本では折り合いがつかないと言われていますが、ぐずぐずしているうちにAppleやGoogleに市場は食われてしまいました。

連載第20回 取り残される日本 Spotifyのジャパン・パッシングはなぜ起きたか

Spotifyが日本に入って来られない最大の理由は、Spotifyの株主である四大メジャーの影響力が、日本では低いからだ。
海外では7割の占有率を誇る四大メジャーも、日本では36%ぐらいシェアを持ってない。さらに四大メジャーの一角が、親会社や子会社等の諸事情で、日本に限っては公然とSpotifyを推進しにくい立場にあるようだ。

「Spotify」とは?

ご存じの方が多いと思いますが、2006年スウェーデンで創業、2008年にサービスの提供が始まりました。創業からわずか1年半でヨーロッパでは800万人のユーザーを確保しています。現在32カ国でサービスが始まっておりますが、日本ではまだ準備中です。

定額制音楽配信サービス全般に言えることですが、サブスクリプションのビジネスモデルが増えていくと、アーティストの収入減に繋がるといった批判もあります。

日本で「Spotify」が利用できない理由

インターネットには国境がありませんので、本来ならば、ネットでサービスが提供されているものなら、どこの国にいてもサービスは受けられるはずです。日本でサービスが受けられないのは、日本のIPアドレスからアクセスがあると、日本の「Spotify」へ飛ぶためです。なので、アメリカの「Spotify」へアクセスできてしまえば、サービスを受けることは可能です。

日本でサービス展開していないものを、利用するには著作権的にどうなのでしょうか?
専門家のブログを読むと、グレーな気はします・・・

Spotifyを日本で聴いた場合の違法性について

まず、コンテンツの視聴をするだけであれば、著作権法上は違法とされることはないと思います。著作権法は原則として視聴をコントロールしないからです。キャッシュの複製については著作権法第47条の8により問題ないと思います(100%大丈夫だと保証しろと言われるとちょっと困りますが)。
ただし、コンテンツの視聴をするために会員登録が必要で、その前提として、会員規約に同意することを求められており、会員規約に「私は米国に居住しています」なんてことが書いてあれば、サービス提供会社との間の契約違反にはなり得ます。なお、この場合でも著作権侵害にはなり得ません(著作権法には「視聴をする権利」は定められていないからです)。

Spotify

「Spotify」を日本で聞く方法

手順はこんな感じです。

アプリをダウンロード → VPNソフトウェアを導入 → Spotifyに日本から会員登録

アプリをダウンロード

Spotify公式サイトからダウンロードできます。

iOSだけはアメリカ版Apple IDを作らないとダウンロードできません。

  • Mac
  • Windows
  • iOS
  • Android
  • Windows Phone

アメリカ版Apple IDの作り方

iOSで利用する場合、日本のApp Storeからはダウンロード出来ないので、アメリカのiTunesから入手します。その際、アメリカ版Apple IDを作ります。日本のApple IDで使っているメールアドレスは使えませんので、別のアドレスを用意します。

なにかと便利!北米版のApple IDを取得する方法 [クレジットカート登録なし]

iOS用「Spotify」アプリをダウンロード

アメリカ版Apple IDができたら、アメリカのiTunesから「Spotify」アプリをダウンロードします。

こちらのブログが詳しいです。Flickrを「Spotify」に置き換えて下さい。

アメリカ版AppStoreからFlickr公式アプリをiPhone/iPadにインストール

VPNソフトウェアを導入

日本から「Spotify」のサイトへアクセスすると、

「日本でのサービス利用は現在準備中です!」

と表示されます。これは日本のIPアドレスからアクセスがあると、強制的に日本の「Spotify」へ飛ぶためです。

ところが、アメリカに居住している人が同じサイトへアクセスすると、アメリカの「Spotify」へ飛び、会員登録やログイン画面が出てきます。

VPNソフトを使い、アメリカのIPに設定してアクセスすれば、日本でも「Spotify」が利用できるのです。

元々VPNソフトはセキュリティーのために導入するのですが、今回はセキュリティーの目的では使いません。

海外でWi-Fi使う場合なら必須なVPNソフト
個人情報の流出のニュースが止まりません。 PCやスマートフォンは、ネットに常時接続している環境なので、個人情報が流出するリスクは極めて高い...

上記の2つのアプリケーションは基本的に同じものです。ソースネクストの有料バージョンは日本語サポートを提供しています。

「Spotify」に日本から会員登録

VPN接続をアメリカにしていれば、PC、スマートフォンどちらからでも登録できます。
「Spotify」には有料会員と無料会員がありますが、VPN接続で利用するなら無料会員で使うことになります。

「Spotify」の今後

2008年にサービスを開始して一番乗りだったのですが、日本でのサービス展開はかなり出遅れています。日本では「Apple Music」「Google Play Music」といった黒船が980円という低価格で参入していることもあり、どのような戦略で攻めてくるのか楽しみにしています。
今のところ、「Apple Music」「Google Play Music」に「AWA」「LINE MUSIC」は完敗ですからね。

サービスを提供する会社の数が多いほど、低価格・高サービスになるので、「Spotify」の参入を期待しています!

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