2020年6月4日に放送されたウェブマスター オフィスアワーのまとめです。
Twitterのハッシュタグ「#ウェブマスターオフィスアワー」の実況を見ながらご覧いただくと、臨場感が伝わってくるのでオススメです。
ブログ記事
2020年2月27日のウェブマスターオフィスアワー以降のブログ記事です。
- アシスタントのガイド付きレシピに関する新しい Search Console レポート
- Search Console のエクスポート機能の改善とエクスポートできるデータの追加
- Google 検索で COVID-19 に関するお知らせをハイライト表示できる新しい方法の導入
- Google 検索でオンライン ビジネスを休止する方法
- COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の情報のアクセス性を高めるための医療機関に対する支援
- ウェブ全体のモバイル ファースト インデックス登録化についてのお知らせ
- イベントのバーチャル開催、延期、キャンセル時に利用できる新しいプロパティ
- 新型コロナウイルス(COVID-19)と Webmaster Conference に関するお知らせ
- 検索を活用したニュース記事に関するおすすめの方法
- Frequently asked questions about JavaScript and links
- Google Translate’s Website Translator – available for non-commercial use
- Showcasing the value of SEO
- Looking back at last year’s Webmaster Conference Product Summit
最新情報
コアアルゴリズムのアップデート
本日、広範囲にわたるコア アルゴリズムのアップデート(May 2020 Core Update)を実施いたします。本アップデートは年に数回実施されるもののひとつです。コア アルゴリズムのアップデートについて詳しい情報はこちらの日本語記事をご参照ください。https://t.co/r91tpBYYa2 https://t.co/Bq7PRUsZLb
— 金谷 武明 ★ Takeaki Kanaya (@jumpingknee) May 4, 2020
新しいランキングシグナル導入を予定 (Core Web Vitals)
Google 検索で今後使用される予定のランキング シグナルについてのブログ記事が公開されました(年内にローンチされることはありません)。現在英語記事のみとなりますが、興味ある方は是非ご一読下さい! https://t.co/8qecdE0sNX
— 金谷 武明 ★ Takeaki Kanaya (@jumpingknee) May 28, 2020
Core Web Vitalsについての情報
Core Web Vitalsについて参考になる記事を紹介します。
- より快適なウェブの実現に向けたページ エクスペリエンスの評価
- Web Vitals を支える科学
- Google、UX関連の新しいランキングシグナル導入を予告、2021年以降
- 【重要】コアウェブバイタルとは? グーグルのUX指標LCP/FID/CLSの意味や基準値をわかりやすく解説【SEO情報まとめ】
Google Search Newsの更新
Google Search News???が更新されました。PC から日本語の字幕が自動生成できて結構理解できると思いますので、ぜひご活用下さい。
その中で(これだけを取り上げるのは本来避けたいのですが)モバイル ファースト インデックスの移行日が変わる可能性について言及しています。ぜひご確認下さい! https://t.co/yRb0en2HDc
— 金谷 武明 ★ Takeaki Kanaya (@jumpingknee) May 26, 2020
Q&A
検索パフォーマンスレポートの見方
【質問】
2019年12月以降、検索パフォーマンスレポートに「#」が付くURLの表示回数やクリック数が増加傾向にある。
要因として検索結果のサイトリンクの増加によるものだと考えているが、サイトリンクに「#」のURLが表示される場合、データは正規URLに正規化されないと考えてよいか?
【回答】
増加傾向とあるが、Googleで何か仕様変更したことはない。
通常「#」が付いているURLと付いていないURLがあった場合、Googleはページを正規化する。
しかし、検索結果のサイトリンクやFAQのリッチリザルトとして表示されている「#」が付くURLは、正規化されず、それぞれの成果として扱われる。
そのため、検索パフォーマンスレポートに「#」が付いたURLで表示される。
検索結果のサイトリンクやFAQリッチリザルトの成果として判断して問題ない。サイトリンクやFAQのリッチリザルトのどちらなのか特定することはURL次第なので、できないこともある。
各 Google サービスの集計結果が一致しない
【質問】
Googleマイビジネスのインサイトで表示される検索数と、Search Consoleの表示回数、Googleアナリティクスの表示件数の数字が合わない。それぞれ関連性はどのようなものなのか?
【回答】
それぞれ異なったツールで目的も違うので、集計結果の数字が一致しないことはよくある。ヘルプページを見てくださいとのこと。
- 公式 インサイトについて
- 公式 表示回数、掲載順位、クリック数とは
- 公式 Google アナリティクスで Search Console のデータにアクセスする → Search Console のデータと Google アナリティクスのデータが一致しない理由
以下のような理由も挙げられます。
- Googleマイビジネスのインサイトは、Googleマップでの検索が含まれている
- 過去にHTTPS化やドメイン移転など、URL変更を行ったが、Google検索結果に以前のURLが表示されている
- Googleアナリティクスのトラッキング設定に何らかの不備がある
FAQ 構造化データの数値の定義
【質問】
Search Console上のFAQ 構造化データの数値の定義について質問する。
- Search Console上「検索の見え方」における「クリック数」は、検索結果からFAQの入ったURLへ遷移した数値である (回答を展開しただけではカウントされない)
- 回答部分のサイト内の別ページへのリンクをクリックした場合、Search Console上のクリックの計上先は、リンクしたページである
【回答】
- 1つ目はおっしゃるとおり。
- 2つ目もそのとおり。インプレッションは、検索結果に表示されたURLに付くし、クリックされたページのURLもインプレッションが付く。
アコーディオンでテキストを隠すのは問題か
【質問】
SPページでアコーディオンを隠しても正しくGoogleは認識するが、PCの場合はどうなのか?
MFI以降の公式情報が見当たらなかったので質問する。
【回答】
MFI移行後は、モバイルページのコンテンツをクロールしてインデックスするので、PCページをアコーディオンで隠そうが隠すまいが、スパムがないと仮定するのであれば、インデックスに影響はない。
検索結果に 1 ページ目までしか表示されない
【質問】
特定のキーワードで検索すると1ページ目の下に「ここから再検索してください」と表示される。
検索する人が多い、表示されるサイトが多そうなキーワードでも1ページ目までしか表示されないことがある。なぜか?
【回答】
極端に検索結果の少ないクエリはいくつか存在している。
今回のクエリについては、担当チームに伝えたとのこと。
[エンジンオイル] と検索すると1ページしか表示されないですね。
SERP issues – When I search for a keyword “エンジンオイル” (engine oil in English) , Google shows only first result page, with no pagination (PC) nor “more results” button (mobile). @dannysullivan pic.twitter.com/miXMtPdQrW
— takahwata (@takahwata) June 4, 2020
ガイド付きレシピで謎のエラー
【質問】
Search Consoleで「プロパティ recipe Yield の整数が無効です」とたくさんのエラーが表示されるが、デベロッパーページに従って「レシピの分量 (4人分、4個分)」と記述している。何が問題なのか?
【回答】
日本語と英語のデベロッパーページで違ったようで、英語版には説明も長く実装例も書かれていた。日本語ページを改善するように依頼済みなので、お待ちくださいとのこと。
※すでに日本語のデベロッパーページは修正されています。
公式 レシピを Google のインデックスに登録する > ガイド付きレシピ
スマホページのみが検索結果に表示される
【質問】
検索結果にモバイルページのみ表示され、PC版がクロールされていない。
検索結果のキャッシュもモバイル版ページが表示される。
トップページも検索結果に表示されないので解決策を教えて欲しい。
【回答】
頂いたURLを確認したところ、検索結果のキャッシュにモバイルページがインデックスされている。
MFIに移行しているサイトなので、モバイルのクローラがクロールした結果がインデックスされているのは何らおかしいことはない (レスポンシブの仕様にも思える)。
順位が下がっているなど別の問題が発生しているのであれば、その点を質問してくださいとのこと。
rel=”canonical” 属性の効果
【質問】
HTTPヘッダーでのrel=”canonical” 属性は今でも効果があるのか?
PC・SPでドメインが別々にあり、PDFがバラバラにインデックスされて困っている。
【回答】
今も効果はある。
実際のURLを頂いていないので細かいところは分からないのと、モバイル用のPDFというのも一般的ではないのでは。
新規サイトが MFI 対応されない
【質問】
2019年7月以降に新しくインデックスされたサイトはデフォルトでMFIになると認識しているが、MFIにならないケースもあるのか?
対象サイトは、URL検査だとユーザーエージェントはモバイルだが、インデックス クローラは「パソコン用 Googlebot」となっている。
サイトはレスポンシブ。
【回答】
頂いたURLを確認したところ、おそらくMFIに移行しているのでは。サーバのログを確認して欲しい。
Search Console上の表示が一部パソコン用 Googlebotになっており、Search Console側の問題があるのかなと思う。
担当チームに報告したが、Search Consoleからもフィードバックを送ってくださいとのこと。スクリーンショットだけでなく、可能であれば英語で具体的な状況を説明していただけると助かるとのこと。
サイトがインデックスされない
【質問】
Googleサイトでページを公開し、Search Consoleからインデックス登録をリクエスト済みだが、60日経過してもインデックスされない。何か問題はあるのか?Googleサイトはインデックスされにくいなどあるのか?
【回答】
もう一度Search Consoleに登録しているのか確認して欲しい。
その上で、インデックス登録やサイトマップ送信を行っていただき、それでもインデックスされないようであれば、もう一度ご質問くださいとのこと。
インデックス登録されない時の対処法
【質問】
インデックス登録のリクエストを送っているが、3週間〜1ヶ月くらい登録されない。また3ヶ月経っても登録されないケースもある。何が原因なのか?
【回答】
インデックス登録のリクエストを送っているのか再度確認して欲しい。
URL は登録できますが問題がある
【質問】
URL検査で「URL は Google に登録できますが、問題があります」と表示される。どうすればよいか?
【回答】
頂いたURLを確認したところ、httpからhttpsへの移行がうまく行っていないようだ。今回はhttpsのページが優先してインデックスされていないケースがあった。
httpsへリダイレクトしていないようなので、以下のページをご覧いただき対処してくださいとのこと。
ちなみに、URL 検査のエラーについては以下を参照してください。
表示の意味: URL は Google にインデックス登録できます。ただし、ページに実装しようとしている拡張機能に問題があるため、検索結果に拡張機能が反映されない可能性があります。これには、関連付けられた AMP ページに問題がある場合や、ページ上のリッチリザルト用構造化データ(レシピ、求人情報など)の形式が不適切な場合などがあります。
サイトマップが送信できない件
【質問】
再びSearch Console上でサイトマップが送信できない状態になった。原因を教えて欲しい。
【回答】
今具体的にお答えできることはないが、担当チームに報告した。
Search Consoleで上手くいかないことがあった際には、まずはフィードバックを送信してくださいとのこと。
Ameba blog で Search Console と連携したい
【質問】
AmebaブログでSearch Consoleと連携する方法を教えて欲しい。
【回答】
今はワンクリックで認証できる。詳しくは以下のページをご覧ください。
Verification APIについて興味がある方はこちらをご覧ください。
アメブロのSearch Console連携がVerification APIで簡単になったお話
指名検索で表示されなくなった
【質問】
全国の店舗ごとにサブドメインを区切って店舗別のページを作っているサイトで、指名検索で表示されなくなった。
2019年12月28日ころ一部の店舗で指名検索で表示されなくなり、1月9日以降、すべての店舗で表示されなくなった。
Search Consoleをみるとインデックスは消えてなく、エラーもない。
サイトの構成としては、同一ドメインで、店舗ページのみサブドメインで分けている。ページ内は同一テンプレートだが、店舗独自の情報も掲載している。
粗悪なリンクの可能性も視野にサイトを確認しているが、原因が分からない。
【回答】
何も心当たりが無いということであれば、検索結果下の「フィードバックを送信」より問題点を報告して欲しい。
URLを確認したところ、店舗名で検索した際にナレッジパネルが表示されるが、URLを登録していないようなので、登録すると良いのでは。ユーザー導線としても、サイトURLがナレッジパネルにあった方が良い。
粗悪な被リンクの可能性があるのであれば、そういったものをなくしてくださいとのこと。
新サービス立ち上げ時のドメイン
【質問】
既存サービスから派生した新しいサービスサイトを立ち上げる。
既存サイトのサブドメインに置くか、新規ドメインに置くか悩んでいる。
サブドメインで「手動による対策」を受けた場合、本体ドメインにも影響は及ぶのか?
サブドメインと新規ドメインのメリットとデメリットについてアドバイスが欲しい。
【回答】
「手動による対策」について、Googleから何かお伝えすることはない。
また、手動対策されるような可能性があるサイトは作らない方が良いのでは。
サブドメインと新規ドメインのどちらを使うかについては、新サービスのサイトが、実際どの程度新しく、既存サイトと関連性があるのかという点を考慮して、ユーザー視点で考えるとよいのでは。
優先順位は下がりますが、メンテナンスのしやすさなども考慮しても良いと思います。
ルートドメインとサブドメインの関係
【質問】
ルートドメイン (example.com) からサブドメイン (sub.example.com) へリンクを設置すると、内部リンクになるのか?それとも外部リンクになるのか?被リンクとしてのパワーを得られるかについても知りたい。
【回答】
リンクの効果を気にするのではなく、ユーザーのことを考えて運営することをオススメする。
新規ドメインでコンテンツを再公開すると重複?
【質問】
1年前に閉鎖したサイトを、新規ドメインで再度公開する予定だが、コンテンツをチェックしたところ、スクレイピング系スパムサイトに1/3以上コピーされていた。
スパムサイトには自然検索からの流入がそれなりにあり、コンテンツを修正せずに再度公開すると、私のサイトが検索エンジンから重複扱いされるのか?
コンテンツをそのまま公開するか、大幅に加筆修正するか悩んでいる。
【回答】
推測でしか言えないが、おそらく重複扱いされないので、あまり気にしないでやると良い。
スクレイピング系スパムサイトがどのようなものか分からないが、日本語キーワードハッキング (よくある日本語のコンテンツをコピーしてハッキングしたサイトにコピーして、さらにクローキングしているようなページ) であれば、完全にスパムなので、Googleが高く評価し続けることはない。スパムレポートを送ってくださいとのこと。
今お話したようなケースは、割と典型的なパターンなので、そんなに恐れずにコンテンツを公開すると良いと思われる。
スパムサイトには自然検索からの流入がそれなりにあるというのは、どのように判断しているのか気になったとのこと。通常分からないのでは。
自分のブログ記事が無断で転用される
【質問】
自分のサイトを検索すると、タイトルは他社で、コンテンツ部分が私の書いたブログ記事になっている。
1件2件ではなく大量に無断転用されている。
プロに頼んでサイトを引っ越ししてからの現象だが、初心者のためどうすれば良いのか分からない。
【回答】
こちらも前述の質問と同様で、ハッキングされているサイトにコンテンツがコピーされている。
ハッキングされたサイトとして、スパムレポートを送ってくださいとのこと。
スパムレポートは1件ずつ送るしかないの?
【質問】
ある検索クエリの検索結果で、自身が運営するサイトのコンテンツをクローキングしたスパムサイトが、検索結果の2ページ目以降にたくさん表示されている。
スパムレポートで1件ずつ送るしかないのか?
【回答】
1件ずつ送るしかないとのこと。
FAQ の構造化マークアップを復活させたい
【質問】
FAQ の構造化マークアップが消えてしまった。復活させるには、どのようにページのクオリティを上げれば良いのか?
【回答】
あまりアドバイスできることはない。
一般論としては、単純に何か問題があるのではなくて、アルゴリズム上何か判断されて表示されなくなった可能性が考えられる。
以下のツールを使って、もう一度マークアップについて確認してくださいとのこと。
リッチリザルトが表示しないというご質問は、フォーラムにもよく寄せられています。
リッチリザルトは、構造化データのマークアップに問題がなければ必ず表示するものではなく、Googleのアルゴリズムで検索結果に表示されるかどうか決まります。ウェブマスター側で完全にコントロールすることは難しいのですが、表示されない場合、以下を見直してください。
構造化データの重複は問題になるのか
【質問】
ECサイトの商品ページで、構造化データをクライアントサイドで動的に生成している。
レビュースニペットの構造化データがサーバーサイドで生成されており、それに付け加える形で商品の構造化データも生成されている。
リッチリザルトテストでは、商品とレビュースニペットが別々に認識され、AggregateRatingの項目が重複して表示される。問題ないか?
【回答】
頂いたURLを構造化データテストツールで確認したところ、特に問題がないように思われる。
基本的に問題ないと思うが、個別の懸念点があれば、追加でご質問くださいとのこと。
「Javascript を使った構造化マークアップ」のガイドライン
【質問】
以前は、構造化マークアップはサーバサイドでの出力を推奨していたと記憶しているが、現時点でもその認識で問題ないか?
それとも、Javascriptでもサーバサイド同様に認識されるのか?
【回答】
サーバサイドで実装できるのであれば、していただけると良いのでは。
以下のヘルプページに詳しく載っているので参考にして欲しい。
FAQリッチリザルト
【質問】
「商品検索結果一覧ページ」や「キュレーション記事」の目立たない場所にQ&Aコンテンツを作成し、サイト内の大量のページに機械的にFAQリッチリザルトを表示する方法が流行している。
出力している内容がユニークであればガイドライン違反にならないというジョン・ミューラー氏の発言を見たが、以前のオフィスアワーではFAQリッチリザルトを目的に、元々FAQではないページにFAQコンテンツを追加することをサクラ行為と言及されていたように思える。
Googleはどのように考えているのか?
【回答】
今までと特に解釈が変わることはない。
一般論で言うと、FAQとして成立しているのであれば、特に問題はないと思われる。ただし以下のようなものは問題があるしガイドラインに違反する。
- 他のページの使い回し
- 広告のように誘導している
低品質なFAQが検索結果に表示されている場合、ユーザー体験が良いものになるとは思えない。ユーザーの利便性や使いやすさを追求すると良いのでは。
大規模サイトリスト型ページのページネーション
【質問】
大規模サイトに関するリスト型ページのページネーション処理について質問する。
- XMLサイトマップには2ページ目以降のページも送信するべきか? (rel=”prev” rel=”next”を実装していない場合)
- 昨年、pagenation系のrel=”prev” rel=”next”タグをGoogleは現在使用していないと発表があった。今回に上げたようなページに関しては、2ページ目、3ページ目、100ページ目があることについて、Googleに何のシグナルも送る必要はなく、全てのページをインデックスさせて良いという理解で良いか?
公式 複数ページにまたがる記事やコンテンツをお持ちの方へ。rel=”next” と rel=”prev” を使用したページネーションのご紹介
【回答】
- 1ページ目、2ページ目以降と言うよりは、重要なページを送ってくださいとのこと。
- 何のシグナルも送ることはできないので、すべてのページネーションをクロールさせてインデックス可能にしていけばよいのでは。もしくは、しなくても良い。
今の時点では、rel=”prev” rel=”next”以降のベストプラクティスをGoogleは提示できていないので、皆様の体感と手間を考慮していただいて実装してくださいとのこと。
お店の一覧ページは noindex にするべきか
【質問】
飲食店の紹介記事のサイトを運営している。
ライターが書いたお店の一覧ページがnoindexになっていた。
このようなカテゴリページはnoindexにした方が良いのか?
【回答】
noindexが意図してやられたものなのか、テンプレートで自動的になっていたものなのか、それとも偶然なのか分からない。
Googleとしては、SEOを意識してサイト内のページを細かくnoindexを駆使することをオススメしていない。
Googleはページをクロールして、サイトやページの構造を理解して、適切なページをユーザーに返したいと考えている。
Googleとしては、noindexしない方をお願いしている。ただ、それはGoogleのクロールやインデックスの観点なので、ウェブマスターの皆さんの立場に立つと、こっちの方が順位が上がるといったプラクティスがあるのかもしれない。
基本的には、Googleがクロールできてインデックス可能であれば、適切なページがユーザーに届くのでは。
Googlebot の JavaScript レンダリングの処理
【質問】
JSで生成されるコンテンツは、インデックスの前に別プロセスとしてレンダリングが挟まれる。
1ページに複数のJSがあった場合、まとめてレンダリングされるのか?それとも1つずつ別々のプロセスで処理されるのか?
例えば、5つのJSファイルを読み込むページの場合、5つは1回のレンダリングにまとめられるのか?それとも2回以上に分かれて実行されるのか?
【回答】
まとめて処理されるとのこと。
ウェブマスターオフィスアワーに質問するには?
質問フォームから質問できます。
質問が多い場合は、翌月に持ち越されることもあります。
URLを非公開で質問したい場合、その旨記載すると、URLは公開されません。
次回は、2020年6月後半を予定しています。
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