G Suiteのアカウントは、「検索の設定」で「プライベート検索結果」が表示されないことをご存知でしょうか?
表示されないので、G Suiteのアカウントは「プライベート検索結果」を有効にすることはできません。
「プライベート検索結果」を利用すれば、Gmail、Googleカレンダーなどの情報で、関連度が高いとものが、Googleの検索結果に表示されます。
Googleのサービスの根幹である検索結果について、無料版GoogleアカウントとG Suiteで差異があるのは、ちょっと残念です。「プライベート検索結果」が検索できないのは、ユーザーの利便性を無視しているような気がします。
今日のエントリーは、G Suiteのアカウントでは、「検索の設定」で「プライベート検索結果」が表示されない件について紹介します。
G Suiteのアカウントは「検索の設定」で「プライベート検索結果」が表示されない
G Suiteのアカウントは「検索の設定」で「プライベート検索結果」が表示されません。
「プライベート検索結果」を有効にすることもできません。
僕のようにG Suiteのアカウントをメインに使っているユーザーには、不便ですよね。
G Suiteの管理コンソールで、「プライベート検索結果」を有効にできるようにすればいいのに、なぜできない仕様なんだろう?こういう重要な機能を削ぎ落とされるのは、非常に残念です。
ちなみに、無料版のGoogleアカウントで「プライベート検索結果」を有効にすると、以下の項目が検索結果に表示されます。
- ホテルの予約: 「予約」を検索すると、ホテルの予約が表示されます。
- フライト:「フライト」を検索すると、今後のフライトが検索され、最新情報が表示されます。
- 交通機関:「車の予約、バスのチケット」や「列車のチケット」を検索すると、車、バス、列車の予約が表示されます。
なぜG Suiteのアカウントは、「プライベート検索結果」が表示されないのか?
G Suiteは企業で使うことが前提のビジネスツールのため、企業での厳しいセキュリティで運用できるように、簡単にGoogleアカウントの情報を取り出せない仕組みになっています。
G Suiteアカウントだと、Google Homeからカレンダーの情報を読み上げてくれない
G Suiteアカウントの場合、Google Homeからカレンダーの情報を読み上げてもらうこともできません。
Google Homeに、「ねえGoogle、今日の予定を教えて」と話しかけると、「G Suiteのカレンダーには、まだアクセスできません」と返ってきます。
USのGoogleの公式ヘルプフォーラムでも、G Suiteを使っている個人ユーザーからは不満がある模様です。
Welcome to the Google Nest Community!
「ウェブとアプリのアクティビティ」を有効にしても、カレンダーの情報は教えてくれない
G Suiteの場合、「ウェブとアプリのアクティビティ」は、以下の2箇所で設定が可能です。
- マイアクティビティ
- G Suite 管理コンソール
両方の「ウェブとアプリのアクティビティ」を有効にしても、カレンダーの情報は教えてくれませんでした。
セキュリティは無料版Googleアカウントと同様で、独自ドメインが使える簡易版G Suiteを作って欲しい
セキュリティは無料版Googleアカウントと同様で、独自ドメインが使える簡易版G Suiteを作って欲しいです。
フリーランスや、10人以下のスタートアップだと、独自ドメインだけ使えればいいというニーズは絶対にあると思うんだよね。
3年前に月額2ドルで独自ドメインが使えるサービスを提供するというニュースがありましたが、その後全く聞きませんね。
Googleが、「Gmail」で「you@whereveryouwant.com」のような形式のメールアドレスを好きに選べるオプションを試験的に提供している。「whateveryouwant」の部分は、ドメイン名に関するインターネットの通常の規則に従っていれば、ユーザーが自分の好みに従ってカスタマイズ可能だ。
このオプションを利用すれば、個人ユーザーが独自のGmailアドレスが月額2ドルで所有できる。この場合、ストレージはGmailユーザーにデフォルトで付与される15Gバイトまでとなる。
さいごに
以上、G Suiteのアカウントでは、「検索の設定」で「プライベート検索結果」が表示されない件を紹介しました。
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