Googleマップには、ビーチや砂漠など住所が分からない場所で現在地を共有するためのplus codesと呼ばれる機能があります。
この記事では、Googleマップで、plus codesを使って現在地を共有する方法についてお伝えします。
plus codesとは
plus codesとは、住所と同じように機能する「英数字のコード」で、Google検索やGoogleマップ検索に入力すると、その場所を特定することができます。
冒頭でお伝えしたとおり、ビーチや砂漠など住所が分からない場所で現在地を共有する時に便利な機能です。
ちなみに、plus codesには英数字のコード以外に町名や都市名も含まれていますが、「英数字のコード」だけでも正しい場所を表示できます。
- 8F4P+Q2 藤沢市、神奈川県
どんな場所にもplus codesは割り当てられている
Googleマップでピンが表示されているお店だけでなく、任意の何もない場所にもplus codesが割り振られています。
- Googleマップのお店
- 任意の何もない場所
plus codesを表示して共有する方法は後述します。
どんな時に役立つのか?
現在地や、場所を共有できるので、次のようなケースで役立ちます。
- 海や山で遭難した際、現在地を共有できる
- 友人と海岸でBBQをする時、場所を共有できる
- 公園で花見をする際、現在地を共有できる
- 友達と待ち合わせした際、現在地を共有できる
- お店がお祭りに出店した際、自店舗の場所を共有できる
- 野外フェスで迷子になった時、待ち合わせ場所を特定できる
Googleマップアプリの共有機能との違い
iOS・AndroidのGoogleマップに共有機能がありますが、これらの方法だと、正確な場所を共有できないことがあります。
例えば、AndroidのGoogleマップから現在地をメールで共有すると、受け取った相手は正確な場所を把握できません。今後改善する可能性は高いですが、現時点では、正確な場所を共有することはできませんのでご注意ください。
ちなみにiOSからメールで共有すると、相手に正確な場所を把握できます。このあたりの挙動はOSによって異なります。
plus codesを表示して共有する方法
次の手順でplus codesを表示して現在地を共有します。
- 場所を選択する
- 下部の情報ボックスを表示
- plus codeをコピー
- 共有する
1. 場所を選択する
Googleマップで場所を選択します。
次の2つでやり方は異なります。
Googleマップ上のお店・・・Googleマップでお店を検索
ビーチなど何もない場所・・・画面を長押しで「指定した地点」を指定
2. 下部の情報ボックスを表示
場所を選択したら、下部の情報ボックスを表示します。
3. plus codesをコピー
plus codesが表示されているのでコピーします。
4. 共有する
plus codeを相手に送信して現在地を共有します。
メール、SNSなどで共有することが多いと思いますが、plus codesは短い文字列のため電話で伝えることもできます。
さいごに
Googleマップで、plus codeを使って現在地を共有する方法についてお伝えしました。
ピンポイントで正確な場所を伝えることが出来るので、ぜひご活用ください。
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