Apple IDの2段階認証には、「2ステップ確認」と「2ファクタ認証」の2種類があることをご存知ですか？
「2ステップ確認」で2段階認証を設定している方は、一刻も早く「2ファクタ認証」で2段階認証を設定することをオススメします。
どちらも、サインインする際、IDとパスワード以外に、Apple IDでサインインしている端末に送信されてくる「認証コード」が必要になります。2段階認証という点では一緒です。
でもね、「2ステップ確認」よりも「2ファクタ認証」の方が、よりセキュリティの高い2段階認証となっています。「2ファクタ認証」は、最近導入された仕組みですので、セキュリティが高いのは当然なんだけどね。
今日のエントリーは、「2ステップ確認」から「2ファクタ認証」へ変更して、Apple IDのセキュリティを上げる方法についてです。
「2ファクタ認証」には「復旧キー」が不要
「2ステップ確認」では、万が一、端末を紛失したり、壊れてしまった場合、サインインするのには「復旧キー」が必要になります。「復旧キー」を忘れてしまうと、2度とサインインできなくなってしまいます。
これに対して、「2ファクタ認証」は、「復旧キー」が存在しません。パスワードを忘れたり、iOS端末が壊れたり紛失した場合でも、アカウントの復旧機能を使うことで、アカウントにサインインできるのが特徴です。
2 ファクタ認証のアカウントの復旧機能で Apple ID へのアクセスを回復する
「2ステップ確認」から「2ファクタ認証」へ変更する方法
「2ステップ確認」から「2ファクタ認証」へ変更する手順は以下のとおりです。
- 「2ステップ確認」をオフにする
- 「2ファクタ認証」をオンにする
1. 「2ステップ確認」をオフにする
最初に、「2ステップ確認」をオフにします。
- Apple IDへログイン
- セキュリティの編集をクリック
- 「2ステップ確認を無効にする」をクリック
- 「2ステップ確認を無効にする」と表示されるので、クリック
- 新しいセキュリティ質問を選択して「続ける」をクリック
- セキュリティ情報を記入
- 「修復用メールアドレス」に確認コードが送られる
- 「2ステップ確認」がオフになる
1. Apple IDへログイン
Apple IDの管理画面にログインします。
2. セキュリティの編集をクリック
セキュリティの編集をクリックします。
3. 「2ステップ確認を無効にする」をクリック
「2ステップ確認を無効にする」をクリックしてください。
4. 「2ステップ確認を無効にする」と表示されるので、クリック
「2ステップ確認を無効にする」と表示されるので、クリックします。
5. 新しいセキュリティ質問を選択して「続ける」をクリック
ちょっと面倒なのですが、「新しいセキュリティ質問と答え」を3つ作ります。
6. セキュリティ情報を記入
生年月日と修復用メールアドレスを入力して「続ける」をクリックします。
6. 「修復用メールアドレス」に確認コードが送られる
修復用メールアドレスに確認コードが送られるので、確認コードを入力してください。
8. 「2ステップ確認」がオフになる
「2ステップ確認」がオフになると表示されるので「完了」をクリックします。
「2ファクタ認証」をオンにする
Apple IDにログインしている状態で、以下の手順で進めます。
- セキュリティの「利用を始める」をクリック
- 「2 ファクタ認証とは」と表示されるので「続ける」をクリック
- 「2 ファクタ認証を有効にする方法」と表示されるので「OK」をクリック
- macOSでシステム環境設定を開き、iCloudへ進み、アカウントの詳細をクリック
- Apple IDのパスワードを入力
- 「セキュリティ」タブを開いて「2 ファクタ認証を有効にする」を選択して「完了」をクリック
- 「2 ファクタ認証を設定しますか？」と表示されるので、「続ける」をクリック
- SMSまたは音声通話での本人確認に使用できる電話番号を選択してください」と表示されるので、電話番号を入力して「続ける」をクリック
- 確認コードを入力
- 「2 ファクタ認証での保護が有効になりました」とメールが届く
- iCloud環境設定でアカウントの変更が求められています。パスワードを入力して許可してください。」と表示されるので、パスワードを入力して「OK」をクリック
- 「2 ファクタ認証」が有効になる
1. セキュリティの「利用を始める」をクリック
セキュリティの「利用を始める」をクリックします。
2. 「2 ファクタ認証とは」と表示されるので「続ける」をクリック
「2 ファクタ認証を有効にする方法」と表示されるので「OK」をクリック
3. 「2 ファクタ認証を有効にする方法」と表示されるので「OK」をクリック
4. macOSでシステム環境設定を開き、iCloudへ進み、アカウントの詳細をクリック
アカウントの詳細をクリックします。
5. Apple IDのパスワードを入力
Apple IDのパスワードを入力します。
6. 「セキュリティ」タブを開いて「2 ファクタ認証を有効にする」を選択して「完了」をクリック
「セキュリティ」タブを開いて「2 ファクタ認証を有効にする」を選択して、「完了」をクリックします。
7. 「2 ファクタ認証を設定しますか？」と表示されるので、「続ける」をクリック
8. SMSまたは音声通話での本人確認に使用できる電話番号を選択してください」と表示されるので、電話番号を入力して「続ける」をクリック
9. 確認コードを入力
確認コードがSMSで送られるので、入力します。
10. 「2 ファクタ認証での保護が有効になりました」とメールが届く
以下のメールが届きます。
11. iCloud環境設定でアカウントの変更が求められています。パスワードを入力して許可してください。」と表示されるので、パスワードを入力して「OK」をクリック
ログインパスワードを入力します。
12. 「2ファクタ認証」が有効になる
お疲れさまでした。「2ファクタ認証」が有効になります。
まとめ
以上が、「2ステップ確認」から「2ファクタ認証」へ変更して、Apple IDのセキュリティを上げる方法についてです。Apple IDのセキュリティが上がります。
「2ステップ確認」よりも「2ファクタ認証」の方がセキュリティレベルが高いので、一刻も早く変更することをオススメします。
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