飲食店や美容室などの店舗を展開しているクライアントには、Googleストリートビューを導入するメリットを必ずお話しています。
見込み客が、事前にウェブ上でバーチャルツアーができるので、店舗の魅力を最大限にお客様に伝えることが可能です。
「Googleストリートビュー」を導入するメリットは?
「Googleストリートビュー」を導入するメリットを見ていきます。
- 360°パノラマ画像でお店の魅力を最大限にアピール
- 来店率がアップ
- 競合店との差別化
- Google検索・Googleマップとの連携
- 月額のランニングコストは不要
360°パノラマ画像でお店の魅力を最大限にアピール
「Googleストリートビュー」を導入する最大のメリットは、見込み客に対して、ネット上で店舗の雰囲気を伝えることができることです。
ストリートビューには、360°パノラマ画像を使いますので、ユーザーはマウス1つで店内を見渡すことが可能。まるで店内を歩いているかのような体験ができるのです。
来店率がアップ
お店選びに失敗したくないお客さんは、事前にネットでお店について下調べします。
「Googleストリートビュー」を導入することで、初めてのお店選びをしている見込み客に対して、店内の様子を360°パノラマ画像で見せることが可能です。
「どんなお店なんだろう?」といったお客様の不安が取り除かれるので、来店率がアップします。
競合店との差別化
Googleの調査によれば、ユーザーの3人に2人はバーチャルツアーを希望しています。ネットで事前に店内について下調べができるなら、絶対にやりますって。
競合店がやっていないのであれば、今すぐにでも「Googleストリートビュー」を導入するべきです。
Google検索・Googleマップとの連携
Googleの調査によれば、Google検索エンジンを使って店舗を検索する人の割合は62%です。
「Googleストリートビュー」を導入すれば、「地域名 + 食べ物」「地域名 + 業種」などで検索した際、Gogle検索結果の右上に、表示されるビジネス情報から、Googleストリートビューによる店内のバーチャルツアーを体験してもらえます。
また、最近はGoogleマップで店舗を検索するユーザーも増えています。
月額のランニングコストは不要
「Googleストリートビュー」は、360°パノラマ画像を撮影する初期費用のみで、月額のランニングコストは不要です。
Google 認定フォトグラファー制度
「Googleストリートビュー」を導入するには、360°パノラマ画像を撮影しなければなりません。
360°パノラマ画像の撮影には、幾つかの方法があります。
お金をかけたくなければ自分で撮影してもいいし、高解像度の画像を求めているのならば、お金を払ってプロに委託するのもありです。
「360°パノラマ画像にかけるコスト」と「画像のクオリティー」はトレードオフです。
飲食店のオーナーで、「自分でホームページ作ってます」という人を見かけますが、どうしてもウェブサイトの運用は素人運用になってしまいますよね?ちょくちょく変更があるGoogleの仕様変更やFacebookの仕様変更に、対応するってのは、素人では厳しいと思います。
360°パノラマ画像も同様です。高画質でGoogleの仕様に沿った画像を求めるのならば、プロに委託することをオススメします。
Googleには、「Google 認定フォトグラファー制度」があり、Googleストリートビューの画像のプライバシーポリシーを守った360°パノラマ画像が撮影できるカメラマンに、「認定フォトグラファー」のバッジを提供しています。
Googleのサイトには、「認定フォトグラファー」の一覧リストがあります。ちなみに、当社(iSchool合同会社)も、「Google認定フォトグラファー」として、Googleに登録されております。
「Googleストリートビュー」の360°パノラマ画像の撮影方法は?
360°パノラマ画像のクオリティーに応じて、以下3つの中から選択可能です。
- スマホのアプリ
- RICOH THETA S
- デジタル一眼レフ
スマホのアプリ
Googleストリートビューのアプリのカメラを使えば、360°パノラマ画像を撮影することは可能です。
自分のスマホを使って撮影すればいいので、自分でやればコストは掛かりません。しかも、画像のクオリティは、32枚の写真を1枚に合成するので、解像度はめちゃ高い。
しかしデメリットもあります。
1枚の360°パノラマ画像を撮影するためには、支店を固定して全方向を32枚の写真を撮影しなければなりません。
支店がずれてしまうと、360°パノラマ画像に歪みやズレが出てしまうので、3脚を使って固定しないと絶対にダメ。あとは、スマホのカメラのレンズの視点が32枚の写真で、ほとんど同じ位置から撮影しないと「歪み」が生じます。
Googleストリートビューのアプリで撮影した「360°パノラマ画像」は、店舗を魅力的に紹介するという目的だと、使えないケースがほとんどです。だって、「歪み」や「ズレ」がないものを撮影するのは至難の業ですから。
手持ちのスマホでできるのでコストは掛かりません。が、ビジネスで使える360°パノラマ画像を撮影しようと思ったら、結構ハードル高いということは、頭に入れておきましょう。
RICOH THETA S
お手軽に360°パノラマ画像が撮影できます。
難点は解像度が低いことです。店舗の魅力を最大限に引き出すような360°パノラマ画像を撮影することは難しいです。
RICOH THETA Sで撮影した「360°パノラマ画像」の解像度は、1400万画素です。
それに対して、デジタル一眼で撮影した「360°パノラマ画像」の解像度は、5000万画素以上あるので、全く別物なのです。↓
デジタル一眼レフ
魚眼レンズを使って撮影します。一式揃えるのに20万円くらいはかかるので、敷居は高いですよね?
出来上がった360°画像のクオリティは素晴らしいですけどね。
当社で360°パノラマ画像を撮影する際は、デジタル一眼レフと魚眼レンズだけでなく、パノラマヘッドなどの特殊な機材を使って撮影しますので、高画質のパノラマ画像を提供できますのでご安心ください。
「Googleストリートビュー」で店舗の魅力を伝える
店舗を運営している方は、すぐにでも「Googleストリートビュー」を導入することをオススメします。
店舗オーナーのメリットは、「Googleストリートビュー」を導入することで、GoogleマップやGoogle検索で、自分の店舗の魅力を、360°パノラマ画像で伝えることができますからね。
またウェブサイトを訪れたユーザーにとってもメリットがあります。実際に店舗に訪問したかのように、店舗内を自由に見て回ることが可能です。
集客ツールとして、「Googleストリートビュー」を活用していきましょう!
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