「LINE MUSIC」「AWA」「Apple Music」と、定額制音楽配信サービスが出揃いました。どのサービスも無料で体験することができるので、早速試している方も多いと思います。
この3つの中では「Apple Music」が抜群に使いやすいですね。
早すぎた定額制音楽配信サービス「Spotify」
2011年にアメリカでサービスの提供が発表された時は、衝撃を受けました。
インターネットラジオは当時から普及していましたが、
このサービスは、2種類の月額制と広告付きの無料のものがあり、ユーザーは1500万を超える楽曲をクラウド経由で聴いたり、スマートフォンに保存したりすることができるということで、テクノロジーの進化に驚いたものです。
何故か日本でサービスの提供がない「Spotify」
それから4年経過した現在は、特に目新しいテクノロジーでもなく、何故日本でサービスが開始されないのか謎です。
著作権での折り合いがつかないためサービスが開始されないと思っていましたが、他社はサービスインしていますからね。
大手レーベルは、Spotifyの無料プランの存在があるため、首を縦に振らないと言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか?
すっかりコモディティー
技術は陳腐化してしまいました。Amazonがいつ参入してもおかしくない状況ですね。
日本でのサービス
- 「LINE MUSIC」
- 「AWA」
- 「Apple Music」
アメリカでのサービス
- 「Spotify」
- 「Apple Music」
- 「Google Play ミュージック」
ソニーと連携した「Spotify」
2015年3月30日、ソニーとの提携によりPlayStation Musicを世界41カ国で開始、これによりソニー・コンピュータエンタテインメント製のゲーム機プレイステーション3及びプレイステーション4で視聴可能になりました。
SONYは「Music Unlimited」を捨てて、「Spotify」と組みましたが、吉と出るのか?
クラウドベースの定額制音楽配信サービス「Music Unlimited」は2015年3月30日午前10時をもって終了いたしました。2012年7月のサービス開始以来、本サービスをご利用いただき誠にありがとうございました。
「Spotify」を日本で試すには!!!
iPhone用「Spotify」アプリは日本のApp Storeからは入手できません。
アメリカ版AppStoreで提供されています。これをダウンロードして日本にいながら「Spotify」を試してみましょう。
「Spotify」をダウンロードする方法
先日、AppStoreからFlickr公式アプリをiPhone/iPadにインストールする方法を書きました。
やり方は、「Flickr」を「Spotify」に置き換えればOKです。
日本のApp Storeからは入手できないので、アメリカのiTunesからダウンロードします。
また、日本のアカウントではダウンロードできないので、アメリカ版 Apple IDを作成する必要があります。
流れを説明すると、
アメリカ版 Apple IDを作成 → PCより、アメリカ版AppStoreから「Spotify」をダウンロード → PCとiPhoneを繋いでインストール
詳しいやり方はこちらの記事に詳しく書きました。
海外のApp Storeからアプリをダウンロードする際の注意点!
新サービス、Spotify Running
ランニング中に音楽を聴くための新機能「Spotify Running」で、最大の特徴はランナーの走るペースに合わせ、最適なテンポの曲を選んで流してくれるという点です。
ランニングペースはスマートフォンのセンサーで計測したものが使われます。
戦国時代を迎えた定額制音楽配信サービス
無料プランがある「Spotify」が日本のマーケットに参入すれば、「LINE MUSIC」「AWA」「Apple Music」の先行者のサービスや価格も変わってくるので、期待しています。
早く日本でもサービスを提供して欲しいですね。
ナレッジ