家族や子供の写真は、どのように管理していますか?
家族の記念写真や子供の写真など、絶対に失いたくない写真はあるはずです。
昔のフィルムカメラならば、「ネガ」が残っていれば、写真がなくなっても現像できます。でも、スマホやデジカメで撮影した写真は、データが消えてしまえば、写真は戻ってきません。
今まで、PCが壊れてしまい、家族や子供の写真データにアクセスできなくなり、途方に暮れた友人を何人も見てきました。
今日は、「家族や子供の写真を失いたくないならば、GoogleフォトかiCloudフォトライブラリで管理すべし」というタイトルのとおり、家族や子供の写真を絶対に失わない管理方法を紹介します。
GoogleフォトかiCloudフォトライブラリで写真を管理すれば、写真は絶対に失わない
GoogleフォトかiCloudフォトライブラリで写真を管理すれば、写真は絶対に失いません。
理由は、クラウドで写真を保存するため、クラウドの写真を消さない限り、写真は失わずにすむからです。
クラウドに写真を保存しているのであれば、パソコンが壊れても、写真はなくなりません。
例えばGoogleフォトならば、Googleアカウントにログインするだけで、Googleフォトに保存した写真を見ることが可能です。
Googleフォトで写真を管理
Googleフォトの最大の特徴は、OSを問わない点です。Windows、Mac、Android、iOSすべてのOSで使えます。
複数のOSを使っている方は、それぞれの端末で撮影した写真を、Googleフォトで一元化ができ、しかもバックアップも取れるのでオススメです。
iCloudフォトライブラリで写真を管理
iCloudフォトライブラリならば、Apple IDにログインするか、ブラウザから icloud.com へアクセスすれば、写真を見ることができます。iCloudフォトはAppleユーザーにオススメです。iPhoneとMacだけを使っているならば、iCloudフォト一択ですね。
ちなみにiCloudフォトは、Windowsでは使うことは可能ですが、使い勝手はいまいちです。Androidでは利用することはできません。
Googleフォトで写真をバックアップする方法
Googleフォトで写真をバックアップする方法を紹介します。
- バックアップのモードを選択
- スマホの写真は、「Googleフォト」アプリをインストールしてバックアップ
- デジカメの写真は、PCでGoogleフォトへアクセスしてアップロードする
1. バックアップのモードを選択
バックアップのモードを選択します。
Googleフォトのバックアップには、次の2つのモードがあります。
- 高画質・・・圧縮しますが、容量無制限で無料で使える
- 元の画像・・・圧縮しませんが、Googleドライブの容量を消費する
元の画像で利用する場合は、Googleドライブのストレージを追加で購入する必要があります。
- 15GB・・・無料
- 100GB・・・月額250円 (年額を一括で支払うと2500円)
- 200GB・・・月額380円 (年額を一括で支払うと3800円)
- 2TB・・・月額130円 (年額を一括で支払うと13000円)
2. スマホの写真は、「Googleフォト」アプリをインストールしてバックアップ
スマホの写真は、「Googleフォト」アプリをインストールすれば、Wi-Fiに接続されている時にアプリを立ち上げるだけで、自動的にGoogleフォトへバックアップを取ってくれます。iOS、Androidどちらもバックアップの方法は、ほぼ一緒です。
設定を変更すれば、Wi-Fiに接続していない場合に、モバイルデータ通信で写真をバックアップすることも可能です。
3. デジカメの写真は、PCでブラウザからGoogleフォトへアクセスして、アップロードする
デジカメの写真は、PCでブラウザからGoogleフォトへアクセスして、アップロードしてください。バックアップが取れます。
①Googleフォトへアクセス
②デジカメをPCに繋いで、Googleフォトへドロップすればバックアップが完了
デジカメ内の写真をGoogleフォトへバックアップしたら、その都度、デジカメ内のmicroSDカードを削除する習慣をつけることを強くオススメします。
削除しないで、次回またGoogleフォトへバックアップしてしまうと、写真がダブってしまいます。
「バックアップと同期」は使わない方がいい
PC用のアプリケーションの「バックアップと同期」は使わない方がいいです。
PCのメモリを大量に消費するのと、バックアップの挙動がおかしい時があるので、僕はオススメしません。
iCloudフォトライブラリで写真をバックアップする方法
iCloudフォトライブラリで写真をバックアップする方法を紹介します。
- iCloudストレージを購入
- iCloudフォトライブラリを有効にする
1. iCloudストレージを購入
無料で使えるiCloudは5GBまでなので、iCloudストレージを購入しなければ、写真のバックアップとして利用することはできません。
- 5GB・・・無料
- 50GB・・・月額130円
- 200GB・・・月額400円
- 2TB・・・月額1300円
2. iCloudフォトライブラリを有効にする
iCloudのストレージを購入したら、iCloudフォトライブラリを有効にすれば、iCloudフォトに写真がバックアップされます。
MacとiPhoneをお持ちの方は、両方の端末で設定します。次の手順で設定を行ってください。
- Macの設定・・・システム環境設定→iCloud→写真→iCloudフォトライブラリ→オン
- iPhoneの設定・・・設定→Apple ID→iCloud→写真→iCloudフォトライブラリ→オン
「Googleフォト」や「iCloudフォトライブラリ」を使って写真のバックアップを取る際の注意点
「Googleフォト」や「iCloudフォトライブラリ」で写真をバックアップする場合、スマホで写真を削除すると、クラウドからも写真が削除されてしまいますのでご注意ください。
大容量のスマホを使っているのであれば、何の問題もありませんが、少ない容量のスマホの方は要注意です。
さいごに
以上のように、家族や子供の写真を失いたくないならば、「Googleフォト」か「iCloudフォトライブラリ」で写真を管理してください。
PCやスマホが故障しても、写真はクラウドにあるので、何の心配もいりませんからね。
ナレッジ