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iPhoneの空き容量が少なくなった時の対処方法

iPhone

今日のエントリーは、iPhoneの空き容量が少なくなった時の対処方法を紹介します。

iPhoneの空き容量が少なくなる原因は、ほとんどが写真と動画です。

16GBのiPhoneをお使いの場合、工場出荷時の状態でも空き容量は2〜3GBしかありません。写真やビデオを撮影したらすぐに容量が一杯になってしまいます。
32GBのiPhoneを使っている場合も同様で、たくさん写真を撮影するユーザーだと、すぐに容量が不足してしまいます。

iPhoneで写真を管理する方法はいくつかあります。iCloud写真を使わないで写真を管理するユーザーもいれば、iCloud写真で管理しているユーザーもいます。また、Googleフォトで写真を管理しているユーザーもいますよね。

写真を管理する方法に応じて、iPhoneの空き容量が少なくなった時の対処方法を紹介します。

iCloud写真を使っていない場合

iCloud写真を使っていないユーザーも多いと思います。

無料で使えるiCloudは5GBなので、iCloud写真を利用すると、すぐに容量オーバーしてしまいiCloudへの課金は必須です。クラウドに課金したくないユーザーは、僕も含め結構多いのではないでしょうか?

iCloud写真を使っていない場合、以下の方法を行ってください。

マイフォトストリームをオフに

iPhoneの空き容量が少なくなってきた場合、マイフォトストリームをオフにします。

  • 設定→写真→マイフォトストリームをオフ

マイフォトストリームをオフ

マイフォトストリームが有効だと、iPhoneで撮影した写真や、Macに読み込まれたデジカメの写真が、iCloudのマイフォトストリームに保存されます。MacやiPadなど他のデバイスでも写真が見れるので便利です。

その反面、マイフォトストリームは、iPhone内のマイフォトストリーム内に同じ写真が保存されるので、iPhone本体のストレージを消費します。

特に、デジカメの写真をMacに取り込んでいて、Macのマイフォトストリームをオンにしていると、解像度の高い画像がマイフォトストリーム経由でiPhoneに保存されるので、iPhoneの容量はすぐに一杯になるのでご注意ください。

マイフォトストリームをオンにすると、MacやiPadなど他のデバイスで写真が共有できるので便利なのですが、iPhoneの空き容量が少ない方はオフにすることをオススメします。

パソコンに取り込んでiPhoneの写真を削除

パソコンに取り込んでiPhoneの写真を削除してもOKです。Mac、Windowsどちらでも大丈夫です。

以下の手順を行ってください。

  1. パソコンとiPhoneをLightningケーブルで接続
  2. 「読み込み後に項目を削除」にチェックを入れて、iPhoneの写真を読み込む

「読み込み後に項目を削除」にチェックを入れて、iPhoneの写真を読み込む

この場合、パソコン内の写真のバックアップを取ることは忘れないでください。パソコンに不具合が生じて写真が消えてしまった場合、iPhoneから写真を削除してしまっているので、元に戻すことはできなくなります。

iPhoneの写真を削除したら、ゴミ箱も削除

iPhoneの写真を削除したら、ゴミ箱も削除します。ゴミ箱を削除しないと、30日間はiPhone本体に残っていますので、空き容量は増えませんのでご注意ください。

  1. 写真を選択
  2. 「写真を削除」をタップ

iCloud写真を利用する

iCloud写真を利用すると、オリジナルの写真をクラウドにアップロードしつつ、iPhoneの写真やビデオを最適化することでiPhoneの容量を増やすことが可能です。

iCloud写真を利用する場合、無料で使えるiCloudの容量5GBでは足りなくなってしまいますので、別途iCloudストレージに課金しなければなりません。

  • 5GB・・・無料
  • 50GB・・・月額130円
  • 200GB・・・月額400円
  • 2TB・・・月額1300円

iCloud写真を有効にすると、「iPhoneのストレージを最適化」をオンにでき、iPhoneの容量を節約することができます。閲覧回数の少ない写真やビデオは、iPhoneの解像度に最適化されるため、iPhoneの空き容量が増えます。

  • 設定→Apple ID→写真→iCloud写真をオン

iCloud写真をオン

ちなみに、iCloudに保存された、オリジナルの写真はフルバージョンで保存されていますのでご安心ください。

  1. iCloudストレージを契約
  2. iCloud写真をオンにして、iPhoneのストレージを最適化を有効に
  3. iPhone本体の空き容量に応じて、写真が最適化されるので、iPhoneの空き容量は増える

iPhoneから写真を削除すると、iCloudからも消える

iCloud写真を有効にした場合、iPhoneから写真を削除すると、iCloudからも消えるのでご注意ください。

Googleフォトを利用している場合

Googleフォトを利用している場合、Googleフォトに写真をアップロードしてから、iPhone内の写真を削除してもOKです。

Googleフォトはクラウドサービスなので、Googleフォトにアップロードした時点で、写真とビデオはクラウド上にバックアップされるので安心です。

  • 無料プランのユーザー・・・Googleフォトの「高画質」を利用します。多少圧縮されますが、容量無制限でiPhone内の写真とビデオを、Googleフォトにアップロードできます。
  • Googleドライブのストレージを契約しているユーザー・・・Googleフォトの設定を「元の画像」にして、オリジナルの写真やビデオをGoogleフォトに保存します。

Googleフォトを利用している場合、以下の手順を行ってください。iPhoneの空き容量を増やすことが可能です。

  1. Googleフォトをインストールして、「高画質モード」「元の画像」のどちらかを設定
  2. Googleフォトを立ち上げれば、iPhone内の写真とビデオは自動でGoogleフォトへアップロードされる
  3. iPhoneの写真アプリ内の写真を削除

Googleフォトで「高画質モード」「元の画像」のどちらかを設定

iPhoneの写真を削除したら、ゴミ箱も削除する

iPhoneの写真を削除したら、ゴミ箱も削除してください。ゴミ箱を削除しなければ、30日間はiPhone本体に残っていますので、空き容量は増えません。

  1. 写真を選択
  2. 「写真を削除」をタップ

Googleフォトは、iPhoneの容量を消費しない

Googleフォトは、「端末の空き容量の管理」でバックアップした写真や動画を端末から削除したり、キャッシュサイズを小さくしたりできるので、iPhoneのストレージをほとんど消費しません。

  • iPhoneの写真アプリ・・・2016年7月から2019年2月までの約2年7ヶ月の写真とビデオが、写真アプリに保存されていて、容量は17.88GB
  • Googleフォト・・・2000年頃からの過去全部の写真があるにもかかわらず、容量は280.5MB
Googleフォトは、iPhoneの容量を消費しない

左がiPhoneの写真アプリ、右がGoogleフォト

「端末の空き容量の管理」で空き容量を増やす

  • Googleフォトの設定→「端末の空き容量の管理」→「空き容量を増やす」をタップ

「端末の空き容量の管理」で空き容量を増やす

Googleフォトアプリで写真を削除すると、クラウドからも消える

Googleフォトアプリで写真を削除すると、クラウドからも写真が消えるのでご注意ください。

さいごに

以上、iPhoneの空き容量が少なくなった時の対処方法を紹介しました。

今回、いくつかの方法を紹介しましたので、お使いの環境にあった方法で、iPhoneの空き容量を増やしていただければと思います。