書籍「いちばんやさしいGoogleビジネスプロフィールの教本」

雑誌はnoteで切売りすべし

SNS電子書籍

今年に入ってからnoteが盛り上がっています。

noteでコンテンツを発信するアーリーアダプター

アーリーアダプターがこぞってnoteに参戦しています。

大きく分けて3パターンあります。

有料メルマガ → note も始めた人

有料メルマガをやってる人は、noteへ流れているという感じ。

有料メルマガで読者が付く人というのは、ネットで名が通っている人だけなんだけどね。

堀江貴文氏、永江一石氏、藤沢数希氏はnoteも始めて、今では有料メルマガとnote両方やっています。たくさん読者がいるので、完全なシフトは難しいんだろうね。

ブロガー → note へシフトした人

炎上ブロガーがnoteで荒稼ぎしている模様。ここでは特に触れません。

noteでコンテンツを売り始めた人

柴田尚樹氏は、今までメルマガを、やっていなかったようで、新たにnoteでコンテンツを始めたようです。この人めっちゃ面白い。

こういうのは先行者有利だから、コンテンツを発信している人はさっさとやったほうがいいですよ。

noteが、プラットフォームとしてどのくらい成功するか分からないことが唯一の懸念事項ですね。2年後3年後に、きちんとしたプラットフォームになっていればいいのですが、1年後にサービス終了ってことも可能性としては0ではないので。

スマホファーストの時代はメールを使わない

メールの使用頻度はスマホが登場する前と今では大きく違います。

10年前だとSNSもなかったので、メールがコミュニケーションツールとして重要だったんだけど、今はLINEやMessengerに置き換わっています。

わたくしも、仕事で使う頻度が以前より激減しました。クライアントとのやり取りもGoogleハングアウトを使うことが多い。プロジェクトで動くときは、LINEのグループ作ることも良くあります。

スマホファーストが求められるメルマガ

メールの衰退とともに、メルマガの立ち位置も変わってきました。

企業が配信する無料のメルマガなんて、もはや誰も読んでないです。ゴミ箱へ直行というパターンが多い。

読まれているのは、ネットの著名人が発行する有料メルマガだけですが、これにも欠点があります。

メルマガってPCに最適化したプラットフォームなので、スマホだとレイアウトもガタガタになってしまいます。特にテキストが長いのは最悪で、非常に読みにくい。まあメルマガが登場した頃はスマホなんてないからしょうがないのですが・・

メルマガのマネタイズがこれだけ進んでいるのに、今までメルマガがスマホファーストから取り残されてたのは謎です。

noteはスマホに最適化してる

ここでnoteの登場です。noteはスマホに最適化したプラットフォームなので、レイアウトが崩れたりしないのでイライラする事もない。

これ重要です。メルマガは、電車の中や手が空いた時に、サクサクっとストレスなく読めるのが重要なのです。

なのに、今までのメルマガのプラットフォームはそういう作りになっていませんでした。

Kindleでブログのまとめ本が売れるのは、スキマ時間にサクッと読めるところだったんだよね。

noteの良い点

スマホに最適化したところがもっともよい点です。

他にもいろいろあって、ファンとのコミュニケーションが図れるプラットフォームになっています。

つぶやき程度の投稿から、ボリュームのある記事まで、様々なコンテンツをnoteにあげることができるし、有料でマガジンを作ったりもできます。ライターがプラットフォームとして使うには最適かも。

  • 無料の記事投稿ができる
  • Twitter的なつぶやきや写真もアップできる
  • 音声や動画のファイルもあげられる

noteの使いにくい点

まだまだメルマガを代替するには、アプリやUIの作りこみが甘いです。

今後改善されていくと思うけど、以下不満な点。

  • ユーザーとハッシュタグでしか検索できない
  • マガジン内で並べ替えができず、投稿順になってしまう
  • Kindleみたいに付箋が付けられない

雑誌はnoteで切売りすべし

ここ1週間noteのコンテンツを購入したり色々と試しまくりました。

note

スマホでサクサク読めるところが、ユーザーに刺さってると思われます。この点がKindleとは大違いです。

スマホで売れるコンテンツというのは、スキマ時間を奪えるものなので、3-5分程度のコンテンツが100円というの金額設定が買いやすく、売れているものと思われます。

ネットの著名人がコンテンツを売るというのには適したプラットフォームだということが分かりました。

雑誌が売れなくなって久しいですが、雑誌をnoteでバラ売りするのはありだと思います。

雑誌のバラ売りのメリット

  • 1記事100円という金額設定なら、今まで読んでもらえていない層にアプローチできる。
  • 読者にとってのメリットは、Kindleよりもスマホに最適化していて読みやすい。
  • 出版社のメリットは、簡単に発行できること。Kindleで電子書籍作るとなると、結構手間がかかるから。

電子書籍の問題点

電子書籍はKindleアプリ使ってもスマホだと読みにくいです。特に長い本だと顕著。

わたくしも電子書籍読む時は、タブレット使うことがほとんど。スマホを使うことはめったに無いです。

色々原因はあると思うけど、書籍というフォーマットが特にスマホにはあってないことが一番の原因だと思います。

わたくしのデバイス利用時間は、スマホ>>>タブレット だし、回りを見てもそんな感じの人が多いという現状を考えると、将来的に、現状のKindleのフォーマットのままだと、電子書籍が紙のようには読まれることはないというのが僕の結論です。

みんなKindleが使いにくいと思ってたから、noteに爆発的な人が集まっているのです。

コンテンツはスマホファーストであるべき

スマホとタブレットとPCだったら、スマホの利用時間が一番長いという人がほとんどです。

今後のメルマガは、スマホファーストにしないと生き残れない。特にテキストを読ませるなら絶対です。

特に電車の中といったスキマ時間でコンテンツを読んでもらうには、タブレットに最適化したKindleじゃダメなんだよね。スマホに最適化しないと、なかなか買ってまで読んでくれない。

メルマガの2大プラットフォームである、まぐまぐもBLOGOSもスマホ対応はできていません。早くスマホに最適化したアプリ作ればいいのにね。

noteがどこまで流行るのかは分かりませんが、この数ヶ月でかなりのシェアを取っていくはずです。

今後の展開が非常に楽しみですね。