今後のガラケーはどうなる?

ついにiモード携帯の出荷が終了します。

NTTドコモが「iモード」ガラケーの出荷、年内で打ち切り 1999年にデビューし一世を風靡

NTTドコモは2日、「iモード」ベースの従来型携帯電話(ガラケー)を年内いっぱいをめどに出荷を終了し、在庫販売だけにとどめると発表した。iモードのサービス自体は当面継続するという。

ドコモが販売中のガラケーは、独自のネット接続方式によるiモード方式の機種と、スマートフォンと同じ高速通信による「spモード」方式の2種類がある。このうちiモード方式は、携帯端末でのインターネット接続が普及する前の1999年の年初にドコモが独自に開発して提供。スマホ時代を迎えるまで一世を風靡した。

iモードは携帯電話でネット接続やメールのやり取りができる通信サービスで、9月末時点の契約数は1742万件ある。

iモードの役割は終わった

iモード

iモードの役割は終わりました。なにせ1999年に登場して17年間経ちますからね。

ガラケーの狭い画面でネットをよくやってたなという感じがします。

iモードでは様々なコンテンツが販売されました。日本において、iモードでのコンテンツ課金が定着する土壌を作ったのはドコモですからね。

どんな戦略でiモードが成功したのか、川上量生氏の「鈴木さんにも分かるネットの未来」が的確なので引用します。

携帯コンテンツの市場を最初に開拓したのはドコモのi-modeですが、コンテンツの値段を下げるためにドコモが最初に採った重要な戦略は月額課金方式の導入です。i-modeを成功させるためにコンテンツの単価を下げたかったドコモはコンテンツの利用ごとに料金を支払う都度課金方式を採用せずに月額課金方式一本にしました。月額課金方式にするとユーザーから継続的に売上を得ることができるため、コンテンツホルダーにとっては長期的には非常に有利な方式ですから都度課金方式よりもビジネスを成功させられるコンテンツホルダーが増え、コンテンツの価格も安く設定できます。また、ドコモは月額課金の上限を300円に設定したことも大きなポイントです。さらにドコモはコンテンツホルダーが上限の300円よりもさらに価格を安く設定するように会員数によるランキングを導入しました。コンテンツはジャンルごとにランキングにしたがってユーザに表示されます。ユーザは最初のほうに表示されたコンテンツを購入しやすいという強い性質がありましたから、コンテンツホルダーは競って、自社のコンテンツの会員数を増やしてランキングの順位をひとつでもあげようとしました。そのためにコンテンツに価格をさげて会員数を増やすほうを優先するコンテンツホルダーが続出したのです。

iモードを契約している1742万人ってどんな人?

今だにiモードの契約数が1742万件もあるって、正直驚きですよね?

この中には、法人契約も含まれているはずですが、今だにガラケーでネットやる高齢者を電車で見ることもあるから、一般ユーザの契約もまだまだあるはず。

ガラケー全盛期

iモードが1999年に登場して以来、様々な会社がiモードへコンテンツを提供することになりました。

当時のガラケーの画面サイズは、めちゃ小さいかったけれど、ニュースコンテンツを見ていました。

狭い画面にコンテンツ咲き誇る ケータイ黄金時代

なぜドコモはiモード携帯の出荷をやめるのか?

理由は2つあります。

  • 値上げしたい
  • ガラケーのセキュリティー

値上げしたい

今回のiモード携帯の出荷終了は、実質的な値上げになるはず。

iモード携帯出荷終了で1700万人超の契約者はどうなる

Q iモード携帯電話からスマホやアンドロイドのガラケーに変更すると料金はどうなる

A iモード携帯だと毎月の料金は1606円から。ドコモのスマホの場合は、定額通話とデータ通信量2ギガ(ギガは10億)バイトの組み合わせで4980円からに料金が跳ね上がる。

ガラケーのセキュリティは?

ほとんどのガラケーでは、SHA-2のSSLサーバー証明書に非対応です。

携帯3社、SSL証明書の更新で影響を受ける機種を案内

携帯各社では、WebサーバーのSSL証明書がこれまでの「SHA-1」から「SHA-2」に切り替わることで、Webブラウジングに影響が出る可能性がある、と案内。対象となる機種はフィーチャーフォンで、それも3年以上前に発売されたものが主。

ガラケーでネットを見る人の多くは、セキュリティに疎い高齢者なはず。ネットのセキュリティという概念がそもそもないから、使い続けるのは非常に危険だよね。

スマホ全盛の今の時代に、ガラケーをより高度なセキュリティに対応するコストをドコモが負担するなら、iモード携帯の出荷を取りやめた方が手っ取り早く利益が出せます。

iモード携帯からスマホへ機種変更してもらった方が、ドコモの開発リソースをスマホに投入できるということもあると思います。

セキュリティに関してはドコモも現状は十分に把握しているはずで、iモード携帯の出荷をやめる要因の一つにもなっているはず。

今後のガラケーは通話専用にすべし

つい先日、ドコモからガラケー向けに、月額1200円という「かけ放題ライト」の新料金プランが登場しました。

ドコモ、ガラケーの通話し放題プランを月1200円料金からに 従来より千円安く

NTTドコモは19日、従来型携帯電話の“ガラケー”が月額1200円(税別)で通話し放題となる新たな料金プランを発表した。これまでのプランより千円安く設定した。ガラケーは一部で人気が根強いため、顧客のつなぎ留め策を充実させる。成長が続く格安スマートフォンに対抗する狙いもある。21日から提供する。

今後のガラケーは、通話専用の端末にするべきです。ネットをガラケーで見るというのは、画面が小さいからユーザにとって不便だし、サービス提供者からすれば、セキュリティ的にNGでしょ。

ガラケー2台持ちがオススメ

高齢者には、ガラケーとタブレットの2台持ちをオススメしています。ガラケーとiPad miniとかね。

多くの高齢者にとって通話はガラケーで慣れています。で、高齢者がネットを見る場合、スマホの画面じゃ小さいので、タブレットの方が使い勝手いいと思います。

ドコモは、ガラホ・らくらくホンのような、使い勝手の悪い機種を高齢者に薦めるのではなく、ガラケーとタブレットの2台持ちを推奨すればいいのに。

とはいっても、スマホ1台契約させた方が、ドコモにとっては利益が大きいから、ドコモが2台持ちを推奨することは絶対にないけどね。

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