GoogleとBingでは、検索演算子が全然違うことをご存知ですか?
普段ChromeやSafariを使っているとデフォルトの検索エンジンはGoogleなので、あまり意識しない方も多いと思います。
実はGoogleで使える演算子がBingでは使えなかったりします。みなさまの予想通り、Googleの方が演算子の種類も多く、はるかに使いやすいです。
今日のエントリーは、GoogleとBingにおける検索演算子の違いを紹介します。
Googleだけで使える演算子
Googleだけで使える演算子を紹介します。Bingでは使えません。
info:検索
info:検索は、GoogleだけでBingでは使えません。
info:検索を使えば、Googleにインデックスされている正規URLを確認することができます。
ページのインデックス状況を確認できるので、ウェブマスターにとって、ものすごく便利な機能です。
Bingでは利用できませんが、その代わりBing独自の「url:検索」でインデックスを確認することが可能です。「url:検索」については後述します。
related:検索
related:検索では、関連するサイトを検索することが可能です。
ただし、URLによって、関連サイトが出てくる場合もあれば、全く出てこない場合もあります。
related:example.com のように使います。
cache:検索
検索エンジンにキャッシュされたサイトを表示します。
cache:example.com とアドレスバーに入力すれば、キャッシュされたページが返ってきます。
Bingだけで使えるで使える演算子
Bingだけで使える演算子を紹介します。Googleでは使えません。
url:検索
url:検索は、Bingにインデックスされている正規URLを確認できます。Bingは、Googleで使えるinfo:検索が使えないので、その代わりに使ってください。
ちなみにGoogleで「url:検索」はできません。
ip:検索
特定のIPアドレスがホストするウェブサイトを検索できます。
共用のレンタルサーバを借りていて、自分のサイトと同じサーバに、どんなサイトがあるのか確認する時に使います。
これはめちゃ便利です。ちなみにGoogleでは、ip:検索の機能はありません。
GoogleでもBingでも使える演算子
GoogleでもBingでも使える演算子を紹介します。
site:検索
site:検索は、指定したドメインで検索を絞り込む演算子です。また、インデックス数の概算を調べることが可能です。
- site:example.com キーワード → example.com内で「指定のキーワード」の検索結果が表示されます。サイト内検索ができるようになるというと分かりやすいかも。
- site:example.com → インデックス数の概算が分かります。info:検索のように正規URLは分かりませんのでご注意ください。
intitle:
intitle:は、サイトのタイトルに、指定したキーワードが入っているページを検索結果に返します。
指定したキーワードが、他のサイトのタイトルで、どのように使われているか確認する時に使います。次のように使います。
intitle:example.com キーワード
さいごに
以上、GoogleとBingにおける検索演算子の違いについて紹介しました。
共通の演算子もありますが、Googleだけの演算子、Bingだけの演算子もあり、検索エンジンによって違いがあります。
お使いの用途に応じて使い分けてくださいね。
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