アメリカやハワイに入国する際に必要なESTAの申請方法について詳しく説明します。
2018年最新版の情報ですので、アメリカに渡航する方は、ぜひ参考にしてください。
ESTAとは
ESTAとは、2009年1月から始まった電子渡航認証システム (Electronic System for Travel Authorization:ESTA) です。
日本を含んだビザ免除プログラム対象国の渡航者は、アメリカにビザなしで90日以内の観光や商用で渡航することが可能ですが、渡航前にESTAを申請することが義務化されています。
アメリカ本土・ハワイに飛行機で渡航する場合、ESTAは必須ですが、グアム・サイパンに45日以内の滞在ならばESTAは不要です。
ESTAは公式サイトから申し込めば14ドル
ESTAは公式サイトから申し込めば14ドルです。
必ずアメリカ政府が運営している公式サイトから申し込んでくださいね。
ESTA申請代行サービスは利用しない
「ESTA」と検索したときに広告で表示されるサイトは、ESTA申請代行サービスです。ESTA公式サイトにそっくりなサイトもあり、かなり紛らわしいですね。
ESTA申請代行サービスだと60ドル〜70ドルと高額な費用を請求されるので、気をつけてくださいね。
ESTA申請代行サービスのトラブルとして、申請後に代行サービスと気づいても、キャンセルが一切できないという話をよく聞きます。また、お金を払ったけど、申請代行されないという話もあります。
そもそも、公式サイトを利用すれば、オンラインで個人が直接申請できますので、ESTA申請代行サービスを利用する必要はありませんからね。
ESTAを申請する方法
ESTAを申請する方法を紹介します。次の手順で行ってください。
- 「パスポート」「クレジットカード」「宿泊予定のホテルの連絡先」を用意する
- ESTA公式サイトへアクセス
- 日本語表示に変更
- 「個人による申請」をクリック
- セキュリティに関する通告が表示されるので、「確認&続行」をクリック
- 免責事項に同意
- 申請者情報を入力
- 渡航情報を入力
- 適格性についての質問
- あなたの申請内容の確認
- クレジットカードで支払い
- 申請完了してもメールは来ない
- 公式サイトで、申請内容を確認
1. 「パスポート」「クレジットカード」「宿泊予定のホテルの連絡先」を用意する
ESTAを申請する際は、事前に「パスポート」「クレジットカード」「宿泊予定のホテルの連絡先」を用意します。
2. ESTA公式サイトへアクセス
ESTA公式サイトへアクセスします。
3. 日本語表示に変更
英語表記になっている場合は、日本語表示に変更します。
4. 「個人による申請」をクリック
「個人による申請」をクリックします。
5. セキュリティに関する通告が表示されるので、「確認&続行」をクリック
セキュリティに関する通告が表示されるので、「確認&続行」をクリックします。
6. 免責事項に同意
免責事項に同意して、「次へ」をクリックします。
7. 申請者情報を入力
申請者情報を入力する前に、「旅券をアップロード」をクリックしてアップロードしてください。パスポートに記載された内容が反映されます。
反映されなかった部分については、以下の画像を参考に、全てローマ字で記載してください。
8. 渡航情報を入力
渡航情報を入力します。
- 「米国への渡航目的は、他国へ乗り継ぐためですか?」は、「はい」「いいえ」で回答します。
- 「米国内の連絡先情報」は、宿泊先のホテルの情報を記載します。
- 「米国内および米国以外の緊急連絡先情報」は、家族の情報を記載します。
9. 適格性についての質問
適格性についての質問に回答します。全部「いいえ」になるはずです。
- 申請内容に関する証明・・・チェックを入れます
- 第三者による代理申請の場合に限定・・・チェックを入れます
10. あなたの申請内容の確認
1件ずつ申請内容を確認して、「確認&続行」をクリックします。「申請内容確認済み」と表示されます。
パスポート番号、発行した国、姓、生年月日を入力して「次へ」をクリックしてください。
11. クレジットカードで支払い
「今すぐ支払う」をクリックします。
クレジットカードで支払うを選択します。
クレジットカード情報を入力して支払いを完了する
12. 申請完了してもメールは来ない
申請完了してもメールは来ないのでご注意くださいね。
13. 公式サイトで申請内容を確認
通常3日以内に申請が承認されます。承認されれば、公式サイトで申請内容を確認することが可能です。
「既存の申請内容を確認」をクリックしてください。
ESTAを取得する際の注意事項
ESTAを取得する際の注意事項についてです。
クレジットカードがない場合はどうするの?
- 友人のクレジットカードで決済してもらう
- 実店舗の旅行代理店で取得
友だちのクレジットカードで決済してもらう
友だちのクレジットカードで決済してもらうことが可能です。頼みやすい友だちに依頼しましょう。
実店舗の旅行代理店で取得
実店舗の旅行代理店で取得できます。
HISに電話して確認したところ、現金払いが可能とのことでした。手数料込みで5000〜6000円とのことです。
ESTAが不要なケース
日本からアメリカに渡航する場合でも、次の2つのケースに該当すれば、ESTAの申請は不要です。
- グアム、北マリアナ諸島へ45日以内の滞在するケース
- カナダ、メキシコから陸路で入国するケース
グアム、北マリアナ諸島へ45日以内の滞在するケース
グアム – 北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラムを利用するため、ESTAの申請は必要ありません。ただし、入国審査時にI-736およびI-94 (白色) の提出が求められますのでご注意ください。
カナダ、メキシコから陸路で入国するケース
カナダ、メキシコから、徒歩・鉄道・バスを使って陸路で入国するケースでも、ESTAの申請は不要です。入国審査時にI-94 (白色) と6ドルの手数料が必要です。
ESTAの有効期間
ESTAの有効期間は2年間です。その間にパスポートの有効期限が切れた場合、その時点でESTAは無効になるのでご注意ください。
パスポート更新をしたら、ESTAは無効になるので、再申請が必要になります。
ESTAは渡航するどのくらい前までに申請すればいいのか?
3日前までに申請すればOKと言われていますが、少し余裕を持っておいたほうがいいと思います。通常、申請した翌日に承認される模様です。
まとめ
以上、【2018年 最新版】ESTAの申請方法について紹介しました。
公式サイトから申請する場合、クレジットカードで14ドルを決済すれば、3日以内に申請が承認されます。
ESTA申請代行サービスは、60ドル〜70ドルと高いだけでなく、トラブルも多いようなので、絶対に利用しないことをオススメします。
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