昨日LINE@カレッジのセミナーに行ってきました。
2時間のセミナーでした。話を聞いていた感じたことは、飲食店や美容院などの実店舗を持ったビジネスを展開しているのなら、LINE@は必須ということです。
特に顧客層が、若年層や20代女性ならば、導入しない理由はないですからね。
セミナーの参加要件はLINE@を使っている企業・店舗となっています。定期的に開催しているので、興味のある方は是非参加してみてください。
LINE@カレッジのセミナーは4種類あって、今回は「2.アピール編」に出席しました。
- スタートアップ編 (初期設定 )
- アピール編(告知準備、友だち登録)
- アプローチ編 (メッセージ送信、タイムライン他 )
- LINE ショップカード作成編(ワークショップ)
それではレポートを兼ねて、LINE@をどう活用するか話をしますね。
LINE@をビジネスに活用
LINEの国内利用者は6800万人を超えてますし、アクティブ率だって70.8%です。このプラットフォームは魅力的ですよね?
スマホの契約台数は7200万台、読売新聞の購読者数が1000万人という数字と比較すると、日本でのLINEの強さが分かります。
LINE@はLINEのプラットフォームを活用してビジネスに利用できるので、飲食店などの店舗型ビジネスではLINE@の成功事例が結構たくさんありますよ。
LINE@の料金プラン
基本無料で使えます。
プランの種類を持て見ると、今までは無料プランと有料プランの2種類ありましたが、7月から「フリー」「ベーシック」「プロ」の3つの料金プランに変更になります。
- フリー 月額0円
- ベーシック 月額5,400円(税込)
- プロ 月額21,600円(税込)
「友だちの属性表示」「セグメント配信」は効果大
「プロ」プランの月額が高いのは、「友だちの属性表示」「セグメント配信」ができるため。
「友だちの属性表示」では男女や年齢が分かります。「セグメント配信」は友だちの属性の応じてメッセージを配信することが可能になります。これはめちゃ便利。例えば、レディースデイのクーポンを女性だけに配信することが可能になります。
LINE@活用の4ステップ
LINE@を活用するなら、お客さんに友だち追加をしてもらうことが前提となります。
そうじゃないと、LINE@は全く活用できません。言うまでもありませんが、友だち追加をしたユーザーに対して、LINE@を使ってアプローチをすることになるためです。
以下の4ステップは無料プラン・有料プランのどちらでも同じように可能です。
- 初期設定
- 友だちを集める
- ユーザーにアプローチ
- 店舗へ集客したらリピーターを増やす
1. 初期設定
最低限必要な設定は必ずやりましょう。飲食店ならアクセス、基本情報、LINE Outの設定は絶対に必要です。
- プロフィール写真、ステータスメッセージ
- 自動応答メッセージ
- アカウント紹介(店舗の写真やプロフィール紹介文を作成)
- アクセス(店舗の住所を入力)
- 基本情報(営業時間、電話番号等)
- メニュー/アイテム(飲食店なら必須)
- LINE Out(ユーザーが無料で店舗に電話できるので、ユーザーの利便性が上がる)
2. 友だちを集める
LINE@の特徴として、他のツールよりも友だちを集めやすいというのがあります。
理由は2つあって、
- LINEユーザーを使っている人は多いので、ユーザーの友だち追加への心理的なハードルが低い
- 友だち追加の作業が簡単
友だち追加の作業が簡単というのが、飲食店ではとてつもないメリットになります。
昔からよくあるサービスで、メルマガ会員になると、割引チケットをメールで配信するというようなものがあります。こういうサービスって、お客さんが空メールを送って、届いたメールに個人情報を入力して会員登録するのですが、お客さんの手間がハンパない。なので、途中で離脱しまくります。携帯でPCからのメールを拒否設定になってるともう最悪で、メールが届かなくて、お客さん怒り出します・・
これがLINE@だと、QRコードを読んで友だち追加するだけですからね。
店舗スタッフのオペレーションに組み込んでも、大した手間になりません。こういうの重要だよね。メルマガ会員登録だと、メールが届かないなどのトラブルがあると、スタッフはつきっきりになってしまいますからね。
LINEの黄金方程式
気づく率とは、いかに露出を上げて、お客さんにLINE@に気づいてもらうということです。
- 友だち数 = 客数 × 気づく率 × なりたいと思う率
配信内容が同じならば、来店数や客単価はほとんど変動しないので、売上予測は立てやすいです。
気づく率を上げるには、オフライン(店舗)とオンライン(ウェブ)の両側から攻める必要があります。
オフライン(店舗)
飲食店だと、卓上POPは非常に効果的です。
- ポスター、卓上POP、声掛け等
友だち登録時に200円分のクーポンを配信などのキャンペーンを卓上POPを置いておけば、お客さんが勝手に友達登録してくれますから、スタッフの手間もかかりません。
オンライン(ウェブ)
ウェブでも周知していきましょう。
- 自社サイト、SNS等
3. ユーザーにアプローチ
一定数の友だちが集まったら、定期的にクーポンを配信していくのですが、ブロックされないように気をつけましょう。
友だち登録時の割引クーポンをもらったら、即ブロックというのはよくありますからね。
わたくしも、無料スタンプをゲットしたらよくやります・・
即ブロックしなくなるようなメリット(LINE@に登録していると、普段受けられないサービスを受けられますよ的な)を考えないとダメですよ。
4. 店舗へ集客したらリピータを増やす
リピーターを増やすための施策も考えないといけません。
実際にリピーターを増やす場合、LINE@以外の施策も絡めてやっていくので、ここでは具体的なことは書きませんが、LINE@のツールだけに絞ると、LINEショップカードは有効です。
LINEショップカード
LINEショップカードとは、紙のポイントカードではなく、LINEのアプリ上のポイントカードを発行できます。
一つ大事なことを話すと、ポイントの有効期限を短く区切って、特典ゲットのポイント数を少なくすると、リピートしやすくなりますよ。
例えば、1ヶ月、3ポイントで200円割引クーポンを獲得とかね。
リッチメッセージを使う
これは、有料プラン(ベーシック・プロ)で使える機能です。無料プラン(フリー)では使えないのでご注意下さい。
配信する際に、テキストと画像を1つの吹き出しにまとめて配信できます。ユーザーへの視覚へ訴求効果があります。
プレミアムID
プレミアムIDは追加料金を払うと、文字列を好きなものにできるというものです。
例: @ischool_shonan
※プレミアムIDとは
検索結果に反映されるということになっていますが、プレミアムIDにしなくても店舗名は検索に反映されます。なので、こだわりがあるという方じゃなければ、正直追加料金を払ってまで取得する意味は無いです。
LINE@はプッシュ型のツール
LINE@はプッシュ型のツールです。
飲食店や美容院など若年層や女性の顧客が多い店舗では、うまく活用すれば、来店率やリピート率は絶対に上がります。
導入していない方は早く導入することをおすすめします。
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