新しいKindle端末「Kindle Oasis」が登場するという噂です。
新しいKindleについては、Amazonのジェフ・ベゾスCEOが4月4日にツイートしています。
Heads up readers – all-new, top of the line Kindle almost ready. 8th generation. Details next week.
— Jeff Bezos (@JeffBezos) 2016年4月4日
「Kindle Oasis」のスペックや画像は、中国のオンラインショッピングモールのTmallで公開されましたが、一瞬で消されたようです。
アップロードされた画像を見てみしょう。
Kindle Oasis
バッテリーが付属する専用ケースが付属するようです。このケースを利用すればバッテリーは数ヶ月持つようになり、さらに磁石で「Kindle Oasis」に付けることができるようです。
解像度も高いし、厚さは最薄部3.4mmです。良さそうですよね。
重さもKindle Voyageより50グラム軽くなっています。約20%軽いってのはいいよね。
- 解像度 300dpi(Kindle Voyageと同様)
- 厚さ 3.4~8.5ミリ
- 重さ 131g
Kindleの種類
Amazonが発売している電子書籍リーダーはいくつか種類があります。
大きく分けると2種類あって、
- 電子ペーパー
- 液晶ディスプレイ
があります。それぞれの特徴を見てみましょう。
電子ペーパーのKindle電子書籍リーダー
Kindle Voyageに代表される、白黒で表示される端末です。
基本的に電子書籍の読書以外の用途では使えません。
Wikipediaを見ると、
電子ペーパーとは、紙の長所とされる視認性や携帯性を保った表示媒体のうち、表示内容を電気的に書き換えられるものをいう。
表示にはほとんど電気を使わず、ページをめくる時だけ電気を消費します。→液晶ディスプレイのスマホやタブレットとは比較にならないほどバッテリーが持ちます。
表示には紙と同様に反射光を利用するため、視野角が広く直射日光があたっても見易く、目の負担も低いです。
長時間の読書をする方は、電子ペーパーの端末がオススメです。目は疲れないし、バッテリーも持つからね。
Amazonでは3種類出ていますので、それぞれ見ていきましょう。すべて6インチです。
Kindle Voyage
現行モデルの中の最高級機種です。
「Wi-Fiモデル」(23980円)と「Wi-Fiモデル+3G」(29180円)があります。
他の機種にはない機能として、ページめくりに圧力センサーを利用します。両サイドの淵にセンサーが内蔵されているので、片手で握り込めばページがめくれるます。これは結構便利な機能です。
あと、明るさの自動調整機能が付いてるもの、Kindle Voyageだけです。
- 解像度 300ppi
- 厚さ 7.6ミリ
- 重さ 180g(Wi-Fiモデル)、188g(Wi-Fiモデル+3G)
- 内蔵ストレージ 4GB
Kindle Paperwhite
「Wi-Fiモデル」(14280円)と「Wi-Fiモデル+3G」(19480円)があります。
プライム会員なら4000円OFFで購入できます。
- 解像度 300ppi
- 厚さ 7.6ミリ
- 重さ 205g(Wi-Fiモデル)、217g(Wi-Fiモデル+3G)
- 内蔵ストレージ 4GB
Kindle
一番安いモデルです。Wi-Fiモデルのみ。
8980円ですが、プライム会員なら4000円OFFで購入できます。
- 解像度 167ppi
- 厚さ 7.6ミリ
- 重さ 191g
- 内蔵ストレージ 4GB
Fireタブレット
Fireタブレットは、7インチのタブレットに価格破壊を起こした機種です。アプリのインストールが可能なので、読書以外の用途にも使えます。
プライム会員なら4980円で購入できます。プライム会員の方は、多くの方がFireタブレットを購入しているだろうね。
- 解像度 171ppi(1024×600ピクセル)
- 重さ 313g
- 内蔵ストレージ 8GB
「Fireタブレット」のスペックを見てみると、7インチタブレットで重さ313gです。「Kindle Oasis」は131gだから、だいぶ重たいのです。
Fireタブレットの不満
Fireタブレットは用途を絞って使えば、かなり快適に使えまずが、不満が2つあります。
- 本体の裏がプラスチックなので、ベッドの中で仰向けで見てると、滑って顔に直撃する・・
- 重たいこと
とはいえ、実質4980円にしては上出来です。
Fireタブレットは用途を絞る
わたくしは、「読書」と「プライムビデオ」しか使っていません。
Silkというブラウザがついてるけど、重くて使いものにならないもん。
読書
プライム会員なら、Kindleオーナーライブラリーを利用して、電子書籍が毎月1冊無料で読めます。利用するにはFireタブレットやKindle端末など、Amazonが発売する端末が必要です。
Kindleオーナーライブラリーを利用するなら、毎月のプライム会員(325円/月)は元が取れます。
長時間読書すると疲れます。解像度が171ppiと低いのでしょうがない。RetinaディスプレイのiPadとは比べてないでください・・別物です。
注意点は、電子書籍は本体ストレージの8GBにしか入れられません。すぐいっぱいになっちゃいます。
プライムビデオを見る
プライムビデオはmicroSDカードにダウンロードできるので、オフラインでの再生が可能です。旅行先に持って行ったりするのに便利です。
FireタブレットにGoogle Playをインストール
Fireタブレットは、AndroidベースのOSですが、Google Playは入っておりません。どうやってアプリを入れるのかというと、Amazonアプリストア経由となります。でもアプリの数が少ないです。
AndroidベースのOSなので、FireタブレットにGoogle Playをインストールすることは可能です。しかも、root化せずにGoogle Playをインストールできるので、動きが重くなったら、初期化すれば元に戻せます。
試してみたい方は「Fireタブレット Google Play」でググればいくらでも情報が出てきます。でもね、スペックの高くない端末なので、個人的にはオススメしません。用途限定で使う方が快適だからです。
今後のKindleは?
電子書籍リーダーとタブレットはラインナップも揃ってきたので、今度はスマホに力を入れていくはず。SIMフリーの激安スマホ作ったら絶対売れるよね。
- ロースペックモデルが、9800円でプライム会員なら5980円。
- ハイスペックモデルが、19800円でプライム会員なら15980円。
Fireタブレット8980円で作れるんだから、絶対できると思うんだけど。
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