iOS9.0.1のマイナーアップデートが出ましたね。
先日こんなエントリーを書いたらアクセスが多かったので、より詳細な方法を記載します。
iOS9がインストールできるデバイスは、古いものだとiPhone4sやiPad miniも対象機種に入っていますが、これらの機種でアップデートするとかなり動作にストレスがかかります。
iPhone6sに機種変更すれば解決しますが、古いiPhoneも自宅のWiFiで使いたいってこともあると思います。その場合、最新のiOS9の必要はないので、iOS8.4.1へダウングレードして快適に使うという選択肢もありますよね。
iOS8.4.1をダウンロード
以下のリンクからインストールファイルをApple Developer Programかダウンロードします。
9/28時点ではダウンロード可能ですが、いつリンクが切れてダウンロードできなくなるかわかりませんので、ダウングレードしたい方はお早めに。
IEでダウンロードすると、ファイルが「zipファイル」になるので、「.zip」から「.ipsw」に手動で変更します。ChromeやSafariなら大丈夫です。
Apple Developer Programからダウンロードできませんので、IPSW Downloadsからダウンロードします。
ファームウェアのダウンロードページから、お使いの端末を選択して、ファームウェアをダウンロードします。
iPhone
- iPhone6
- iPhone6 Plus
- iPhone5s(A1457/A1518/A1528/A1530)
- iPhone5s(A1453/A1533)
- iPhone5c(A1507/A1516/A1526/A1529)
- iPhone5c(A1456/A1532)
- iPhone5(A1429/A1442)
- iPhone5(A1428)
- iPhone4s
iPad
- iPad Air2(Cellular)
- iPad Air2(Wi-Fi)
- iPad Air(Cellular)
- iPad Air(Wi-Fi)
- iPad4(Global)
- iPad4(GSM)
- iPad4(Wi-Fi)
- iPad3(GSM)
- iPad3(CDMA)
- iPad2(WiFi Mid 2012)
- iPad3(Wi-Fi)
- iPad2(GSM)
- iPad2(CDMA)
- iPad2(Wi-Fi)
iPad mini
- iPad mini3(Cellular)
- iPad mini3(China)
- iPad mini3(Wi-Fi)
- iPad mini2(Cellular)
- iPad mini2(China)
- iPad mini2(Wi-Fi)
- iPad mini(Global)
- iPad mini(GSM)
- iPad mini(Wi-Fi)
iPod touch
- iPod touch6
- iPod touch5
iOS8.4.1へ復元して戻す
iOSのダウングレードする際、アップルの認証が必要で、認証が通らないとダウングレードできません。認証が通るのは、新しいiOSが配信されてから本当にわずかな期間です。
2015年9月28日時点でiOS 8.4.1の認証は通るのですが、いつ通らなくなってもおかしくないのでご注意下さいね。
iPhoneを探すをオフにする
「iPhoneを探す」をオフにします。これにはiCloudへログインしているApple IDのパスワードが必要です。
この機能がないと、盗難や拾ったiPhoneで、第三者が勝手に初期化することができるので、このような手続きが必要になったのです。
Apple IDのパスワードを忘れたら?
ちなみに、Apple StoreやdocomoショップなどでiPhoneを購入したけど、Apple IDのパスワードがわからなくなってしまったということもあると思います。
Apple IDを登録した際の「秘密の質問」の答えがわかれば、すぐにパスワードが発行されます。
それもわからない場合、購入した店舗で「購入証明書」を発行してもらえば、Appleサポートでパスワードのリセットをしてくれます。
iOS8.4.1へ復元
PCに繋いでiTunesを起動します。
MacならOptionキー(WindowsならShiftキー)を押しながら「iPadを復元」(「iPhoneを復元」)をクリックし、事前にダウンロードしたiOS8.4.1のファームウェアを選択します。
復元を押すとiOS8へ戻ります。
注意点
iOSの復元になるので、データは全部消えます。必ずバックアップを取ってからにして下さい。
iOS9のバックアップは、iOS8.4.1では使えませんので、iOS8.4.1のバックアップ or それ以前のバックアップが必要です。
また、復元に失敗することもあります。この場合、iOS9のバックアップがあれば元に戻ります。現在の状態のバックアップはiTunesでとっておくといいです。
セキュリティの問題もあり、Appleはダウングレードを推奨していません。ダウングレードは自己責任となります。
エラーがでたら
復元時にエラーが出ることがあります。SHSH認証エラー以外のエラーなら、「DFUモード」で復元をすればうまくいきます。
「DFUモード」復元
- ホームボタンとスリープボタンを10秒間同時に押し続けます
- スリープボタンのみ離して、ホームボタンはそのまま15秒程押し続けます
- iTunes側で「復元が必要なデバイス」として認識されれば、DFUモードで復元可能です
iOS8へダウングレードが完了
ダウングレードが完了すれば、自動的に再起動します。iOS8.4.1へ復元が完了します。
今後のiOS9のアップデート
iOS9リリース後、すぐにマイナーアップデートがあったので現在iOS9.0.1です。
わたくしはiPhone6とiPad Airで使ってますが、iOS8のように軽くないです・・
これからアップデートが進めば、iOS9の動作も軽くなっていくはずです。それまでの期間、iOS8へダウングレードして使うのもありです。
iOS8のリリース直後も、OSの動作はかなり重かったですが、だんだん改善されていきましたからね。
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