到着を楽しみにしていたFREETELのSIMフリーガラケー 「Simple」がようやく届きました。
「日本初のSIMフリーガラケー」、74gのコンパクトボディー、Bluetooth内蔵、バッテリーも1週間持続(1000mAh)、とわたしの使用用途にピッタリで期待大だったのですが・・・
早速開封して使ってみたところ、残念ながら満足度はすごく低い商品でした。
この機種の売りは、「通話」「SMS」のみに特化しているということでしたが、これらの機能が全然ダメですね。当初、1月下旬にリリース予定でしたが、メーカーの諸事情によって2度の延期となり、8月28日に満を持しての発売だったはずなのですが・・
SIMフリースマートフォン「Priori2」は1万円ながらAndroid 5.0 Lollopopにも対応してコストパフォーマンスの高い商品だったので、同じような作りこみをしていると予想していましたが、見事に裏切られました・・
今まで使っていたガラケーのSoftbank 812SH PANTONE の良さを再確認したところです。
FREETEL 「Simple」の公式サイトを見ると、8月31日をもって全ての生産分が完売したため、販売終了となっております。メーカーの説明では、追加の部材調達が難しく増産の予定もないとのことです。あまりにひどい出来だから販売中止にしたとしか思えませんけどね・・
プラスワン・マーケティングが9月1日、「FREETEL」ブランドのSIMロックフリーフィーチャーフォン「Simple」の販売が終了になったことを案内した。
【FREETELのサイトにも「販売終了」の案内が】
8月24日の予約受付開始以来、予想を上回る注文が集まり、総生産分が完売したため。また、Simpleは特殊なケータイであるため、追加の部材調達が難しく、増産の予定もないとのこと。
ヤフオクで出品すれば1万円以上
返品しようかと思いましたが、ヤフオクを見てみると、なんと1万円以上の値段がついてます。早速売り飛ばします。
FREETEL 「Simple」開封の儀
せっかく購入したので、気を取り直してレポートします。ダメな点と良かった点をまとめます。
「Simple」ダメなところ
「Simple」の電話帳は読み仮名の入力がない
読み仮名の入力欄がないので、電話帳の順番はバラバラになります。300件近くデータがあるのですが、バラバラです。法人をターゲットにしているのに、これは無いなって感じです。通話専用機として全く使えません。
「Simple」の文字変換は使えない
言語は、「日本語」「英語」「中国語」で使えるのですが、日本語入力がひどすぎます。今時ありえないってレベルです。例えば「文字変換」といれると、「文字」と「変換」を別に入力しないと変換できません。「当社」と入力すると変換すらできません。
文字入力について
濁点や濁音が使いにくいです。
「は」→「ば」→「ぱ」まではいいのですが、「ぱ」→「は」と戻らないのです。キャンセルキーで戻すのですが、慣れないです。また連打すると反応しません。ゆっくり押すと反応するのですが・・
USBのキャップ
USBキャップが閉まりづらいです。端末のクオリティーが低いです。
電話帳のデータ移行
以前のブログで書きましたが、電話帳の移行はかなり面倒くさいです。
PCと接続するのがベター
MicroSDにガラケーの電話帳のバックアップを取ります。MicroSDと「Simple」をPCへ繋いで、vCardを1件1件移行します。この方法が一番早そうです。
「Simple」良かったところ
バッテリーがもつ
1000mAhと容量も大きいです。1週間持続と言われていますが、もうヤフオクに出品しているので、持続時間のテストはできませんでした。
小さくて軽い
74gと軽いです。
SIMフリー
海外に行く時は重宝しそうです。海外旅行なら、電話帳の登録件数も少ないですから、使い勝手いいと思います。
SIMフリーガラケーの需要はある
2台持ちの人には、「SIMフリーガラケー」の需要はあるはずです。
今回も発売前からかなり話題になってましたからね。
グローバルで展開しているNokiaから良さそうな機種が出ています。
SIMフリーガラケー「Nokia 301」
FREETEL 「Simple」の5,980円よりは少し高いですが、大手メーカーから発売されているSIMフリーガラケー「Nokia 301」があります。価格は530香港ドル(約8200円)です。
ネットの口コミを見ると、質感も高く、評判は良さそうです。
おそらく技適マークはついてないので日本で使うことは出来ませんが、こういった端末が日本で使えるようになればいいですね。
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