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MVNO事業へ参戦!「FREETEL SIM」が熱い

MVNO

5月に購入した、「freetel」の格安SIMフリースマホ「priori2」は思った以上に快適です。
メインはiPhone6なので、Android端末はサブとしての利用ですが、サイトの検証や、ジムで使ったりと利用頻度は結構高くなってきました。

LTE版と3G版があるのですが、わたくしは一番安い3G版を使っています。3G版9,980円に対してLTE版17,800円と7,820円の差があります。通信速度以外は全く同じなので、LTE版を購入するなら、もう少しお金を出してスペックの高いスマートフォンを購入したほうが満足度は高いです。自宅のWi-Fi環境下で使うならどちらも同じです。

「Priori2」の長所

日本のベンチャー企業が発売しているスマートフォンなので、フリーダイヤルの電話サポートがあります。
これ重要で、Android端末はメーカーによってカスタマイズしているので、微妙に使い勝手が違います。電話でのサポートがあるのとないのでは天と地ほどの差があります。

「Priori2」の欠点

この機種の唯一の欠点は、タッチパネルです。LTE版と3G版も同じタッチパネルです。

マルチタッチ最大2点なので、Googleマップでたまに変な方向に地図が飛んで行きます。例えば、ピンチイン・ピンチアウトによる拡大や縮小など2本の指を使って操作する際に、タッチの精度が落ちます。拡大する時はダブルタップで使っています。

「Priori2」もAndroid 5.0へアップデート

8/7(金)より、priori2 3GのLollipop (Android 5.0) が開始されました。わたしの端末もアップデートしましたが、全く問題なく動きます。バッテリーのマネジメントは良くなったので以前より長く使えるようになりました。

Lollipop (Android 5.0) へアップデートすると追加される機能

格安スマートフォンにもかかわらず、アップデートに対応するという姿勢は好感度が高いです。

追加の機能はラジオの使い勝手がなかなかです。

  • GPSの機能が向上
  • FMラジオの追加(アプリが追加される)
  • 通話料いきなり半額

IIJmio、ファミリーシェアプラン

IIJmioのデータ通信SIM、ファミリーシェアプランを使っています。毎月2,560円で10GBまで使えますからお得です。

3枚のSIMカードは、iPhone6・iPad Air・Priori2で使っています。

SIMクーポンの切り替え

SIM毎にクーポンのON/OFFができるので、Priori2のみOFFで使っています。クーポンOFFでもそこそこ動きます。

出先マシンとして購入したChromebook Flipをテザリングで使うのですが、MacBook Proと違って全然通信容量食わないんです。

なので私の環境では、3枚のSIMカードの合計で、毎月10GBのLTEが使えれば十分です。

MVNO事業へ参戦!「FREETEL SIM」

「freetel」ブランドでSIMロックフリー端末の開発、販売を行うプラスワン・マーケティングは、2014年11月にMVNO事業に参入しました。回線自体はMVNEから提供を受け、通信サービスの「フリモバ」を開始しました。

FREETEL

直接ドコモと相互接続

2015年6月にブランドを一新し、小文字の「freetel」から大文字の「FREETEL」へとブランド名を変更した際、MVNO事業に対して大幅な見直しを図りました。

7月15日に提供開始した「FREETEL SIM」では、プラスワン・マーケティングが直接ドコモと相互接続を行い、サービスを提供しています。通信速度も期待できますよね。

即日MNP対応可能

主要なヨドバシカメラで即日対応が可能です。他社からの乗りかえ(MNP)でも、番号をそのまま引き継げて、その場で持ち帰れますからね。

従量制の月額基本料金

データ通信では、100MBまで299円、1GBまで499円、3GBまで900円、5GBまで1520円、8GBまで2140円、10GBまで2470円です。

SMSを付けると+140円、音声通話を付けると+700円。

FREETEL価格表

通話料いきなり半額

MVNO各社出しています。IIJmioでも「みおふぉんダイヤル」というのがあります。
通話料が半額になるので、使わない手はないですね。

自動で止まらない節約モード

これ要注意です。1GBで契約していて、499円以上は支払いたくないというケースもあると思います。

メーカーのサイトには、節約モードを設定すれば、設定したところで止まるようになっているという話ですが、自動ではないので注意して下さい。電話で確認しました。

節約モードにするには、FREETELのサイトに行って、手動で節約モードの設定をするまで止まらないようです。あくまで手動です。ギリギリまで使おうとすると、超えてしまうこともありそうですね。

このへんはIIJmioの方がユーザービリティーが高いですね。3GBで契約すればそれ以上のコストはかかりませんからね。

従量制は世界的な流れかも

GoogleやAppleがMVNO事業に参戦するというニュースはよくありますよね。いつ実現するかはわかりませんが。両者とも従量制プランという報道です。

AmazonのAWS、GoogleのGCPなどクラウドサーバーも従量制なので、グローバルスタンダードでは従量制が普通なのかもしれません。

今後の展開に期待したいですね。