2016年はチャットボットがものすごい速度で普及していきそうです。
早速試してみたところ、地域や業種の単語を拾って、データベースとクエリを照合しているようです。まだまだ検索クエリの蓄積が少ないので、的確な答えにならないことが多いです。今の段階では、高度な意味解析ができるわけではありません。
今後、検索クエリの蓄積が多くなっていけば、答えられることも多くなっていくでしょうね。
LOHACOのマナミさん
先日、LOHACOのマナミさんが話題になっていましたよね?
LOHACOでは、2014年9月からマナミさんを導入して、カスタマーサポートの省人化を図ってきました。
カスタマーサポートへ寄せられる大部分の質問は、同じような質問です。これらの質問には、人工知能を使えば、24時間365日対応できます。
人間のオペレーターは、もっと高度な問い合せに対応できるようになりますよね。結果、顧客満足度は上がるはず。
ふざけた質問には?
まともな質問には?
同社が、PCサイトの問い合わせ付けのためにチャットボットを導入したのは2014年9月で、ユニバーサルエンターテインメントのチャットボット開発基盤「CAIWA」がベースである。直近では、全問い合わせの3分の1を「マナミさん」がカバーし、オペレータでの対応と比較して6.5人分の省人化を実現したという。
AI開発のオルツ、チャットボット開発に使えるAPIを限定公開へ
人工知能開発ベンチャーのオルツは2016年5月12日、エンジニアがチャットボットの開発に使えるAPIや開発環境を、6月中旬以降に一部公開することを明らかにした。
公開するAPIの一つが、チャットボットの中核となるAPI「RMR (Rewritable Memory based Retrieval)」だ。ユーザーによる質問の意図を解析し、回答の候補を5つまで提示できる。2016年6月中旬から、200人限定で公開するという。オルツはAPIに加え、こうしたAPIを駆使したチャットボットを生成し、LINEやTwitterといった各種プラットフォームに配信するボット開発環境「AL+ BotFramework」を2016年6月25日に公開する。質問への回答に応じた条件分岐など、複雑な対話を実現するボットを生成できる。
Googleの人工知能
Allo
5月18日に開催されたGoogle I/Oでは、「Allo」というメッセージアプリが発表されました。
Googleハングアウトとの最大の違いは、人工知能のGoogle Assistantが組み込まれていて、コミュニケーションのヘルプをしてくれる点です。Photo Replyという機能を使うと、送信された写真への返信文の候補を上げてくれます。
Inbox
2015年11月からチャットボットの機能がついています。これ便利なんだよね。
グーグルの新世代メールアプリ「Inbox by Gmail」に、返信文の候補を提案してくれる機能が追加される。
この新機能「Smart Reply」は、受信メールの内容に応じて、短い返信文を3つ提案してくれるので、ユーザーは好きなものを選んで返信することができる。特に急いでいるときなどは便利だ。
返信用の定型文が用意されているメッセージアプリはすでに存在しており、機能そのものはよく似ているが、Smart Replyの方がはるかに賢い。3つの返信文の候補は、自然な言語処理を学習するディープニューラルネットワークによって生成される。つまり、「Google Cloud」で動かしているハイテクなチャットボットのことだ。
LINEのチャットボット
アカウントを作れば、誰でもチャットボットを作成できます。
4月7日に先着10000名ということでスタートしましたが、4月15日に上限に達したため、追加募集をしています。「LINE BUSINESS CENTER」から登録ができます。
BOT API Trial Accountでは、友だち数の上限が50人です。制限解除プログラムの審査に通れば、上限が5000人になります。
→終了しました。
今後のチャットボット
ウェブサイトに実装されていくことは間違いないですね。ユーザーの利便性を考えれば、質問にリアルタイムに答えてくれるのがベストです。
今後、企業のウェブサイトで問い合わせをする場合、問い合せページで問い合わせするのではなく、質問はチャットボットでリアルタイムに質問するという流れになっていくでしょう。
LINEのチャットボットの作り方はググればいくらでも出てきますので、試しに作ってみるといいですよ。
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