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「info 検索」が廃止されたので、「URL検査ツール」でインデックスされた正規URLを確認すべし

SEO

「info 検索」が廃止されました。

「info 検索」のサポートを終了したと、Google Webmaster Central Blog でアナウンスされています。

この変更に伴い、info: コマンドも廃止しています。このコマンドは正規 URL を見つける代替方法でしたが、あまり使用されていませんでした。URL 検査ツールはより総合的なソリューションで、パブリッシャーの URL に関する問題をサポートします。

Google が選択したページの正規 URL を確認して最適な URL を提案する方法 

アナウンスされたのは3月26日でしたが、3月28日にはinfo 検索は使えなくなっていました。おそらく旧Search ConsoleのFetch as Googleを終了する日に合わせてきたのでしょう。

「info 検索」は廃止されたので、今後は「URL検査ツール」で、インデックスされた正規URLを確認してください。

便利だった「info 検索」

info 検索はすごく便利だったので、個人的によく使いました。
何が便利だったのかと言うと、自分が管理していないサイトでも、Googleにインデックスされている正規URLが分かるので、競合サイトを調べるときにすごく便利でした。

また、ウェブマスター ヘルプコミュニティ (旧ウェブマスター ヘルプフォーラム) で質問に答える際にも、インデックスの確認で「info 検索」をよく使いました。他人のサイトのインデックス状況を調べるのによく使いました。「info 検索」が使えなくなったのはとても残念です。

元々「info 検索」はインデックスされた正規URLを調べるツールではなかった

僕らはインデックスされた正規URLを調べるために「info 検索」を使っていましたが、元々「info 検索」はインデックスされた正規URLを調べるツールではなかったようです。

Googleのジョン・ミューラー氏が、YouTubeのウェブマスターオフィスアワーの中で言及されていました。「info 検索」はインデックスされた正規URLを確認するツールではなかったというお話ですので、info 検索が廃止されたのも納得ですよね。

また、Googleのヘルプページから「info 検索」は消えてしまいましたが、「info 検索」はURLの詳細を確認する演算子という紹介だったと思います。インデックスされた正規URLを調べるツールという書き方ではありませんでした。

なぜ「info 検索」が廃止されたのか?

「info 検索」は比較的使われていなかったので廃止したとGoogleはブログ記事でアナウンスしています。
「info 検索」はごく一部のSEOのコンサルタントはよく使っていた機能だと思いますが、サイトを管理している一般ユーザーの多くは使わなかったのでしょうね。

「URL検査ツール」でインデックスされた正規URLを確認する

「URL検査ツール」でインデックスされた正規URLを確認する方法も見ていきましょう。

  1. Search Consoleの上部にある検索バーにURLを入力
  2. 「カバレッジ」をクリックすると、インデックスされた正規URLが表示される

1. Search Consoleの上部にある検索バーにURLを入力

「URL検査ツール」でインデックスされた正規URLを確認する

Search Consoleの上部にある検索バーにURLを入力すれば、数秒後には、URL検査の結果が返ってきます。
「URL は Google に登録されています」と表示されれば、インデクスされていることになります。

2. 「カバレッジ」をクリックすると、インデックスされた正規URLが表示される

「カバレッジ」をクリックすると、インデックスされた正規URLが表示されます。

以下の2つの項目が出てきますので、それぞれのURLを確認してください。「Google が選択した正規 URL」がインデックスされた正規URLになります。

  • ユーザーが指定した正規 URL
  • Google が選択した正規 URL

「カバレッジ」をクリックすると、インデックスされた正規URLが表示される

ユーザーが指定した正規 URL

ユーザーが指定した正規 URLが出てきます。正規URLは、「canonicalタグ」「HTTPヘッダー」「サイトマップ」などで指定することができます。

Google が選択した正規 URL

「Google が選択した正規 URL」に出てくるURLがインデックスされた正規URLになります。
僕が調べたいくつかのURLでは、実際のURLが表示されるのではなく、「検査対象の URL」「ユーザーが指定した正規 URL と同じ」のような表現で表示されました。

「検査対象の URL」

URL検査をおこなったURLが正規URLということになります。

「ユーザーが指定した正規 URL と同じ」

ユーザーが指定したURLが正規URLになります。URL検査をおこなったURLが正規URLでない場合にこのような表示になります。

自分のサイトならば「URL検査ツール」でインデックスされた正規URLを調べられるけど、他人のサイトは?

自分のサイトならば「URL検査ツール」でインデックスされた正規URLを調べることが可能です。
でも、全く関係のない他人のサイトを「URL検査ツール」で調べることはできません。なので「URL検査ツール」を使って、他人のサイトのインデックスされた正規URLを調べることは、基本的にできませんのでご注意ください。

さいごに

info 検索が廃止されたので、今後、「URL検査ツール」を使ってインデックスされた正規URLを確認してください。
ご自身のサイトであれば、Search Consoleに登録すればインデックスされた正規URLを調べることが可能です。