書籍「いちばんやさしいGoogleビジネスプロフィールの教本」

毎月、クレジットカードで定額の継続課金をするなら、Squareを使うべし!

インターネットテクノロジービジネスモデル

毎月、お客さんから定額の支払いを受ける場合、Squareの自動継続課金を使えば、定額の継続課金ができることをご存知ですか?

毎月、①請求書を発行して、②クライアントに銀行振込してもらい、③入金確認するというのは、手間がかかりすぎます。

Squareのクレジットカードの継続課金を使えば、全て自動化されるので、クライアントも喜ぶし、無駄な経理の工数が削減されます。

毎月、クレジットカードで定額の継続課金をするなら、Squareを使うことをオススメします。

Squareの自動継続課金とは?

Squareの自動継続課金とは、毎月、定額の「顧問料」や「月謝」「コンサル料金」などを自動で継続課金できるシステムです。

Squareの自動継続課金の特徴は、一度設定してしまえば、毎月の請求書の発行から入金まで、完全に自動化されることです。

Squareの自動継続課金を利用するには、Squareの「カード保存機能」と「請求書の定期送信機能」を組み合わせて使えばOKです。

具体的には、Squareの管理画面でクライアントのクレジットカード情報を顧客リストに追加し、「請求書の定期送信機能」の請求書を発行すれば、自動で継続課金を始めることができるのです。

Squareの自動継続課金を利用する流れ

Squareの自動継続課金を利用する流れは次のようになります。

店舗側が請求書を発行してしまえば、それ移行は全て自動化されます。

  1. 店舗側が請求書を発行
  2. クライアントは、請求書を元にオンラインでクレジットカードを使って決済する
  3. 店舗側に、クライアントのクレジットカード情報が来るので、カード情報を登録し、定期請求書をクライアントに発行
  4. 定期請求書を発行すると、自動継続課金が始まる
  5. 毎月、指定した日にクライアントのクレジットカードで決済され、決済完了通知がクライアントと店舗へ自動でメール送信される

Squareで定期課金を受けるメリット

Squareで定期課金を受けるメリットを紹介します。

  • 自動化できるので経理の工数が軽減できる
  • 決済手数料が安い
  • 導入費用・月額費用は不要

自動化できるので経理の工数が軽減できる

Squareを利用すれば、自動化できるので経理の工数が軽減できます。

クレジットカード決済の自動化だけでなく、クライアントと店舗へ決済完了通知も自動化されます。

決済手数料が安い

Squareで定期課金する際の決済手数料は、3.75%と安いです。他の同じようなサービスだと5〜6%くらいの手数料が取られます。

でも、対面でSquareリーダーで決済する場合は3.25%なので、0.5%高くなることにご注意ください。同じ3.25%にして欲しいと思うのは僕だけではないはず。Squareの場合、オフラインの対面決済だと3.25%、ネットでの決済や定期課金だと3.75%と、決済手数料がオフラインとオンラインで異なります。

導入費用・月額費用は不要

Squareの継続課金は導入費用・月額費用が不要です。

他の継続課金のサービスでは、導入費用や月額費用がかかるところがほとんどです。Squareは、決済金額の3.75%の手数料のみで利用できすので、フリーランスのような小規模なビジネスを展開している方にもオススメです。

引き落としができない場合と対処方法

引き落としができない場合と対処方法についてお話しします。

次のような場合は引き落としができません。店舗側には決済ができなかったというメールが自動で送信され、クライアントには再度お支払いを依頼する「定期送信請求書」が自動で送信されます。

  • クライアント側でクレジットカード限度額を超えた場合
  • 登録しているクレジットカードの有効期限が切れた場合

クライアント側でクレジットカード限度額を超えた場合の対処方法

クレジットカードの限度額を超えてしまった場合、クライアントには再度お支払いを依頼する「定期送信請求書」が自動で送信されます。クライアントは、別のクレジットカードで決済することが可能です。別のクレジットカードで決済をした場合、カード情報が管理画面の顧客リストに追加されます。今後、どちらのクレジットカードで決済した方がいいのか、クライアントに確認します。

また、別のクレジットカードを持っていないクライアントの場合、銀行振込で入金してもらうことになるので、別途メールにて振込先の口座を連絡してください。

登録しているクレジットカードの有効期限が切れた場合の対処方法

クライアント側でクレジットカード限度額を超えた場合の対処方法と同様に、クライアントには再度お支払いを依頼する「定期送信請求書」が自動で送信されます。

有効期限の延長された新しいクレジットカードで決済してもらってください。クライアントが決済すると、カード情報が顧客リストに追加されますので、管理画面の顧客リストを開いて、定期請求書のクレジットカード情報を新しいクレジットカードの情報に変更します。

回数券を販売している業種は、Squareの自動継続課金に制約あり

回数券を販売している業種は、Squareの自動継続課金に制約があります。次のような業種で回数券を販売している方は、Squareの自動継続課金に制約があるのでご注意ください。

  • エステサロン
  • 英会話レッスン

例えば、エステサロンで6ヶ月間有効な10回分の回数券を10万円で発売している場合には、自動継続課金が制限されます。回数券というのがポイントで、1万円で毎月2回の施術を受けられるサービスを提供しているエステサロンならば、1年間でも2年間でも何の制約もなく自動継続課金ができます。

どんな制限があるのか?

「1つのサービスの金額」「サービスの利用期間」に応じて、自動継続課金ができる場合とできない場合があります。

回数券を販売している業種は、Squareの自動継続課金に制約あり

  • 1つのサービスにおける価格が5万円以下、回数券の期間が1年以内 → 自動継続課金はOK
  • 1つのサービスにおける価格が5万円以下、回数券の期間が1年以上 → 自動継続課金はNG
  • 1つのサービスにおける価格が5万円以上、回数券の期間が1ヶ月以内 → 自動継続課金はOK
  • 1つのサービスにおける価格が5万円以上、回数券の期間が1ヶ月以上 → 自動継続課金はNG

さいごに

クレジットカードで定期課金や継続課金をするならば、Squareを使うことをオススメします。請求から入金まで完全に自動化できるので、経理の工数が削減できます。特にフリーランスの方にはオススメです。

Squareでクレジットカードの継続課金を設定する方法!
先日のエントリーで、クレジットカードで定額の継続課金をするのに便利なSquareを紹介しました。 一度Squareで定額の継続課金を設定してしまえば、その後ずっと継続課金が自動化できるので、学習塾の月謝、税理士事務所の顧問料、ウェブ制作会社...
【Square】定期請求書や自動継続課金の消費税を8%から10%に変更する方法
Squareで定期請求書や自動継続課金を利用している場合、2019年10月以降、1件ずつ手動で消費税を10%に変更しなければなりません。 定期請求書の編集画面から消費税を10%に変更しようとしても、変更することができないので、10%に変更す...

もし、件数が多くてSquareへ決済手数料を支払うのがもったいないという方は、「ゆうちょ銀行の自動払込み」を利用してください。ただし、自動化できるわけではないので、かなり面倒くさいです。僕も以前使っていましたが、今は面倒なので使っていません。興味のある方は、以前のエントリーに詳しく書きましたので、よかったら読んで下さい。

毎月、定額の支払いを受ける効率的なやり方!
ウェブ制作会社だと毎月の管理費、弁護士事務所では顧問料、学習塾の月謝など、毎月定額の支払いを受けるケースってありますよね? 請求書の発行から入金の確認まで、一連の経理の作業ってしんどくないですか? こんな手続きを行ってる会社は多いと思います...