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かなり節約できる「格安SIM」!!

MVNO

docomo回線を間借りしてサービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)の躍進が止まらない。

今日の産経新聞を見ると、

通信大手の回線を借りてサービス提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)の市場規模について、MM総研は17日、3月末時点の契約数が3045万件で、前年比2.1%倍に増えたとの調査結果を発表した。この内、「格安SIM」は329万件とのこと。
ちなみに、WiMAX(ワイマックス)などの「BWA(無線ブロードバンド)」は2.6倍の1892万件です。

総務省発表のデータを見ると、
MVNOサービスの契約数892万(前期比+6.1%、前年同期比+33.2%)、移動系通信の契約数※5に占める比率は5.8%(前期比+0.3ポイント、前年同期比+1.2ポイント)となっています。

2015-6-17data

MM総研の「3月末時点の契約数が3045万件」という数字と、総務省の「MVNOサービスの契約数892万」にはだいぶ乖離がありどちらが正しいのかよく分かりませんが、MVNOを利用している人が増えていることは間違いないでしょう。

家族4人でスマートフォンを持つコスト

そもそも家族4人でiPhoneを持つと、あまり電話をしなくても4人で32,000円/月くらいかかります。
年間384,000円で、月々サポートを利用して2年縛りで購入する人がほとんどなので、768,000円/2年となります。
通信費だけで、4年で車買えるくらいのコストになります。

これを、SIMフリーiPhone(docomo版でも可)にすれば93,744円/台 + 通信費です。
通信費は、IIJmioみおふぉんに加入したとして、4人で8000円/月として、年間96,000円。2年間で192,000円とすると、合計566,974円になります。
2年間の差額は、
768,000円 – 566,974円 = 201,024円(差額)
2年に二回家族で国内旅行に行けます。

iPhone5sのdocomo版をヤフオクで手に入れれば、40,000円/台 + 通信費192,000円/2年を加えて、352,000円/2年です。
2年間の差額は、
768,000円 – 352,000円 = 416,000円(差額)
2年に一回家族で海外旅行に行けます。

Androidの場合、Sony XPERIA Z Ultra C6833 LTE版(Black) 海外SIMフリーがおすすめです。
ファブレットになりますが、動きはサクサクだし、SIMフリーで海外でも使えます。
Amazonで38,200円/台 + 通信費192,000円/2年を加えて、344,800円/2年です。
2年間の差額は、
768,000円 – 344,800円 = 423,200円(差額)
このケースも、2年に一回家族で海外旅行に行けます。

先日私が購入した、SIMフリースマホpriori2の場合、
LTEは使えないので、3Gになってしまいますが、そこそこ使えます。
10,778円/台 + 通信費192,000円/2年を加えて、235,112円/2年です。
2年間の差額は、
768,000円 – 23,5112円 = 532,880円(差額)
この場合も2年に一回家族で海外旅行に行けますが、かなり豪遊出来そうです。

MVNOのデメリット

MVNOのデメリットもあります。
都心の通勤時間帯は速度が遅いということです。
特にIT企業の集まる渋谷や新宿では顕著ですね。
これは、docomoから回線を借りているので、回線の太さは一定のため、利用者数が増えれば速度が落ちるためです。
私の使っている感想ですが、日中なら全然問題ないのと、東京駅をよく利用しますが、あまり遅いと感じたことはないです。

どこのMVNOがいいの?

契約件数
NTTコミュニケーションズ 73万8000件
IIJmio(みおふぉん) 53万6000件
ビッグローブ 23万3000件
日本通信 17万2000件

契約件数は上記のとおりですが、
IIJmio(みおふぉん)がお勧めです。
なぜかというと、応答速度のチューニングが他のMVNOよりも早いためです。