書籍「いちばんやさしいGoogleビジネスプロフィールの教本」

Googleの検索結果に残ったキャッシュを削除する方法

SEO

Googleの検索結果にキャッシュが残ってしまい困ったことはありませんか?

  • Twitter、Facebook、NewsPicksなど、ログインしてページを削除したのに、検索結果のキャッシュに残っている
  • 2chや他人のサイトに誹謗中傷を書かれ、ページを削除してもらったにも関わらず、検索結果のキャッシュに残っている
ページを削除したのに、検索結果のキャッシュに残ってしまう

ページを削除したのに、検索結果のキャッシュに残ってしまう

このように、ページを削除したにも関わらず、検索結果にキャッシュが残ってしまうことがあります。

この場合、ページは削除されているので、検索結果に表示されたリンクをクリックしても、404が返ってくるため該当のページは表示されません。
でもね、検索結果のキャッシュをクリックすれば、中身が見れてしまうことがあります。またスニペットも表示されてしまうので、誹謗中傷などを書き込まれた場合には、一刻も早く検索結果から削除したいですよね。

今日のエントリーは、ページを削除したのに、Googleの検索結果に残ったキャッシュを削除する方法についてお話します。

なぜ、ページは削除されているのに、検索結果のキャッシュに残ってしまうのか?

ページを削除したにも関わらず、なぜ検索結果のキャッシュに残ってしまうのでしょうか?

理由は、サイトの変更とGoogleのインデックスに時差があるためです。

検索エンジンは、クローラと呼ばれるソフトウェアが、実際のURLにアクセスすることで、コンテンツを分析して理解し、検索エンジンのデータベースにインデックスしていきます。

サイトによって、クローラの訪問頻度は異なるため、サイトからコンテンツを削除したにも関わらず、検索エンジンにインデックスされて時差が生じることがあるのです。

何もしなくても検索結果から消えることもある

何もしなくても検索結果から消えることもあります。

どんな時かと言うと、ページを削除して、すぐにクローラのアクセスがあれば、検索結果のキャッシュは消えます。この場合、何もしなくても検索結果から消えます。

でもね、クローラは、いつサイトに訪問するかは分かりません。サイトの規模や環境によってクローラの訪問頻度はバラバラです。いつまで経ってもクローラが来ないこともあります。

すぐにでも、検索結果のキャッシュを削除したい場合はどうすればいいのでしょうか?

ページを削除したのに、検索結果に表示されるキャッシュを削除する方法

いよいよ、ページを削除したにも関わらず、Googleの検索結果に残ったキャッシュを削除する方法を紹介します。

ページを削除したのに検索結果にキャッシュが表示されている場合、「古いコンテンツの削除」を使ってリクエストします。リクエストには、Googleアカウントが必要です。

Google アカウントをお持ちで、該当のコンテンツが既に削除されている場合は、そのページを管理しているかどうかに関係なく、Google 検索結果からの削除をリクエストできます。その場合は、古いコンテンツの削除ツールを使用してください。

自身のサイトでホストしているページを Google から削除する

次の手順で進めてください。

  1. 「古いコンテンツの削除」へアクセスして、削除したいURLを入力して「削除をリクエスト」をクリック
  2. 「削除をリクエスト」をクリック
  3. 「ご送信ありがとうございました」と表示される
  4. 管理画面でステータスは「保留」となる
  5. 管理画面でステータスが「削除済み」となれば、検索結果で表示されなくなる

1. 「古いコンテンツの削除」へアクセスして、削除したいURLを入力して「削除をリクエスト」をクリック

古いコンテンツの削除」へアクセスして、削除したいURLを入力して「削除をリクエスト」をクリックしてください。

「古いコンテンツの削除」へアクセスして、削除したいURLを入力して「削除をリクエスト」をクリック

2. 「削除をリクエスト」をクリック

URLが分析されて、以下のような表示が出ます。

このコンテンツはご指定のウェブサイトで公開されていません。
このコンテンツは既に存在していないか、Google からブロックされていることを確認しました。
一時的な削除リクエストを送信できます。このサイトのウェブマスターには、この URL について、無効なページの削除リクエストが送信されたという通知が Google から届きます。

「削除をリクエスト」をクリック

「削除をリクエスト」をクリックしてください。

3. 「ご送信ありがとうございました」と表示される

「古いコンテンツの削除」のリクエストが完了すると、次のように表示されます。

削除リクエストをいただきました。リクエストのステータスはリクエストが処理されると更新されます。

「古いコンテンツの削除」のリクエストが完了

4. 管理画面でステータスは「保留」となる

リクエスト直後は、管理画面でステータスは「保留」となります。

リクエスト直後は、管理画面でステータスは「保留」

5. 管理画面でステータスが「削除済み」となれば、検索結果で表示されなくなる

管理画面でステータスが「削除済み」となれば、検索結果で表示されなくなります。
今回のケースでは、「古いコンテンツの削除」をリクエストしてから2日ほどで、検索結果のキャッシュは消えました。

管理画面でステータスが「削除済み」となれば、検索結果で表示されなくなる

さいごに

以上、Googleの検索結果に残ったキャッシュを削除する方法についてでした。

ページを削除したのに、検索結果のキャッシュに残ってしまったら、今回の記事を参考に「古いコンテンツの削除」をリクエストしてください。