米国時間の3月21日、新型iPadが登場しました。
今回は、マイナーアップデートということで、商品発表会すらありませんでした・・・
去年の3月21日は、Appleの新製品発表会があって、Appleが公式ストリーミング放送を公開してたから、夜中に張り付いて見てたんだけどね。
ジョブズ亡き後のAppleは、3月と9月の新製品発表会、6月のWWDCと、新製品や新しいテクノロジーの発表会があるんだけど、全然ワクワクしないのは私だけでしょうか?
だって、事前リークが半端ないし、発表会の中継を見ると、事前リークの答え合わせなんだもん。
まあ文句ばかり言ってもしょうがないので、新型iPadのスペックを見ていきましょう。
新型iPadのスペック
今回の発表会では、新製品はiPadだけでした。
新型iPadは、iPad Air 2の後継モデルという位置づけです。実際、iPad Air 2 はApple Online Storeからなくなっているしね。
値段は、「Wi-Fiモデル」の32GBが37,800円、128GBが48,800円。「Wi-Fi + Cellularモデル」は、32GBが52,800円、128GBが63,800円です。
ちなみに、iPad Air 2の値段は、「Wi-Fiモデル」の32GBが42,800円、128GBが52,800円。「Wi-Fi + Cellularモデル」の32GBが56,800円、128GBが66,800円だったので、3000〜5000円安くなったことになりますね。
でもね、スペックはかなり中途半端。廉価版の位置づけだからしょうがないけどね。ちょうど1年前に発表されたiPad Proが現役だから、iPad Proより若干スペックを落とすことに必死な感じだもん。
ちなみにiPad Proと同じなのは、グラフィックスのコプロセッサー(Apple M9)のみ。
あとは、微妙にiPad Proよりスペックダウンしています。
新型iPadは、ディスプレイもだいぶしょぼくなっていて、iPad Air 2に搭載されていた「フルラミネーションディスプレイ」と「反射防止コーティング」は採用されていません。
新型iPadの注文は、3月25日からとなっています。
では、新型iPadのスペックを見ていきましょう。
プロセッサー
Apple A9(iPad ProはApple A9X)
コプロセッサー
Apple M9(iPad ProもApple M9なので同じです)
ディスプレイ
9.7インチ(Retinaディスプレイ、2048×1536ピクセル)
ストレージ
32GB、128GB(iPad Proは32GB、64GB,128GB)
カメラ
800万画素、4Kビデオの撮影は不可(iPad Proは1200万画素、4Kビデオの撮影も可能)
FaceTime HDカメラ
120万画素(iPad Proは500万画素、Retina Flashも搭載)
重量
Wi-Fiモデル:469g(iPad Proは437g)
Wi-Fi + Cellularモデル:478g(iPad Proは444g)
その他
シルバー、ゴールド、スペースグレイ
Apple Pay、Touch ID、Live Photos、3D Touchに対応
2016年3月21日の新製品発表会では、機種によって為替レートが違ったよね
昨年の新製品発表会では、iPhone SEとiPad Proで為替レートが違ったんですよね。
当時の為替レートは1ドル111円だったんだけど、iPhone SEは1ドル133円計算。で、iPad Proは1ドル111円計算でした。
昨年のエントリーを引用します。
↓iPhone SE
16GBで399ドル、64GBで499ドルでした。日本のApple Storeで購入すると16GBが日本円で52800円ですって。1ドル111円の為替レートなのに、133円計算やん・・・
ちなみに、iPhone6sはアメリカでは649ドルなんだけど、日本では86800円なので、こちらも1ドル133円の計算ww
Appleは完全に日本市場舐めてるわ。だって111円の為替レートだと44289円。115円としたって45885円ですよ。日本の皆さんはiPhone大好きだから52800円でも買うでしょ?ってのが見え見え。
↓iPad Pro
Wi-Fi 32GB版が599ドル、日本では66800円。こちらの為替レートは111円と実質レート同じやん。iPadは日本で売れてないから、安くしてるってこと?
今回の発表された価格を、日本とアメリカのApple Storeで比較してみる
現在、円とドルの為替レートは、1ドル112円。
iPad・iPhone7/7 Plus・iPhone SEの値段を見ると、おおむね1ドル112円の計算になってます。まあこれが普通なんだけどね。
iPad 9.7インチ
注文は3月25日からとなっています。
日本のApple Store
- 32GB Wi-Fiモデル 37,800円
- 128GB Wi-Fiモデル 48,800円
- 32GB Wi-Fi + Cellularモデル 52,800円
- 128GB Wi-Fi + Cellularモデル 63,800円
アメリカのApple Store
- 32GB Wi-Fiモデル 329ドル(36,848円)
- 128GB Wi-Fiモデル 429ドル(40,048円)
- 32GB Wi-Fi + Cellularモデル 459ドル(51,408円)
- 128GB Wi-Fi + Cellularモデル 559ドル(62,608円)
iPhone 7 (PRODUCT) RED
iPhone7とiPhone 7 Plusに(PRODUCT) REDモデルが追加されました。
ジェットブラックと同様に、128GB、256GBモデルのみ展開しています。
日本のApple Store
- iPhone 7 128GB 83,800円
- iPhone 7 256GB 94,800円
- iPhone 7 Plus 128GB 96,800円
- iPhone 7 Plus 256GB 107,800円
アメリカのApple Store
- iPhone 7 128GB 749ドル(83,888円)
- iPhone 7 256GB 849ドル(95,088円)
- iPhone 7 Plus 128GB 869ドル(97,328円)
- iPhone 7 Plus 256GB 969ドル(108,528円)
iPhone SE
iPhone SEは、今まで16GB/64GBだったのが、32GB/128GBへ変わりました。
日本のApple Store
- iPhone SE 32GB 44,800円
- iPhone SE 128GB 55,800円
アメリカのApple Store
- iPhone SE 32GB 399ドル(44,688円)
- iPhone SE 128GB 499ドル(55,888円)
新型iPadを買うならWi-Fiモデルがオススメ
新型iPadを購入するなら、Wi-Fiモデルがオススメです。
9.7インチのタブレットは外に持ち歩くことは少ないですからね。外出先でネット接続するなら、スマホからテザリングすればいいわけだしね。
特にiPhoneをお持ちの方なら、Instant Hotspotの機能を使えば、iPhoneはカバンに入れたまま、外出先でiPadをネットに接続することが可能です。
Instant Hotspotの特徴は、iPhoneをカバンの中に入れたままでも、外出先でMacBookをインターネットに繋ぐことができます。また、MacBookからインターネットに繋ぐ時、Wi-Fiのパスワードを入力する必要もありません。
テザリングするなら、Instant Hotspotをオススメします。
iPhoneとMacBook、iPhoneとiPadなどApple製品同士でテザリングをするなら、Instant Hotspotの機能を使うと便利です。同じApple IDでサインインしているApple製品同士でないとダメなので気をつけてくださいね。
まとめ
新型iPadのスペックについて色々と書きましたが、iPad Proと比較すると、かなり微妙な感じがします。
タブレットって1台あれば十分だし、スマホのように肌身離さず持ち歩くわけじゃないから、スマホのようにボロくなりません。なので、スマホのように2年毎に買い換えないんだよね。
新型iPadは、37800円でも欲しくないかも・・・
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