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MVNOとSIMフリースマホで料金が3分の1!通話が多い人は2台持ちがベスト!

MVNO

今のところMVNO + SIMフリースマホで料金が3分の1になることをご存知でしょうか?

ジャストシステムは、アンケートサービス「Fastask」を利用して実施した。

「SIMフリー端末に関する実態調査」の結果を発表した。調査対象は、20~59歳の男女1000名。

「SIMフリー端末」のユーザーに対して月額の利用料金を聞いた設問では、46.8%が「3000円未満」と回答した。「SIMフリー端末」に対する満足度では、「満足している」と答えたユーザーが32.3%、「やや満足している」が46.8%だった。

一方「SIMフリー端末ではない」ユーザーに対して、月額の利用料金を聞いたところ、「9000円未満」が20.9%で最多で、「8000円未満」が20.5%と続いた。

「SIMフリー端末」での月額料金は3000円未満が約半数、8割が「満足」

MVNOの利用者数

総務省のデータを見ると、2015年3月末で892万人です。

MVNOの契約者数

MVNO契約者の推移

1 MVNOサービスの契約数の動向

同じく総務省のデータで、2015年6月末の携帯電話の利用者数は約1億5149万人なので、MVNOの利用者って約5.88%しかいないんですね。

確実に通信料金が安くなるのに、まだまだ少ないですね。

実際周りを見ても、IT系の仕事の方にはMVNOは当たり前のサービスになっていますが、ITリテラシーのあまり高くない層には普及してないですからね。

MVNOを利用しない理由

同じく総務省のデータを見てみます。

  1. MVNOサービスの内容をよく知らないから 51.3%
  2. MVNO事業者についてよく知らないから 26.3%
  3. 通信品質に不安があるから 13.5%
  4. サポートに不安があるから 13.4%

MVNOを利用しない理由

複数回答可のアンケートなので上記の理由だけで100%を超えてしまいますが、ITリテラシーの低い層には、MVNOの敷居はまだまだ高いということですね。

「MVNOサービスの内容をよく知らないから」が51.3%、「MVNO事業者についてよく知らないから」が26.3%というのは、積極的に自分で情報を取りに行かない層にはなぜかMVNOは刺さらないということなんですね。ググれば出てくる情報だし、毎月のコストは半額以下になるのに・・

キャリアショップというのは、Wi-Fiに繋がらなくなった、メールの受信ができなくなった、なにかトラブルが起きた時の駆け込み寺になっていますから、トラブルが起きた時に自分で対処できないユーザーにとってはキャリアショップのサポートって必要ということがこの数字からも明らかです。

MVNOはどこがいい?

ここからは通信費を安くしたい方にはぜひ読んでもらいたいです。ただし、分からないことはググって自分で調べるくらいはしてくださいね!

まずMVNOの通信の品質は各社同じではありません。MVNOを提供している会社数多くありますが、会社によって回線速度はまちまちです。

これは、MVNEというMVNOとMNO(docomo、au、ソフトバンク)の間に立って、回線をMVNOへ提供している回線元に依存するためです。

おすすめのMVNOを紹介しますね。MVNEである「IIJ」が回線を提供している「IIJmio」と「DMM Mobile」です。

この2社のメリットは、2つあります。

1つ目は、回線が太く安定していることです。

2つ目は、新しいiOSが出たらすぐに動作を検証してプロファイルを提供するなど、技術力が高いことです。

MVNOで通信費がどのくらい安くなるのか

通話をほとんどしない方はMVNOにすれば通信費は3分の1以下のコストになります。

逆に、通話が多い方はMVNOにしても安くなりません。ガラケーとの2台持ちにしましょう。

通話が多い方

ガラケーとの2台持ちがおすすめ。

ガラケーかけ放題

  • ソフトバンク 2376円
  • au GRATINA 1568円(25ヶ月目以降は2376円)
    機種代は無料だし、数万円のキャッシュバックもあり。詳しくは「GRATINA 一括0円」でググってください。

IIJmio データ通信プラン

  • LTE 3GBまで毎月972円
2年間の支払総額
  • ソフトバンクガラケー + IIJmio データ通信プラン 80352円
  • auガラケー IIJmio データ通信プラン 60960円

通話が少ない方

IIJmioみおふぉん

  • 3GBプラン 毎月1728円
2年間の支払総額

通話料を毎月324円として、毎月2052円で計算します。

LTE通信が毎月3GBのプラン 49248円(2052円/月 × 24ヶ月)

更に通話料金を安くするには
  • 通話アプリ「みおふぉんダイアル」を使うと通話料が半額。
  • もっと安くしたい方は、通話はLINE Outがおすすめ。ただしdocomo回線へ電話すると非通知になるので要注意。

SIMフリースマホで通信費を安くする

MVNOで使うにはSIMフリースマホが必要です。docomo端末でもいいですが、新品のSIMフリースマホが今はめちゃくちゃ安くなっているので、そっちがおすすめ。

新品のSIMフリースマホ

FreetelのPriori3なら12800円。

もう少しスペックを上げたいならFreetelのMIYABIが19800円。

どちらもAndroid Lolipop5.1を搭載。日本のメーカーなので、何かトラブルがあった際、電話サポートが付くので本当におすすめです。

MVNOだと、LINEの年齢認証ができないのですが、回避する方法もあります。

格安SIMでLINEの年齢認証を回避する方法
格安SIMに移行したら、LINEの年齢認証ができなくてお困りの方は多いと思います。 LINEの年齢認証は、docomo・au・ソフトバンクなどの3大キャリアの契約内容を照会するシステムです。なので、3大キャリアで契約している方は、LINEの...