WWDC2015が開催されました。
開発者やApple製品のユーザーから注目される年に1度のイベントですが、今年はぱっとしませんでしたね。
「iCloudフォトライブラリ」と「Googleフォト」
写真のバックアップが自動で取れるので、非常に便利です。
全て無料で使えるわけではないので、色々と比較してみましょう。
これらを語るには、「ストレージ容量と費用」、「写真の品質」、「検索を含めた写真の整理」の3点に絞ってお話ししたいと思います。
「ストレージ容量と費用」
「ストレージ容量と費用」の面を考えると、Googleフォトに軍配があがります。
「Googleフォト」は、Googleアカウントあれば、1600万画素の写真まで、誰でも無制限に写真を保存できるからです。
「iCloudフォトライブラリ」は、無料で使えるのは5GBまでとなり、5GBを超える分については、20GBまでが毎月200円かかります。
自分の持っている写真をすべてアップするとなると、人によってサイズは異なりますが、20GBで足りない人もいると思います。
もう少し安くしないとユーザーはついてこなくなりますね。
「写真の品質」
「写真の品質」の面から考えると、単純な比較はできません。
「Googleフォト」は保存方法に「高画質」と「元のサイズ」と2つあるからです。
「高画質」を選択すると1600万画素以上の写真およびフルHD以上の動画は縮小され、「元のサイズ」を選択すると劣化なしとなります。
「Googleフォト」「元のサイズ」に相当するのが、「iCloudフォトライブラリ」です。
撮影した画像そのままをアップロードできるので、もちろんRAWもそのままアップロードできる。
ただし費用は「Googleフォト」の方が圧倒的に安い。
「Googleフォト」が15GBまで無料に対し、「iCloudフォトライブラリ」は5GB を超える分は有料になります。これが結構高いのです。。
「Googleフォト」の方がお得です。
コストの比較は、先日の投稿が参考になります。
写真をクラウドで管理するコスト・・・
「検索を含めた写真の整理」
最後に「検索を含めた写真の整理」についてお話すると、
これはもう圧倒的に「Googleフォト」が優位。
写真をタグで管理できます。このタグが自動で入るところが凄い。
私の場合、検索ボタンを押すと、「海」や「夕焼け」のタグがあります。
どんなアルゴリズムでタグが入るのか公開されてませんが、すごく便利な機能です。
すべての面で「Googleフォト」の圧勝
1つ付け加えるなら、iPhoneだけでなく、Android端末も使っている方は、それぞれの端末で写真の同期が取れるので、Googleフォトはとても便利です。
iPhoneやその他スマホに関して言えば、1600万画素を超えるものはあまりないので、「Googleフォト」に入れる分には無制限に入れられます。
カメラが趣味の方にとっては、デジタル一眼で撮影したRAWデータの画像も多くあると思うので、「元のサイズ」でアップロードする必要があり、15GBという無料で使えるストレージはすぐに一杯になってしまうだろうから、ストレージの追加購入が絶対に必要。「Googleフォト」が価格優位です。
iPhoneだけの方も、iPhoneのカメラは800万画素なので、Googleフォトが便利です。
これからの写真の保存場所はGoogleフォトをメインにする人が増えてきそうです。
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