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ゆうちょダイレクトは使いにくい・・・スマホアプリのトークンを用意すべし

インターネットセキュリティーテクノロジー

ゆうちょダイレクト、めちゃ使いにくいです。

このシステム作ってる人、マジで頭悪い。どうやったらこんなにも、ユーザー目線を無視したネットバンキングのシステムが作れるのか聞いてみたいもんです。

ネットバンキングなら三菱東京UFJ銀行が使いやすいです。同行間の振込手数料は無料だし、ワンタイムパスワードもスマホのアプリで対応可能です。振込金額限度額の上げ下げも管理画面から簡単にできるし、ネットバンキングを使うにあたって、かゆいところに手が行き届いてる感じ。
スマホのアプリでワンタイムパスワード発行してくれないと、外出先で振込できないもんね。

あとは、個人用の楽天銀行は使いやすい。法人用の楽天銀行は、全然使いにくいんだけどね。システム設計がちょっと違うのです。法人用のネットバンキングにしては珍しく、口座維持手数料が無料だから一応持ってるけど・・

ゆうちょダイレクトのダメな点

さて本題です。

今日のエントリーはゆうちょ銀行のダメな点を書きます。

送金限度額を引き上げるには、書面での手続きのみ

送金限度額の引き上げが、ネット上でできません。

送金限度額変更

送金限度額を引き上げるには、書面での手続き、郵便局の窓口での手続きが必要で、どちらで手続きしても1週間ほどかかるようです。

送金限度額の引き上げが、ネットバンキングの管理画面からできないって、ネットバンキングの意味ないやん。

これ致命的ですわ。

1日の送金限度額を引き上げる際には、「ゆうちょダイレクト利用申込書」による書面でのお手続きが必要です。
ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口(簡易郵便局は除く)でのお手続きのほか、このページにある「ゆうちょダイレクト利用申込書の作成・印刷(無料)」ボタンから「ゆうちょダイレクト利用申込書」を作成・印刷し、郵送でお手続きいただくこともできます。

1日の送金限度額の引上げ

ゆうちょダイレクトは、トークンをユーザーに配ってるんだから、トークンで生成されるパスワードを入力すれば、ウェブ上で送金限度額の引き上げができてもよくね?

ネットバンキングでできるのは、送金限度額の引き下げのみ

ちなみに、ネットバンキングの管理画面でできるのは、送金限度額の引き下げのみ。

引き下げだけネット上でできて、引き上げができないのです。

ゆうちょ銀行ってセキュリティについて真剣に考えてないよね?

送金限度額を下げることはできるけど、上げられないのは、使い勝手が悪いです。

ビジネスで使ってる口座なら1000万円以上口座に入っていることもあると思います。セキュリティを考えると、送金限度額の設定を0円か限りなく0円に近いところにしておきたいですよね。

万が一、ネットバンキングの管理画面をハッキングされた場合でも、送金限度額が0円なら、自分の口座から第三者の口座に振り込まれることはありませんから。振込にはトークンが発行するワンタイムパスワードが必須です。

大きなお金を送金するときだけ、送金限度額を引き上げて、普段の送金限度額は低くしておきたいという需要は絶対にあると思います。

ゆうちょダイレクトはトークンを発行しているので、トークンが発行するワンタイムパスワードで、送金限度額を引き上げができるとありがたいですよね。

ワンタイムパスワードが発行できるトークンって、第三者のなりすましを防ぐためにあるんだからね。

外出先からテザリングでログインすると、毎回、合言葉の質問の入力が必要

ログイン情報をIPアドレスで管理するのはいいんだけど、普段と違うIPアドレスからログインがあると、ほぼ毎回のように、合言葉の質問の入力が求められます。

合言葉の質問の答えは、普段から覚えていないと思います。

合言葉の質問と答えを、GoogleドライブやDropboxなどのクラウドに置いとくのは嫌なんですよね。クラウドに置いといたら、セキュリティ的にNGじゃないですか?

事務所では、Macを買い替えたときや、クリーンインストールをした時には、合言葉の質問と答えの入力が必要です。

IPアドレスが通常と違う環境の場合、トークンが発行するワンタイムパスワードでいいと思うのは、私だけでしょうか。

トークンを持ってないと、1日に5万円以上を送金する場合、携帯キャリアのメールアドレスが必須

ゆうちょダイレクトから送金する場合、トークンを持っている人は、トークンに表示されるワンタイムパスワードを入力して、送金する仕組みになっています。

で、トークンを持ってない人は、メールアドレスに届いたワンタイムパスワードを入力して、送金する仕組みになっています。

このメールアドレスへ送られてくるワンタイムパスワードが、5万円以下の送金ならば、PCメールに飛んできます。
が、5万円以上の送金の場合、携帯キャリアのメールアドレスにしかワンタイムパスワードが飛んでこない仕様になっています。

トークンを持っている人には関係のない話ですが、トークンを持ってないと5万円以上の送金の場合、携帯キャリアのメールアドレスにしか、ワンタイムパスワードが届かないようになっている模様です。

今時キャリアメールを使ってるのは、高齢者がほとんどです。高齢者の場合、周りの友人がみんなガラケーでキャリアメール使ってるから、変更できないんですよね。
ゆうちょダイレクトって、そんなに高齢者ユーザーが多いの?

若者でキャリアメールを使ってるとか聞いたことないですから。あとMVNOのユーザーも完全に無視してますね。

キャリアのメールアドレスを持ってないと、1日に累積5万円以上送金する場合はエラーが出て送金できません。

当行が推奨する携帯電話・スマートフォンのメールアドレス

例外もあり

1日に5万円以上の送金でも、携帯キャリアのメールアドレスが不要のケースもあります。

サイトが非常にわかりにくいので、ゆうちょダイレクトのサポートに電話して確認しました。

サイトに書いてないこともあるやん。。

以下3つに該当すれば、携帯キャリアのメールアドレスではなく、PCメールにワンタイムパスワードが届きます。

  • 振替口座から送金する場合
  • 送金日を指定した送金
  • 予め登録している口座に送金する場合

振替口座から送金する場合

一般ユーザーで振替口座持ってる人って、あまりいないと思いますけど・・

ゆうパックの代引きで商品を発送した際、受取先を振替口座にすると手数料が安いんだよね。まあ振替口座はネット通販業者向けですね。

送金日を指定した送金

翌日に送金日を指定すれば、キャリアメールにワンタイムパスワードが飛んでこなくても、送金できます。

じゃあ、そもそも携帯キャリアのメールアドレスにワンタイムパスワード飛ばす意味ないやん。振込詐欺を想定してるんだろうけど、マヌケすぎ。

予め登録している口座に送金する場合

登録していれば、5万円以上の送金でも、PCメールにワンタイムパスワードが届きます。

しかし、ゆうちょダイレクトのシステムを侮ってはいけません。

送金先を登録するには、ゆうちょダイレクトから送金した後の画面で、送金先を登録することになりますよね?登録してから、実際に使えるようになるまで3日間かかるようです。

ゆうちょダイレクトのメリット

ボロクソに書きましたが、ゆうちょダイレクトのメリットも1つだけ書いておきましょう。

  • 月5件、同行間の送金手数料が無料な点

同行間なんだから、三菱東京UFJ銀行みたいに、何回でも無料だと助かるのですが。

まとめ

以上が、ゆうちょダイレクトのダメな点でした。

スマホアプリのトークンを用意すれば、すべて解決するんだから、もっとユーザーの使い勝手を考えてシステム設計して欲しいですね。

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