2016年9月5日14時からLINEモバイルがスタートしました。
LINEモバイルのサイトから申し込みが可能です。
2016年3月24日にLINEからMVNO事業へ参入する発表があったので、発表から5ヶ月かかったことになります。随分と時間がかかりましたね。
7月にLINEは上場という一大イベントがあったので、MVNO事業の展開が遅かったのかもしれません。
MVNO事業なんて、総務省とdocomoに届け出れば直ぐにできるのにね。
LINEモバイルの発表会
9月5日13時から、LINE LIVEで発表会が配信されました。
LINE 取締役 CSMOの舛田淳氏による発表と、LINEモバイル社長の嘉戸彩乃氏による説明がありました。ちなみに、LINEモバイルとは、LINEの100%子会社です。
前から思っていたのですが、LINEの読み方って、LINE社の中の人ってラインの語尾を下げるんですよね。一般的にはラインの語尾は上げる人が多いですからね。
MVNOのデメリット
MVNOを使ってて、一番不便なのは、LINEの年齢認証が通らないこと。年齢認証が通らないと、ID検索ができません。
docomo・au・ソフトバンクなどのキャリアで契約していた時に、LINEの年齢認証を通している方は、MVNOに移行しても、年齢認証は通ったままなので、問題ないんだけどね。
LINEの年齢認証が通ってない状態でMVNOと契約すると、裏技を使わないかぎり、年齢認証ができません。
以前のエントリーで、MVNOでLINEの年齢認証を突破する記事を書きましたが、今でもアクセス多いですから需要はあるんだと思います。
LINEモバイルの特徴
LINEモバイルは、docomo系のMVNOです。
MVNEは、NTTコミュニケーションズになります。IIJと同様、通信速度は安定していると評判のMVNEです。
MVNOの通信の品質はMVNE次第なので、通信の遅いb-mobile系・freebit系でなくて良かったです。
ここからは、LINEモバイルの特徴を見ていきましょう。
年齢認証が解消
LINEモバイルを契約すれば、どのプランでも年齢認証が解消されます。
データ通信プランでも年齢認証が解消されるのはいいですよね。
SMS認証、Facebook認証不要
LINEを登録する際のSMS認証、Facebook認証は不要です。
LINE Payでの支払いが可能
支払料金の1%が還元されます。
データプレゼント機能
LINEでつながってる友人や家族に、データ通信をプレゼントすることが可能。
トーク画面でプレゼントできるというのは、すごく便利です。
フィルタリング機能
LINEでは、未成年者保護を第一に考えているようなので、未成年者に対して、フィルタリング機能を無償提供するようです。
未成年者には、ID検索をできなくすることも可能なようですが、これってLINEモバイルの売りである年齢認証が解消されるというのと矛盾するよね・・
2種類のプラン
カウントフリーとコミュニケーションフリーのプランがありますが、少し分かりにくいので、説明します。
LINEフリープラン
月額データ通信1GBのプランに適用されます。
データ通信量がカウントされないのは、LINEアプリのみ。LINEの通話とトークが使い放題になります。
- データ通信プラン 月額500円
- SMS付きデータ通信プラン 月額620円
- 音声通話プラン 月額1200円
コミュニケーションフリープラン
月額データ通信3GB~10GBのプランが対象です。
カウントフリーがLINEのデータ通信だけが無料だったのに対して、Facebook・Twitterの通信量もカウントしないというのが売りです。
といっても、Facebook・Twitterで通信量がカウントされないのは、テキストや画像・動画の通信のみ。Messengerの音声通話とか、ペリスコープの動画などは通信量にカウントされます。
個人的には、Instagramの通信量をカウントしないと嬉しいんだけどね。
どうやってカウントフリーを実現しているかというと、↓
MVNE は、カウントフリー機能の実現のために必要最低限のデータ(IP アドレス、ポート番 号、パケット内容のうちヘッダの一部(テキスト、動画、画像等のデータ内容含まない部分))を機械的 及び自動的に識別することで、カウントフリー対象を識別しております。
LINEモバイルの料金プラン
3つの料金プランがあります。
- データ通信プラン
- SMS付きデータ通信プラン
- 音声通話プラン
データ通信1GBプランは、月額500円。
SMS付きデータ通信プランが、月額1110円から。
音声通話プランが、月額1690円から。
他社MVNOと較べても、料金体系は横並びですね。
かけ放題オプション
LINEには、LINE Outがありますので、かけ放題オプションはないようです。
LINEモバイルのサポートは?
電話サポート、LINEのトーク画面でのサポートになります。
LINEのチャットボットを使えばいいのにね。だってプラットフォーム提供してるんだからね。
SIMと端末セットもあり
楽天モバイルと同じように、ネットリテラシーが高くない層へのアプローチも抜かりがありません。
LINEユーザーは6800万人。DAU(デイリーアクティブユーザー)は70.8%です。ネットリテラシーが高くない層の方が圧倒的に多いからね。
端末セットで売るということは、高齢者とかもターゲットにしていくのでしょう。
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