昨日のエントリーでは、ECサイト運営者が、楽天などのプラットフォームをやめて、自社サイトで集客できるかどうかについて書きました。
検索エンジンから集客するというと、コンテンツマーケティングを思い浮かべますよね?
今日は、コンテンツマーケティングでECサイトは集客できるのかについてお話します。
コンテンツマーケティングとは?
ご存じの方が多いと思いますが、コンテンツマーケティングについて説明します。
コンテンツマーケティングとは、見込みユーザーにとって有益で価値のある魅力的なコンテンツを作って配信することで、検索エンジンから集客したり、SNSで拡散させるためのマーケティングの手法です。
ユーザーにとって有益で共感できるコンテンツを提供して、ユーザーにファンになってもらい、自社の商品を購入してもらうのです。
コンテンツマーケティングを行う際のコンテンツの作り方
コンテンツマーケティングを行う際のコンテンツの作り方を見ていきます。
検索エンジンで集客するなら、見込みユーザーに対して、刺さるコンテンツを制作するのがポイントです。
ターゲットセグメントに合わせたコンテンツを制作
コンテンツマーケティングを行う場合、ターゲットセグメントに合わせたコンテンツを制作します。
ターゲットセグメントとは、ある商品を売り込む際にターゲットとして狙った消費者のこと。
具体的には、年齢・性別・居住地・趣味などで区分して、区分した集団ごとにニーズを探っていきます。
マーケティングはすべての層を対象にしてもうまくいかないのです。すべての層に向けたコンテンツを作っても、どの層にも刺さらないですからね。
高品質なコンテンツを制作する
検索エンジンが上位表示するコンテンツとは、検索ユーザーの役に立つ高品質なコンテンツです。
検索ユーザーがなぜ検索エンジンを使うのかというと、何かを調べたかったり、疑問や問題をを解決したかったりするためです。
要するに、答えを知りたいから、検索エンジンを使うんだよね。
なので、コンテンツを作るときは、検索ユーザーの答えになるようなコンテンツを作ることが、検索エンジンから集客する上で非常に重要です。
コンテンツマーケティングで集客できるECサイトの特徴
コンテンツマーケティングで集客できるECサイトの特徴を見ていきましょう。
BtoCの商材を扱っているECサイトならば、検索ユーザーの問題や悩みを解決できるコンテンツを数多く揃えることで、検索エンジンから集客できます。
自社商品を使ってもらうようにコンテンツに落とし込んでいく
コンテンツマーケティングで集客できるECサイトの特徴は、見込みユーザーの問題を解決するためには、自社商品を使うことで問題が解決できるということを、過去のデータなどを元にコンテンツに落とし込んで行く必要があります。
コンテンツマーケティングの成功例
以下のサイトは、コンテンツマーケティングの成功例として、よく取り上げられているサイトです。是非、チェックしてみてください。
コンテンツスパムにならないように
検索ユーザーの役に立つコンテンツを届けるという視点を忘れるとコンテンツスパムになりがちなので気をつけてくださいね。
どんどん厳しい流れなんですし、コンテンツマーケティングといいつつ実際はコンテンツスパムとしか言えないインターネットを汚すサービスとかはそろそろ見直しましょうよ……
— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) 2017年4月19日
高品質なコンテンツを制作する2つのメリット
高品質なコンテンツを制作する2つのメリットについてお話します。
- 1つ目は、高品質なコンテンツを提供することで、検索ユーザーの問題が解決し、検索ユーザーの満足度は上がります。
- 2つ目は、Googleのアップデートがあっても検索順位が安定します。
Googleのアップデートで、今まで検索上位だったコンテンツが、いきなり圏外に飛んだと言う話はよく聞きますよね?
いきなり圏外に飛ぶというのは、SEOのための記事を量産している低品質サイトなサイトがほとんどです。
4/18変動は2/11、3/10の変動と似ている部分が多くて月例化の印象ですね。
とても乱暴に括ると「SEOに依存/注力した記事大量生産系サイト」が順次落ちているのですが、そういうサイトは毎月爆発するかわからない爆弾を抱えているわけで方針を考え直すべきなのかも。— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) 2017年4月19日
WELQ問題以後、Googleは日本語検索のコンテンツの品質向上のためのアップデートを行っています。低品質なコンテンツが検索結果に上位表示されないように、Googleは検索エンジンを常にアップデートしています。
今回のアップデートにより、ユーザーに有用で信頼できる情報を提供することよりも、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がります。その結果、オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。
今回の変更は、日本語検索で表示される低品質なサイトへの対策を意図しています。このような改善が、有用で信頼できるコンテンツをユーザーに提供する皆さんを、正当に評価するウェブのエコシステム作りの助けとなることを期待しています。
まとめ
コンテンツマーケティングでコンテンツを制作する場合、高品質なコンテンツを制作していくことで、ECサイトで集客することが可能です。
見込み客にとって役立つコンテンツを作っていくことを心がけてください。
ナレッジ