格安SIMを利用するユーザーは、通話メインではなく、データ通信を中心に使う方が多いですよね。
LINEやMessengerなどのメッセージアプリの普及によって、多くのユーザーにとって電話をかける機会は減っています。
LINEなどを含めない1ヶ月の通話時間について、MMD研究所の調査結果があるので見ていきましょう。
1ヶ月の通話時間が、30分未満が54.6%、1時間以内が21.5%というデータから分かるように、多くのユーザーは電話をしなくなっています。
とはいえ、格安SIMで30分電話すると通話料は1200円です。通話アプリを使っても半額の600円かかります。
格安SIMが提供しているかけ放題オプションは月額850円くらいになりますが、通話しない月があると、定額制のかけ放題はもったいない感じがしますよね?
ということで今日のエントリーは、定額制のかけ放題を契約せずに、格安SIMで通話料を下げるために絶対にやるべきことについて書きます。
FaceTimeを使う
iPhoneユーザー限定ですが、FaceTimeを利用すると、連絡先アプリから電話と同じように発信できるにも関わらず、通話料はかかりません。理由はデータ通信で音声のやり取りをするからです。
日本のiPhoneユーザーは6割以上いると言われているので、統計学的に6割の友人への通話はFacetimeを使えば無料になりますw
FaceTimeを使うメリット
- 連絡先からタップすれば電話をかけるのと同じように通話できる
- 相手にも、電話をかけたときと同じように自分の名前が通知される
- 日本のiPhoneユーザーは6割以上いる
FaceTimeを使うデメリット
- iPhoneユーザー同士でないと使えない
- データ通信を消費する
LINEを使う
LINEで友だちになっているユーザーに対しては、LINEを使って通話します。
Androidをお使いの方はFaceTimeが使えませんので、LINEを使うことになります。
LINEを使うメリット
- LINEを使っているユーザーは多い(LINEのDAUは6800万人以上)
LINEを使うデメリット
- LINEで友だちになっていないと通話できない
LINE Outを使う
飲食店や美容室などの店舗に電話する時は、LINE Outを使います。
LINE@に登録しているお店や、市役所などの公共機関へ、10分間の無料通話が可能です。
一般電話や携帯電話に電話する場合は、30秒の広告を見ることで、一般電話は3分間、携帯電話は1分間無料で通話が可能です。
LINE Outのメリット
- 飲食店や美容室はLINE@加盟店が多いので、だいたい無料で通話できる
- 一般電話や携帯電話にも、30秒の広告を見れば、無料で電話できる
LINE Outのデメリット
- 携帯電話に通話すると、相手の電話に通知不可能と表示され、誰からの電話かわからない
- 30秒の広告がウザい
メッセージアプリを使う
LINEを使っていない友人には、LINE以外のメッセージアプリを使います。
- Messenger
- ハングアウト
MessengerはFacebookのアカウントで利用できるし、ハングアウトはGoogleアカウントで利用できます。
通話アプリを使う
今まで紹介した方法が使えない場合、格安SIMが提供している通話アプリを使ってください。
一般的に格安SIMの通話料は、30秒20円です。IIJmioの「みおふぉんダイヤル」、DMM Mobileの「DMMトーク」などの通話アプリを使うと、通話料は半額の30秒10円になります。
通話アプリを提供していない格安SIMと契約しているユーザーは?
格安SIMによっては通話アプリを提供していないことがあります。その場合、「楽天でんわ」を利用します。
「楽天でんわ」は楽天モバイルユーザーだけでなく、どこの格安SIMと契約していても利用できます。「楽天でんわ」アプリ経由で電話すれば、30秒10円で通話が可能です。
無料でアメリカの一般電話に電話する方法
アメリカのホテルやお店などの一般電話に通話するなら、ハングアウトを使ってください。日本から無料で通話できますよ。
ハングアウトが利用できる国からの発信の場合、米国とカナダへのほとんどの通話が無料です。
さいごに
以上、格安SIMで通話料を下げるために絶対にやるべきことについてでした。
iPhoneをお使いの方は、友人とのやり取りはFaceTimeとLINEを利用して、飲食店などの店舗にかける際はLINE Outを利用すれば、月額の通話料はほとんど0円になるはずです。
Androidの方は、LINEとMessengerとハングアウトを利用し、店舗にかける際はLINE Outを使ってください。
僕はこの方法で、毎月の通話料は限りなく0円に近いですよ。
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