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iOS9からダウングレード!

AppleiPhone

iOS9.0.1のマイナーアップデートが出ましたね。

先日こんなエントリーを書いたらアクセスが多かったので、より詳細な方法を記載します。

カクカクしたiOS9からiOS8へ戻す!
iOS9のアップデートが50%を超えたそうです。AndroidのLolipopが12%の適用率までに5ヶ月かかったことと比べると、めちゃくちゃ早いですよね。iOS 9、リリース後1週間で適用率は50%超(および好調が予想されるiPhone ...

iOS9がインストールできるデバイスは、古いものだとiPhone4sやiPad miniも対象機種に入っていますが、これらの機種でアップデートするとかなり動作にストレスがかかります。

iPhone6sに機種変更すれば解決しますが、古いiPhoneも自宅のWiFiで使いたいってこともあると思います。その場合、最新のiOS9の必要はないので、iOS8.4.1へダウングレードして快適に使うという選択肢もありますよね。

iOS8.4.1をダウンロード

以下のリンクからインストールファイルをApple Developer Programかダウンロードします。

9/28時点ではダウンロード可能ですが、いつリンクが切れてダウンロードできなくなるかわかりませんので、ダウングレードしたい方はお早めに。

IEでダウンロードすると、ファイルが「zipファイル」になるので、「.zip」から「.ipsw」に手動で変更します。ChromeやSafariなら大丈夫です。

Apple Developer Programからダウンロードできませんので、IPSW Downloadsからダウンロードします。
ファームウェアのダウンロードページから、お使いの端末を選択して、ファームウェアをダウンロードします。

iPhone

  • iPhone6
  • iPhone6 Plus
  • iPhone5s(A1457/A1518/A1528/A1530)
  • iPhone5s(A1453/A1533)
  • iPhone5c(A1507/A1516/A1526/A1529)
  • iPhone5c(A1456/A1532)
  • iPhone5(A1429/A1442)
  • iPhone5(A1428)
  • iPhone4s

iPad

  • iPad Air2(Cellular)
  • iPad Air2(Wi-Fi)
  • iPad Air(Cellular)
  • iPad Air(Wi-Fi)
  • iPad4(Global)
  • iPad4(GSM)
  • iPad4(Wi-Fi)
  • iPad3(GSM)
  • iPad3(CDMA)
  • iPad2(WiFi Mid 2012)
  • iPad3(Wi-Fi)
  • iPad2(GSM)
  • iPad2(CDMA)
  • iPad2(Wi-Fi)

iPad mini

  • iPad mini3(Cellular)
  • iPad mini3(China)
  • iPad mini3(Wi-Fi)
  • iPad mini2(Cellular)
  • iPad mini2(China)
  • iPad mini2(Wi-Fi)
  • iPad mini(Global)
  • iPad mini(GSM)
  • iPad mini(Wi-Fi)

iPod touch

  • iPod touch6
  • iPod touch5

iOS8.4.1へ復元して戻す

iOSのダウングレードする際、アップルの認証が必要で、認証が通らないとダウングレードできません。認証が通るのは、新しいiOSが配信されてから本当にわずかな期間です。

2015年9月28日時点でiOS 8.4.1の認証は通るのですが、いつ通らなくなってもおかしくないのでご注意下さいね。

iPhoneを探すをオフにする

「iPhoneを探す」をオフにします。これにはiCloudへログインしているApple IDのパスワードが必要です。

この機能がないと、盗難や拾ったiPhoneで、第三者が勝手に初期化することができるので、このような手続きが必要になったのです。

iPhoneを探すをオフ

Apple IDのパスワードを忘れたら?

ちなみに、Apple StoreやdocomoショップなどでiPhoneを購入したけど、Apple IDのパスワードがわからなくなってしまったということもあると思います。
Apple IDを登録した際の「秘密の質問」の答えがわかれば、すぐにパスワードが発行されます。

それもわからない場合、購入した店舗で「購入証明書」を発行してもらえば、Appleサポートでパスワードのリセットをしてくれます。

iOS8.4.1へ復元

PCに繋いでiTunesを起動します。

MacならOptionキー(WindowsならShiftキー)を押しながら「iPadを復元」(「iPhoneを復元」)をクリックし、事前にダウンロードしたiOS8.4.1のファームウェアを選択します。

iPadを復元

復元を押すとiOS8へ戻ります。

iOS8.4.1復元

注意点

iOSの復元になるので、データは全部消えます。必ずバックアップを取ってからにして下さい。

iOS9のバックアップは、iOS8.4.1では使えませんので、iOS8.4.1のバックアップ or それ以前のバックアップが必要です。

また、復元に失敗することもあります。この場合、iOS9のバックアップがあれば元に戻ります。現在の状態のバックアップはiTunesでとっておくといいです。

セキュリティの問題もあり、Appleはダウングレードを推奨していません。ダウングレードは自己責任となります。

エラーがでたら

復元時にエラーが出ることがあります。SHSH認証エラー以外のエラーなら、「DFUモード」で復元をすればうまくいきます。

「DFUモード」復元
  1. ホームボタンとスリープボタンを10秒間同時に押し続けます
  2. スリープボタンのみ離して、ホームボタンはそのまま15秒程押し続けます
  3. iTunes側で「復元が必要なデバイス」として認識されれば、DFUモードで復元可能です

iOS8へダウングレードが完了

ダウングレードが完了すれば、自動的に再起動します。iOS8.4.1へ復元が完了します。

今後のiOS9のアップデート

iOS9リリース後、すぐにマイナーアップデートがあったので現在iOS9.0.1です。

わたくしはiPhone6とiPad Airで使ってますが、iOS8のように軽くないです・・

これからアップデートが進めば、iOS9の動作も軽くなっていくはずです。それまでの期間、iOS8へダウングレードして使うのもありです。

iOS8のリリース直後も、OSの動作はかなり重かったですが、だんだん改善されていきましたからね。