熊本地震の安否確認や連絡手段のまとめ

熊本の震災、心よりお見舞い申し上げます。
まだ余震が続いているので、くれぐれもお気をつけ下さい。

災害時の家族や友人との連絡方法について、思うところを書きます。

LINEが、LINE outを無料開放しましたが、かなり叩かれています。悪意を持っていたわけじゃないはずなのにね。そもそもLINE outとLINEの違いが分からない人も多いと思うので説明すると、LINE outは音声通話に相互接続するサービスで、一般電話や携帯電話にかけることができます。LINEの通話は、お互いパケット通信で通話するので、根本的な仕組みが異なります。

なので、LINE outをみんなが同時に使うと音声回線がパンクしちゃうのです。

LINEは最初からLINE通話を推奨すればよかったのに。日本のユーザー6800万人だもん。

安否確認の方法

以下のサービスで安否情報を確認できます。家族や親しい友人だけでなく、遠くに住んでる親戚など、電話番号・名前が分かっていれば安否を確認できます。

Google「パーソンファインダー」

家族・友人の安否情報を検索できるサービスをGoogleが始めました。URLは登録しておいたほうがいいです。

Google パーソンファインダー

NTTや携帯各社が提供するweb171より全然使いやすいです。

災害用伝言板 web171

NTTが提供するサービスで、災害用の伝言板です。利用者の電話番号を入力すれば、安否確認メッセージのやり取りができます。

ネットサービスなので、パケット通信を利用するため、ネット環境さえあれば安否確認ができます。被災地でのネット環境の確保は、「00000JAPAN」の無線LANを使うといいです。詳細は後ろに書いておきます。

携帯キャリアを問わず、固定電話番号でも携帯電話番号でも安否情報を登録可能です。MVNOでも利用可能。

メッセージの登録方法

災害用伝言板(web171)から登録します。

メッセージの確認方法

災害用伝言板(web171)で確認します。

なお、メッセージの確認だけなら、以下のサービスでも利用可能。

使いにくい携帯キャリアのメッセージ登録方法

災害用伝言板への登録・確認には、災害用伝言板(web171)を利用してください。
メッセージの登録方法は、携帯キャリアがそれぞれ独自の仕様になってるので、はっきり言ってめっちゃくちゃ使いにくい。各社バラバラだもん。一応使い方を書いておきます。

Google「パーソンファインダー」の方が使いやすそうだけど、両方のサービスを頭に入れておいた方がいいですよ。災害時には何が起こるかわからないですからね。

伝言ダイヤル(171)

NTTの災害伝言ダイヤルです。

大規模災害時には、被災地の電話は繋がらなくなりますが、伝言ダイヤル(171)を利用すると、被災地以外の通話が空いている地域の伝言ダイヤルセンターに接続されるので、被災地からの音声メッセージの録音や再生ができます。

一般電話や公衆電話を利用することをオススメします。携帯電話からの発信だと、基地局に制限がかかっていると繋がらないからね。

ちなみに停電だと一般電話も使えませんが、電気の不要な黒電話なら停電時も使えます。

災害時の連絡方法

こういう事態に備えて、家族や友人との連絡方法を構築しておきましょう。

スマホの通信の仕組みは、音声通話とパケット通信に分かれています。後ほど詳しく書きますが、音声通話は繋がらなくなるので、パケット通信のサービスを利用するようにしましょう。

SNS

「Twitter」と「Apple メッセージ」以外は、音声をパケット通信で送信できます。携帯電話の音声通話と比べて繋がりやすいです。

Twitterならば、災害用伝言板のように使うことが可能。それ以外のSNSでは、個人間でのやり取りができます。

  • Twitter
  • Facebook Messenger
  • LINE
  • Googleハングアウト
  • SKYPE
  • WhatsApp Messenger
  • Apple FaceTime
  • Apple メッセージ

繋がらない携帯電話

東日本大震災の時もそうでしたが、大規模災害時は携帯電話が繋がらなくなります。特に音声通話は最悪で全然繋がりません。比較的パケット通信の方が繋がります。

なぜこんなことが起きるのかというと、音声通話とパケット通信の仕組みが異なるためです。

音声通話

音声通話の仕組みを説明すると、電話をかけると、近くの無線基地局のアンテナが応答します。通話する相手も携帯電話なら、相手の最寄りの無線基地局が相手を呼び出します。ここで電話が繋がると、1つの回線を通話中ずっと占有することになります。これが原因なのです。

音声通話の回線数は、無線基地局ごと数が決まっているので、災害時に警察、消防、役所の通話を優先するため、繋がりにくくなります。。要は回線がパンクしてしまうのです。

パケット通信

パケット通信という名の通り、端末からのデータを小分けにして伝送します。利用する人数が増えても、並列でデータを送信できるので、比較的繋がりやすいです。

Skype、Hangout、Lineなどが災害時に繋がりやすいのは、音声データをパケット通信で行うため、音声通話のように基地局を占有しないからなのです。

自社インフラを無償提供しているサービス

Airbnb

被災者に無料で宿泊先を提供しています。素晴らしい。
Airbnbが緊急宿泊場所として、被災者に対して部屋を無償提供するホストを募集していて、これに応じるホストが66件(2016年4月16日10時)あります。部屋を提供するホストも素晴らしいです。

緊急宿泊場所

00000JAPAN

00000JAPAN

大規模災害が発生した時に、無料で利用できる無線LANネットワークです。
ネットワーク名(SSID)「00000JAPAN」を選択すれば、近くのエリアのWi-Fiが無料で使えます。

docomo、au、ソフトバンクが提供する公衆無線LANサービスも開放しているようです。
コンビニのWi-Fiスポットも開放しています。

災害に備える

いつ災害が起きてもいいように、家族や友人との連絡方法を、日頃から確認しておいたほうがいいですよ。

特に、高齢者の家族がいる家庭では、災害時に備えて連絡手段の確認をした方がいいですよ。

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